【ハリスが勝てない、これだけのワケ】『民主党内を支配する恐怖心、自己保身』
2024/7/25
(注:アメリカ大統領選:勝敗を分ける「激戦8州」はここだ。最重要はフロリダ州、大勢はいつ判明? | Business Insider Japan &wikipedeia の要約)
争うのは「総得票数」ではなく「選挙人の獲得数」
選挙人の数は全米50州とワシントンD.Cで538人。このうちの過半数(270人)をおさえた候補者が大統領になる
「レッドステート」「ブルーステート」「スイングステート」について知っておこう
共和党を支持する傾向の州(レッドステート、赤い州)は南部や西部の内陸部に多く、農業や畜産に従事し、政治的にも宗教的にも保守的な傾向の人々が多いとされる。代表的なのはジョージア州やルイジアナ州、オクラホマ州、テキサス州などだ。
一方で、民主党を支持する傾向の州(ブルーステート、青い州)は北東部や西海岸などの都市部に多く、政治的にも宗教的にもリベラルな傾向の人々、黒人や移民などのマイノリティの人々などが多いとされている。ニューヨーク州やマサチューセッツ州、カリフォルニア州など代表的だ。
一方で、全米各州の中には「スイングステート」と呼ばれる州がある。大統領選のたびに、民主党・共和党が接戦を繰り広げる激戦州だ。両候補とも150億円以上もの広告費を投じており、この「スイングステート」の行方が大統領選の結果を大きく左右すると見られている
激戦州の中で「最重要」と位置づけられているのが、南部のフロリダ州だ
アメリカの選挙では、有権者のエスニシティと年齢層が選挙の趨勢に大きな影響を与える。
ニューヨーク・タイムズとシエナ大学の世論調査によると、フロリダの有権者のうち白人が60%、中南米などからの移民などヒスパニック系が20%を占める。年齢層では45歳〜64歳が33%、65歳以上が32%だ。
(ウィキペデイア)2020年アメリカ合衆国大統領選挙では、FOXニュースはHot Racesとして以下の州を挙げた
ラストベルト3州(ウィスコンシン州・ミシガン州・ペンシルベニア州)
フロリダに続いて注目すべきなのがウィスコンシン州・ミシガン州・ペンシルベニア州など「五大湖」周辺の州だ。
この地域はミシガン州のデトロイトに代表されるように、かつては自動車産業などの工業地帯として繁栄していた。企業の労働組合が力を持ち、伝統的には民主党の支持基盤だった
【参考】
【トランプ勝利による日本への影響】『岸田政権・外務省の焦り』
2024/07/24