AFPBB
「力みなぎっている」 トランプ氏選挙活動再開
【10月13日 AFP】大統領選の選挙戦を闘うさなか、新型コロナウイルスに感染し、得意とする遊説を10日間中断していたドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が12日、フロリダ州で選挙活動を再開した。トランプ氏は支持者らに、健康状態は非常に良く「力がみなぎっている」とアピールした。
民主党のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領と対決する大統領選まで残すところあと22日。
Donald Trump says he'll 'kiss everyone' as he claims Covid-19 immunity at Florida rally
騎馬警官にロープで連行された黒人男性、1億円賠償求め市を提訴 米
【10月13日 AFP】米テキサス州ガルベストン(Galveston)で昨年8月、不法侵入容疑で白人の騎馬警官に拘束され、ロープでつながれて市中を連行されたアフリカ系男性が、市当局に対し100万ドル(約1億円)の損害賠償を求める訴えを起こした。男性の弁護人が12日、AFPに明らかにした。
訴えを起こしたのはドナルド・ニーリー(Donald Neely)さん。心の健康の問題があり、当時ホームレスだったニーリーさんは建物の前庭で寝ていたところ、パトロール中の騎馬警官2人に拘束された。このとき警官らは、手錠にロープを付けてニーリーさんを歩かせ連行した。
市中を数ブロック移動する間、多くの通行人がこの様子を目撃し、写真を撮影した人もいた。中でもソーシャルメディアで拡散された1枚の写真は、米国史における残忍な奴隷制時代を想起させ、ニーリーさんの扱われ方に対する激しい怒りが巻き起こった。
10月7日に提出された訴状の中で、ニーリーさんは警官らの行動によって屈辱と恐怖を覚え、「かつての奴隷のようにさらし者にされている」と感じたと主張。自分に対する警察の扱いを「行き過ぎた暴挙」だと非難している。(c)AFP
中南米の先住民ら、コロンブスの米大陸到着記念日に抗議デモ
Two Statues of Christopher Columbus Removed from Chicago Parks
2020/07/24
コロナで閉鎖のマチュピチュ、日本人観光客一人のため特別公開
【10月13日 AFP】南米ペルーの観光名所、古代インカ(Inca)帝国の城塞(じょうさい)都市マチュピチュ(Machu Picchu)遺跡は、新型コロナウイルスの影響で3月から閉鎖されてきたが、このほど現地で足止めされている日本人男性一人のために特別に公開された。
奈良県出身のボクシングトレーナー、片山慈英士(Jesse Katayama)さん(26)は、3月にペルーに入国。しかしマチュピチュへの入場券を購入したわずか数日後に公衆衛生上の緊急事態宣言が発令され、以来現地で足止めされていた。
Peru opens Machu Picchu for single Japanese tourist
2020/10/13
「重要なのは勝利」 全仏無双のナダル、AFPインタビュー
【10月13日 AFP】2005年の全仏オープンテニス(French Open)でラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)がマリアノ・プエルタ(Mariano Puerta、アルゼンチン)を4セットで下し、四大大会(グランドスラム)で初優勝した時、それがあらゆるスポーツを見渡しても類を見ない連勝劇の始まりだと予見した人はいなかった。
以来、ナダルはローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)でマッチ通算100勝を挙げ、敗れた数はわずか2回のみとなっている。11日に行われた今年の全仏オープン決勝ではノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)をストレートで粉砕し、前人未到の13度目の大会制覇を成し遂げた。
SPUTNIK
世界保健機関(WHO)が12日に発表した週報によると、先週の新型コロナウイルスの世界の新規感染者は過去最多の220万人となった。
WHOは「10月5日以降、新型コロナウイルスの新規感染件数220万超件と死亡数3万9000件が6つの地域からWHOに報告された。これは1週間当たりの数として最多である」と発表した。
感染状況が最も深刻なのは北米と南米で、先週の新規感染者数は80万4000人、死者数は約2万人だった。
欧州でも先週、感染者数が増加し、新たに69万4000人の感染が確認された。死者数は6100人超だった。
WHOによると、10月13日までの世界の感染者数は累計3742万3660人、死者数は107万4817人。
ヘンリー・キッシンジャー米元国務長官は、米国と中国に対し、両国間にはルールの構築が必要だとして警告を発した。キッシンジャー氏は、両国の脅威がこれ以上広がらないという限度について話し合う必要があるとし、そうでなければ、第一次世界大戦前の国際政治に見られた不確実性が再び生じる恐れがあると警鐘を鳴らした。
米国のジョンソン・エンド・ジョンソン社は、開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験で、参加者の一人が原因不明の病気を発症したとして、治験を一時中止すると発表した。
ジョンソン・エンド・ジョンソン社は、声明を表し、開発中の新型コロナウイルスのワクチンの治験において、参加者に原因不明の病気が起きたため、第3相臨床試験を含む、被験者へのワクチンの投与を一時中断すると発表した。
発表によれば、病気を発症した参加者の体調は今後、規則に基づき、慎重に観察されることになる。またこの参加者の健康状態についてのさらなる情報は、必要なデータがすべて収集された後、発表されることになっている。
ジョンソン・エンド・ジョンソン社は9月23日に、ワクチンの第3相臨床試験を開始したが、この治験にはアルゼンチン、ブラジル、コロンビア、メキシコ、ペルー、米国、チリ、南アフリカ共和国のボランティアが参加することが明らかにされていた。ジョンソン・エンド・ジョンソン社は2021年初頭の供給開始を目指している。