ロシア軍が小児病院空爆、がれきの下に子ども=ウクライナ大統領
[リビウ(ウクライナ)/ロンドン 9日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、南部の港湾都市マリウポリの小児病院がロシア軍の空爆によって深刻な被害を受けたと非難した。
死傷者の詳細は明らかにしなかったものの、ツイッターへの投稿で「子どももがれきの下にいる」と述べた。さらに「残虐行為だ。世界はいつまでこの恐怖を無視する共犯者となるのか」と非難し、早急に飛行禁止区域を設定するよう訴えた。
ウクライナの地方政府当局者は、民間人の退避を確実にするために合意された限定的な停戦中に空爆があり、分娩中の女性を含む17人が負傷したと明らかにした。
マリウポリで小児病院空爆、職員17人負傷
【3月10日 AFP】(更新)ロシア軍により包囲されているウクライナ南東部ドネツク(Donetsk)州の港湾都市マリウポリ(Mariupol)で9日、小児科・産婦人科の病院がロシア軍による空爆を受け、少なくとも17人の職員が負傷した。地元当局が明らかにした。
ドネツク州の知事はフェイスブック(Facebook)に投稿した動画で、「今のところ、17人の病院職員が負傷した」と説明。子どもの負傷者はおらず、死者も出ていないとした。
同州の軍当局はAFPに対し、空爆を受けた際、院内では複数の女性が分娩中だったと説明。地元当局が投稿した動画には、担架で運ばれる女性や、男性2人に支えられて避難する女性、敷地内にできた大きな穴や、炎上する車が捉えられている。
ロシア外務省のマリア・ザハロワ(Maria Zakharova)報道官は同国による攻撃実施を否定せず、病院はウクライナ側の部隊によって射撃位置を確保するために利用されており、職員や患者は退避させられていたと説明した。(c)AFP
ロシア産原油禁輸、G7連携を 英外相
【3月10日 AFP】英国のエリザベス・トラス(Liz Truss)外相は9日、日本を含む先進7か国(G7)に対し、ウクライナに侵攻したロシアに対する制裁強化の一環として、原油・天然ガスの輸入禁止で連携するよう呼び掛けた。
訪米中のトラス氏は、アントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官との共同記者会見で、原油・天然ガスの禁輸に加え、国際銀行間通信協会(SWIFT、スイフト)の決済網からロシアの銀行を全面排除するなどの措置でG7が共同歩調を取る必要があると語った。
ウクライナ大統領、ポーランド戦闘機の早期供与訴え 独加は反対
【3月10日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は9日、同国に戦闘機を供与するというポーランドの申し出について、早急に結論を出すように西側諸国に求めた。ただドイツとカナダは、この提案について否定的な見方を示した。
ゼレンスキー氏はメッセージアプリのテレグラム(Telegram)で配信した動画で、「いつ決めるのか? われわれは戦争中なのだ」と述べ、決断を急ぎ戦闘機を送るよう訴えた。
迫る首都キエフ包囲網 ロシアの戦術 ”悲劇”は繰り返すのか
3/10 弐本TBS
3月9日(水)に放送されたBS-TBS「報道1930」の番組内容を配信します。
『迫る首都キエフ包囲網 ロシアの戦術 ”悲劇”は繰り返すのか』
▽英国議会で「最後まで戦う」ゼレンスキー大統領…チャーチル演説を引用
▽キエフは今…
▽ロ軍、3方向から包囲計画か…市街戦経験のシリア人兵士募集の意味
[ライブ]ウクライナ戦争:トルコでの協議に先立って数千人の民間人が避難
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(機械翻訳)
ロシアのウクライナ侵攻の15日目、ウクライナ大統領は水曜日、35,000人の民間人が人道的回廊を通じて様々な包囲された都市から避難したと発表した。外交面では、ウクライナとロシアの外相間の協議は木曜日に始まる予定で、EU首脳は非公式な首脳会談のために会合を開いている。
RFIのロシア編集局のウェブサイトは、ホームページからウクライナの公共ラジオ(ウクライナ語)を放送します。
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重要なポイント:
►少なくとも35,000人の民間人がスミ、エネローダル、首都キエフの近くの地域の人道的回廊を介して避難したと、ウクライナ大統領が言いました。
►トルコは木曜日にロシアとウクライナの外相をホストする予定です。2月24日に侵攻が始まって以来、このレベルで初めての出会いです。セルゲイ・ラブロフとドミトロ・クレバは、南部のアンタルヤでトルコのメブリュト・カヴソグル大臣によって受け取られます。
►EU首脳は木曜日に非公式サミットでベルサイユで会合を開く予定です。ロシアのエネルギーに対するヨーロッパの依存を減らすだけでなく、ウクライナとの関係を強化することについて議論する。
►南東部のマリウポリの9日間のロシア包囲は、合計1,207人の民間人が死亡したと、市役所はテレグラムチャンネルで言いました。戦略的港湾都市の小児病院は水曜日にロシアの爆撃によって破壊されたと、地域当局者が言いました。
国連によると、ロシアの軍事攻撃開始以来、470人以上の民間人が死亡し、200万人以上がウクライナから逃れた。NGOセーブ・ザ・チルドレンによると、その中には100万人の子供がいます。過去24時間で14万人近くの亡命者が数に加えられた。
03:50: トルコでの会談前のトーンの変更
今週木曜日にトルコで開催されるロシアとウクライナの外交の両首脳間の会合は、ここ数日、両国間のトーンが少しベリコースに少なくなった時期に来ている。月曜日、アメリカのチャンネルABCとのインタビューで、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、もはや北大西洋条約機構(NATO)への加盟を主張したいとは言わなかった。しかし、これは戦争を正当化するためにウラジーミル・プーチンによって呼び出された赤い線の一つでした。
トーンが変わったもう一つのデリケートな問題は、分離主義地域、ドネストクとルハンスクの2つの自称共和国の状態です。「我々はそれを議論することができます」と、ロシアとの妥協の可能性を呼び起こすヴォロディミル・ゼレンスキーは言います。この抑揚はモスクワでよく認識されていました。
ロシアの外交報道官マリア・ザハロワは「交渉の進展」について語った。そして、ロシアの政治階級が今までウクライナ当局についての武道のトーンを使用している間、次に語彙を変更します。彼女は、ロシアがウクライナ政府を打倒しようとしないことを保証します。しかし、ウクライナは「中立であり続け、モスクワと協力しなければならない」。まだ非常に曖昧で、その内容がクレムリンで書かれているロードマップ。このポジションのシフトは、アンタルヤで木曜日の09:30-10:00(06:30-07:00TU)頃に始まる予定の議論を促進する可能性があります。
(後略)
小児病院空爆は「戦争犯罪」 ウクライナ大統領
【3月10日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は9日、ドネツク(Donetsk)州マリウポリ(Mariupol)の小児科・産婦人科病院がロシア軍に空爆されてことについて「戦争犯罪」だと非難した。
ゼレンスキー氏はロシア語で「われわれはドネツク、ルガンスク(Lugansk)を含むいずれの州のいずれの都市でもこのような戦争犯罪をしたことはないし、これからも絶対にしない。人間だからだ。あなた方(ロシア)はどうなのか」と訴えた。
停戦協議は進展せず ロシア・ウクライナ外相会談
【3月10日 AFP】ウクライナのドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は10日、トルコ南部アンタルヤ(Antalya)で行われたロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相との会談後、停戦合意に関する進展はなかったと述べた。
クレバ氏は会談後、記者団に対し「停戦についても協議したが、進展は得られなかった」と述べた。会談は「困難」なものだったとし、ラブロフ氏が協議で「今まで通りの言説」を持ち出したと非難した。(c)AFP
小児病院空爆、少女含め3人死亡 ロシア側は「過激派の基地」と主張