とおいひのうた いまというひのうた

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<皇室>大嘗祭の予習復習   2018/9/2にまとめる

2018年09月02日 08時55分45秒 | 時事問題(日本)

<皇室>大嘗祭「公費支出避けるべきでは」秋篠宮さまが懸念

8/25(土) 6:30配信

毎日新聞

 来年5月に即位する新天皇が五穀豊穣(ほうじょう)を祈る皇室の行事「大嘗祭(だいじょうさい)」について、秋篠宮さまが「皇室祭祀(さいし)に公費を支出することは避けるべきではないか」との懸念を宮内庁幹部に伝えられていることが関係者への取材で判明した。大嘗祭は来年11月14日から15日にかけて皇居・東御苑での開催が想定されている。政府は来年度予算案に費用を盛り込む。

 宗教色が強い大嘗祭に公費を支出することには、憲法で定める政教分離原則に反するとの指摘がある。政府は今年3月に決定した皇位継承の儀式に関する基本方針で、「宗教的性格を有することは否定できない」としながらも、「皇位が世襲であることに伴う重要儀式で公的性格がある」と位置付けた。費用は平成の代替わりの際と同様、皇室行事として公費である皇室の宮廷費から支出する。

 平成の大嘗祭では、中心的な行事「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」の祭場建設のための約14億円を含めて費用は総額約22億5000万円に上った。関係者によると、同程度の儀式を行った場合、物価の変動などを考慮すると、費用は大幅に増える可能性がある。

 通常の皇室祭祀は、天皇、皇后両陛下と皇太子ご一家の私的生活費である内廷費で賄われる。これに対して、皇室の公的活動は宮廷費から支出される。政府は大嘗祭について宮廷費で予算措置を講じる方針だが、秋篠宮さまは宮内庁幹部に対して多額の宮廷費が使われることへの懸念を示したうえで「内廷費で挙行できる規模にできないだろうか」とも話しているという。今年度の内廷費は3億2400万円だった。

 秋篠宮さまは、新天皇が即位すると、皇位継承順位第1位の皇嗣となる。同庁幹部は秋篠宮さまの懸念について、毎日新聞の取材に「承知していない」としている。

 皇室祭祀などに詳しい宗教学者の島薗進・上智大学教授は「皇嗣となる方の素直な意見として歓迎したい。大嘗祭に公的な費用が使われることは、国の宗教的な活動を禁じる憲法20条に抵触する恐れがあり、本来好ましくない。政府は多様な意見を踏まえて、慎重に皇位継承儀式を進めてほしい」と話している。

 

 とある介護士 @inoki601 10 時間10 時間前

 

【歴史】 大嘗宮

2012/01/06 に公開

大嘗宮は悠紀殿・主基殿から成り、天皇陛下の即位の礼後、大嘗祭で一度限り建てられる神殿である。(1990.11撮影)

 

昭和3年(1928年) 昭和天皇 即位の大礼

2010/10/10 に公開

皇居→東京駅→京都駅→京都御所。

明仁天皇

天皇陛下 即位の礼 正殿の儀 [高画質ノーカット] Enthronement of the Japanese Emperor, Akihito (with English commentary)

 

【大嘗宮(読み)だいじょうきゅう】

 

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大嘗宮
だいじょうきゅう

 
大嘗祭のために仮設される祭場。5日間で建てられ,祭後ただちに撤去される。悠紀院,主基院を設け,それぞれ正殿は黒木造 (皮つき柱) 掘立柱,切妻造妻入りで建てられ,屋根は青草ぶき,天井にはむしろが張られる。内部空間は室と堂の2室に分けられ,社殿形成期の神社の形式を示すものとされる。応仁・文明の乱ののち9代 222年間は中断したが,貞享4 (1687) 年東山天皇のときに再興された。 1971年には大嘗宮と推定される遺構が平城宮址朝堂院跡から出土,元正天皇聖武天皇称徳天皇3代のものと推定されている。

デジタル大辞泉の解説

だいじょう‐きゅう〔ダイジヤウ‐〕【大×嘗宮】

 
大嘗祭を行うために新設される古様宮殿柴垣で囲み、悠紀殿(ゆきでん)主基殿(すきでん)廻立殿(かいりゅうでん)などを建てる。

大辞林 第三版の解説

だいじょうきゅう【大嘗宮】

 
大嘗祭を行うために新設される宮殿。悠紀ゆき殿・主基すき殿・回立かいりゆう殿などからなる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の大嘗宮の言及

【住居】より

 

…また,家型埴輪(はにわ)の中にも高床のりっぱな建物,平床の建物,高倉などが組み合わさったものがあり,当時の豪族の家では,高床住居,平床住居,竪穴住居,高倉などが用途に応じて建てられていたものと考えられ,用途により形式の違った建物が一群となって,住居を形成していたとしてよいであろう。高床や平床の建物は,壊されてしまえば小さな柱穴しか残らないので,遺跡を確認することが難しく,住居の平面などはわかっていないが,それを類推できる資料として,大嘗宮(たいじようぐう)正殿がある。大嘗宮は,天皇が即位後初めて新嘗祭を行うとき,祭場に当てられる臨時の建物である。…

【神社建築】より

…1810年に造替された今の本殿は古い形式をおおむね伝え,奥行4間,間口(背面)2間,妻入りで,内部を2室に分ける。前後2室の妻入り神殿という平面は,大嘗祭のときにつくられる大嘗宮正殿と酷似しており,この本殿形式は古い時代の宮廷内の建築をもっともよく伝えるものであろう。床高が比較的低く,周囲に縁がないことも注目すべきで,伊勢神宮正殿の前身として高床の倉が想定されるのに対して,住吉の本殿はこれとは異なった源流を示唆するもののようである。…

※「大嘗宮」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

 


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