AFPBB
インドのコロナ死者、過去最多の4529人 感染者は3日連続減
【5月19日 AFP】インドで19日、新型コロナウイルスによる1日の死者が4529人と過去最多を更新した。一方、新規感染者は26万7000人余りで、3日連続で減少した。
インドで死者数が増加している要因は、最近になり、医療設備が乏しい地方にも感染が広がったことにある。
累計死者数は28万3248人となり、米国の60万人以上、ブラジルの約44万人に次ぎ、3位となっているが、専門家らは、インドの実際の死者数は政府が発表した人数を大幅に上回ると指摘している。
確認された累計感染者数は2550万人で、米国に次ぎ2位。このままの増加ペースが続けば、6月には米国の感染者数を上回る可能性がある。
インドでは再び新型コロナウイルスが猛威を振るっており、病床や酸素ボンベ、主要な医薬品が不足し、4月に入ってからは感染者数が倍増し、10万人以上が死亡している。
一方で、新規感染者数は3日連続で30万人を下回っており、当局は、感染状況が落ち着いてきていることの表れだとしている。(c)AFP
India’s COVID cases cross 25 million, deaths rise by record 4,329
2021/5/18
動画:超高層ビルが突然揺れる 中国・深セン、都心パニックに
【5月19日 AFP】中国南部・深セン(Shenzhen)にある超高層ビルが18日、突然揺れ出し、パニックとなった買い物客らが建物内から避難する騒ぎがあった。
このビルは、2000年に完成した高さ約300メートルの「賽格広場(SEG Plaza)」。中国屈指の急成長都市である深センの中心部、福田区(Futian)に位置し、大手家電製品店やさまざまなオフィスが入居している。
五輪選手村、大半が大会までにワクチン接種 IOC会長
【5月19日 AFP】(更新)国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長が19日、東京五輪・パラリンピックの選手村に滞在する選手、チームスタッフの少なくとも75パーセントが新型コロナウイルスワクチンを接種した上で大会に臨む見込みだと話した。
バッハ会長はIOCや日本側の関係者が出席した調整委員会で、「現時点で、選手村の住人の実に75パーセントがすでにワクチンを接種したか、大会までに接種できることになっている」とコメントし、「しかし、われわれの取り組みはそこでは終わらない。数字が80パーセント以上になると考えるに足る十分な理由がある」と続けた。
SPUTNIK
加谷氏の記事の概要は次のようなものである。日本の経済が他の国に比べて成長できなくなっている主な理由は、製造業がグローバル化とIT化の波に乗り遅れ、国際競争力を失ったことである。しかし、豊かな消費市場が育っている先進国は、輸出競争力が低下しても国内消費で成長を継続できるケースが多い。実際、米国やイギリスは、製造業の衰退後も内需を原動力に高成長を続けている。日本では国内消費の低迷が続いており、これが低成長の元凶となっている。
また加谷氏は、国内消費の低迷の理由が消費増税が原因であるとの指摘を否定し、高い消費税率の欧州各国では経済が順調に成長していると指摘している。日本だけが消費を拡大できない理由は、長年、謎とされてきたが、経済学と脳科学を組み合わせた学問の発展による研究成果を引き合いに出し、日本では何か新たな技術やビジネスが誕生するたびに声高な批判が寄せられると指摘している。成功者は基本的に妬まれるので、自身の経験を積極的には他人に語らず、成功のロールモデルも共有しにくいが、また多くの日本人は「他人の足を引っ張る人が多く」、これでは消費経済が活発化するわけがないとの見解を示している。
シャングリラ会合は通常、日本からは防衛大臣が出席するが、今回は日本の首相が自ら出席し発言することが予定されている。日本の高位レベルがこの会合に最後に出席したのは、2014年のことだった。スプートニクは今回、日本の現首相がこのフォーラムに再び関心を理由について専門家に尋ねた。
イスラエル・メディアの報道によるとエジプト政府は近東における衝突地域の停戦交渉について、20日朝6時に開始することを提案したという。その際、ハマスは交渉に同意していると報じられていた。
一方、ハマスのスポークスマン、エル・レシェク氏がツイッターに投稿したところによると、ハマス側は停戦交渉に応じないという。
相手国のメディアはハマスが木曜日の停戦交渉に応じると報じたが、これは正しくない……いかなる協定もなければ、停戦に向けた具体的期日に関する合意もない。
ハマス側は仲裁国による協力を評価しており、仲裁国は「パレスチナ国民の要求を理解している」とツイッターに記した。
なおイスラエル国防軍側の発表によると、パレスチナのガザ地区からはこれまで3700発以上のロケットが発射されたという。そのうち570発はガザ地区内に落下した。
イスラエル国防軍の防空システム「アイアンドーム」の成功率は90%近くに達するとのこと。
パレスチナ・イスラエル間の2021年の軍事衝突
パレスチナとイスラエル間の紛争は5月初旬、東エルサレムで激化し始めた。イスラエルの司法は、東エルサレムの神殿の丘付近とシェイフ・ジャラフ地区の2か所に居住するパレスチナ人らに対し、5月10日に立ち退き令を用意していた。
この立ち退き令を背景に現場で起きた騒乱は、5月7日にはとうとうイスラエル軍との衝突にまで発展したため、立ち退き令の実行は6月8日まで先送りされた。
5月10日、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスは、イスラエル政権に対して無秩序を招いたとして、エルサレム地区からの軍の撤退を要請。その後、イスラエル側に数十発のミサイルを撃ち込んだため、イスラエルもこれに応酬し、双方の武力衝突は激化した。
5月10日からの武力衝突でガザ地区からイスラエル側にはすでに数千発のミサイルが撃ち込まれており、これに対してイスラエルも数百発のミサイルを発射して応戦している。双方に多くの死傷者が出ている。