AFPBB
米公民権運動の象徴的存在、ジョン・ルイス下院議員が死去 80歳
【7月18日 AFP】米国の公民権運動における象徴的な存在だったジョン・ルイス(John Lewis)下院議員が死去した。80歳だった。同僚の下院議員らが17日、明らかにした。
ナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長は「米国はきょう、米国史上最大の偉人の一人の喪失を悼む」との声明を発表。
膵臓(すいぞう)がんを患い、ここ最近は闘病生活を送っていた同議員についてペロシ議長は、「公民権運動における巨人であり、その人徳、信念、勇敢さがわれわれの国を変えた」と述べた。
コロナ死者急増の米南部、遺体の保管に冷蔵トラック使用へ
【7月18日 AFP】米ニューヨーク市では今年4月ごろ、新型コロナウイルスの感染拡大による圧倒的な数の遺体を対処するため冷蔵トラックの使用を余儀なくされていた。
現在、サンベルト(Sun Belt)地帯と呼ばれる米南部では、感染者・死者数ともに急増。テキサス州やアリゾナ州では、死体安置所が収容可能数にほぼ達しており、負担削減のために同様の措置が取られている。
テキサス州では今週、新型コロナウイルスによる1日当たりの死者数としては過去最多の129人を記録。同州ではこれまで、約3700人が死亡している。
サンアントニオ(San Antonio)やコーパスクリスティ(Corpus Christi)などの都市では、急増する死者数を監視している当局が、最悪の場合に備えて冷凍トラックやトレーラーを手配した。
サンアントニオ市のロン・ニーレンバーグ(Ron Nirenberg)市長は今週、犠牲者の遺体について「安置する場所がない。ひどい話だと思うだろうが事実だ」 「地域内には、必要となった場合に備えて冷蔵トラックを待機させている」と述べた。(c)AFP
米、24時間の新規感染7万7638人 3日連続で最多更新
【7月18日 AFP】米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)の集計によると、米国で17日、直近24時間に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が7万7638人となり、3日連続で過去最多を更新した。
17日午後8時30分(日本時間18日午前9時30分)現在で同大学がまとめたところによると、米国で直近24時間に記録された新型コロナウイルスによる死者は927人だった。
米国ではこれまでに約364万人が新型コロナウイルスへの感染が確認され、うち13万9000人以上が死亡している。
専門家らは米国は流行の第1波から抜け出していないとみている。米国の新規感染者はここ数週間で再び急増しており、封鎖措置の緩和を推進した南部と西部で特に多い。(c)AFP
米大手に挑む、韓国自動運転スタートアップ 初の公道定期運行
【7月18日 AFP】韓国のスタートアップ、ライドフラックス(RideFlux)は独自の自動運転車で、ウーバー(Uber)やテスラ(Tesla)、グーグル(Google)の親会社アルファベット(Alphabet)といった数十億ドル規模の巨大企業に挑もうとしている。
工具がぎゅうぎゅうに詰まったガレージのようなオフィスでは、約20人の社員が作業にいそしんでいた。同社には、国内大手企業の高給取りの仕事を捨てた人々が集まっている。
22年北京冬季五輪、コロナ禍で暗雲も大会準備「推進中」
【7月18日 AFP】2022年北京冬季五輪の大会組織委員会は17日、国際オリンピック委員会(IOC)の上級委員が新型コロナウイルスの影響で延期もあり得ると警戒感を示した中で、大会に向けた準備を「推し進めている」と明かした。
IOCの元副会長であるディック・パウンド(Dick Pound)氏はこの前日、AFPの取材に対して、北京五輪の2022年開催が無理なら、あらゆるシナリオを検討する必要があると述べた。
SPUTNIK
新型コロナウイルスの感染拡大により、アフリカでは食糧支援に甚大な影響が出ている。早急に必要な対策が取られない場合、アフリカの児童飢餓人口は1500万人を超える見通し。国連の児童基金(ユニセフ)と世界食糧計画(WFP)が発表した報告書で明らかになった。
米ジョンズ・ホプキンス大学の最新集計結果によれば、新型コロナウイルスCOVID-19の感染者は世界で1400万人を超えた。そのうち、60万人以上の死亡が確認されている。
ジョンズ・ホプキンス大学によれば、日本時間18日9時18分の時点で新型コロナウイルスの感染者数は世界で1403万7021人に達し、そのうち60万665人の死亡が確認された。
完治した人は現時点で781万8409人。同大学は連邦及び地元政府、マスコミなどの発表を総計して、感染者数を計測している。
発表では新たな規制として、体育館や文化施設の閉鎖、バーやレストランの入場規制が実施される。バルセロナ市民には、緊急性のない外出をやめるよう要請がされ、10人以上の集まりは違法と定められた。
このほか、カタルーニャ全域で公共の場でのマスクの着用が義務付けられた。マスクを着用していない場合、警察が罰金刑を科すことになる。この数日でカタルーニャでは新型コロナウイルスの感染者が新たに1100人確認された。
スペインは新型コロナウイルスのパンデミックの際にもっとも感染者数が多い国の1つ。3月15日から6月21日までに国内では厳格な自己隔離措置がとらえたが、6月末までにウイルスの拡大は著しく低下し、感染者数も大きく減少した。しかし、7月1日に欧州各国が国境を開放した後に、感染者数が再び増加を始めた。