Ami Miyazak
[東京 11日 ロイター] - 林芳正官房長官は11日、閣議後の会見で、能登地方の9月の豪雨災害を受け、被災地支援に2024年度予算の予備費から509億円の使用を閣議決定したと述べた。
地震と豪雨の2重災害からの復旧・復興を一体的に進めるため、としている。仮設住宅の修繕など避難所環境の整備に26億円、廃棄物撤去に155億円、公共土木施設の復旧等に328億円を措置する。能登地方の復旧・復興に向けた予備費使用額は累計で7150億円となった。
官房長官は「活気ある能登を取り戻すため、被災者の声に寄り添いながら復旧と創造的復興に向けた取り組みを一層加速する」と述べた。
林官房長官 定例会見【2024年10月11日午前】