くもり空の下で……

アルコールとギャンブル。依存症からの回復と成長を目指しながらの日々の雑感を発信。趣味の渓流釣りなども公開しています。

イライラ3年、ボチボチ5年

2017-11-15 18:55:15 | 日記
今度の仕事も基本的には運転の仕事だけど、この寒いのに汗が滴り落ちるほどの肉体労働。




仕事を終えて帰宅。
疲れた足をコタツに突っ込めば、すぐに睡魔が襲ってくる毎日。



でも、今の私にとっては仕事による汗を流せば流すほど、自分の心の中に溜まっている不純物も一緒に流れ出ていくような感覚。
心地いい疲れです。




先週は週1のAAミーティングにも行ってきました。
仲間に就職したことを報告するとみんな喜んでくれました。
回復を続けてゆくためにもミーティングは疎かにしたくはありませんが、今週はクタクタで休んでしまいました。





ブログもここのところネタが思いつかず滞りがちですが、生活はボチボチやっております。もしかしたらそれだけ精神的には少しは安定してきているのかもしれません。



ですが、私はアルコール依存症者であり、ギャンブル依存症者でもあります。
自分では、少しはまともな生活をはじめたと思ってはいるものの、私の末期の頃を目の当たりにしている友人。そして、これまでの私の言動や行動をイヤでも見てきている母や弟たちにとっての不安を払拭できたわけではありません。



『もうオレは大丈夫だから!!!』



………そう言いたいのは山々ですが、今私がその言葉を口に出したとしても、家族や友人はきっと、



ホントかよ………




………と思うことでしょう。





私のグランドスポンサーであるHさん。その方のブログの中に、こんな記事がありました。



『イライラ3年、ボチボチ5年』



これはアルコール依存症者、またはギャンブル依存症者が、たとえアディクション(嗜癖)を断ったとしても、渦中の本人は落ち着きがなくイライラし、精神的には不安定な状態が3年間は続きますよ。
また、依存症者本人の周りにいる人たちからみてみても、
「まぁ、前よりは少しはマシ(ボチボチ)になってきたかもね。」
と信用してもらえるようになるのには、最低でも5年はかかりますよ。

……というような記事でした。




調子に乗っているつもりはありませんが、ここのところ何事においても順調なので
「このまま一気に回復しちゃう?オレ。」
と思ってしまいそうになりました。



しかし、
長い年月を経て失ってきた信用。
それを一朝一夕で取り戻すことは不可能です。




まだまだ、私の回復は始まったばかりにすぎません。




これから先、長い年月をかけて、脇道へ反れずに、回復への道を歩きたいものです。


























成人

2017-11-09 20:02:55 | 日記
ここ数日、やはりすべてにおいてハリキリすぎているせいか、疲れが蓄積してきているように感じる。

夕食を食べ終わり、ボーッとしている。
この時間に今の自分自身について考えることが多くなったような気がする。





そんな中で一つ、自分自身の変化について気付いたことがあった。

それは、

何事においても他力本願だった自分…


「誰かがきっと助けてくれるだろう。」
……という気持ち。
それは決して悪いことではないけれど、あまりにその気持ちの比率が高くなりすぎてしまうと、自分自身で動くこと、考えることまでもが人任せになってしまい、いつのまにかそんな自分自身にすら気付けなくなってしまっている。。。

例えば、2年前の私……
退職金に目がくらみ、何も先のことなど考えずに退職した。

「まぁ、なんとかなるだろう。
最悪の場合、きっと誰かが助けてくれるだろう……」

という考え。


幸い、当時も友人には恵まれていたので、就職についても「誰かの口添えで…」という考えが当時の私には身に付いていた。
しかし、現実はそんなに甘くはなかった。

自分の殻に閉じ籠り、癒してもらう相手はアルコールとギャンブル。
気付いたときには私の周りには誰も居なくなり、助けを求めたくても求める相手すらおらず、いつのまにか兄弟以外に誰もいなくなってしまっていた。。。


ときには人を頼り、人に甘えることも必要だと思う。
でも、あまりに甘えすぎてしまえば、やがて誰もが去っていく。

当たり前のこと……

その当たり前のことにすら気付けなかった私………




「自分のやりたいことをやり、夢を叶えたい。
たとえ苦労しても、それが自分の人生なんだから!」

そんなことを言っている若者をテレビで観たりすると、
「いい歳してなにやってんだろう……
オレ………」
という自己憐憫に苛まれることも多々あった。






年齢だけは2回目の成人式を迎えている私だけれど、本当の意味での成人を迎えられるようになりたい今日この頃。




なりたい自分像には、自ら考え、自ら動いていかないと、決して成ることはできない。





もし、道に迷ったり、勇気が出ないときには自分を超えた大きな力を信じて、身を委ねてみるのも一つの手段かもしれませんね。











突然の再会

2017-11-08 22:38:35 | 日記
私が今度働くこととなった会社は、今年の4月に少しだけ勤めていた職場と同業他社。






なので、「もしかしたらまた会うことになるかも…」と思ってはいたが、まさかこんなに早い再会になるとは思ってもいなかった。

その人物とは、今年の4月、約2週間だけ私がお世話になった会社の方。
私に2週間のあいだ、時には厳しく、時には温かさのある指導してくれた○○さん。

(名前は明かせませんが、○○さんの過去記事はコチラ⤵)
ふりだし - くもり空の下で……




仕事上の取引があり、久しぶりにその工場に行くことになった。
すると、ヘルメットをかぶった○○さんが、工場内で作業している姿が目に入った。



4月、私がその会社を去るときに、なんとなく気まずい挨拶しか交わすことができなかった○○さん。。。




今しかないな!





そう思い、作業をしていた○○さんに近づき声をかけた。



「お久しぶりです○○さん。
ロクな挨拶もできずに退職してしまいましたが、あの時は申し訳ありませんでした。」




と、とっさに言葉がでた。



しばらくキョトンとした顔をしていたが、○○さんは私のことをまだ覚えていてくれたようだった。



『いやいいさ。元気そうじゃんか。
ああいう時の決断は、できるだけ早いほうがいいさ。

まぁ、頑張ってやれよ!』





と激励の言葉を○○さんから頂きました。





感激……とまではいかなかったけれど、なんとなく自分の中にも残っていたモヤモヤが晴れた気がした。

別に私は○○さんのことを恨んだりはしてはいなかったので、"埋め合わせ"の対象ではなかったけれど、結果的に埋め合わせできたような気がして、なんだか嬉しくなった。




私がその会社を退職したのが4月。
あれから結局、○○さんは現在嘱託社員として、工場内作業をしているようだった。

だけど、嫌々やっているような感じはなく、清々しい顔をして作業をしていた。





ありがとうございました、○○さん。
これからもヨロシクお願いいたします😌





ま、でもこれからは、仕事上では私が○○さんのお客さんですけどね😁(笑)






理想は75%

2017-11-06 22:10:31 | 日記
6:00起床

洗顔
弁当仕上げ
朝食
着替え
7:30出発

8:15会社到着
仕事

17:30仕事終了

17:50帰宅
スーパーへ買い出し

18:30風呂

19:00夕食準備
夕食

20:30翌日の弁当準備
部屋の掃除
21:00終了

マッタリ時間、テレビ
22:00日記、ブログ

24:00就寝




規則正しい生活のようにも思えるけれど、このペースがずっと続くとはとても思えない。



今の私には、そんなに持久力がないことぐらい、


自分でわかっている。





今まで気ままな生活をしてきた分、明らかに負荷がかかっているように感じる。


肉体的にはさほどではないけれど、精神的にどこかで抜かないと、やがてはフッと緊張の糸が切れてしまうかもしれない。






理想は75%
100%じゃなくてもいいんです。






今は120%
気負いすぎ。





とりあえず、100%ぐらいにまで近づけていかないと、やがては急激に失速してしまうだろう。




勢い余って高く飛び、そしてストンと落ちる。
まるで、力みすぎて飛ばす紙飛行機のように。




高くなくてもいいから、一定の速度をキープし続けて、滞空時間の長い、紙飛行機のようになりたい。










初出勤

2017-11-05 14:26:32 | 日記
日曜日ではありますが、「人手が足りないので、半日だけ出勤してほしい。」と言われていたので、本日は採用していただいた会社へ行ってきました。
初出勤です。



運転手として募集していた会社だけれど、今日は地域の廃品回収の手伝い。
そこで私が頼まれた仕事は、センターに不要品を持ち込んでくるお客さんたちの交通誘導でした。

これまで交通誘導などの経験など一切ない私。
少し戸惑いながらも、受け持った仕事をなんとか無事に終えることができました。

明日からは本格的に通常業務の指導、引き継ぎなどをしてもらうことになると思います。



久しぶりの仕事。

業務による緊張よりも、初めて会う方々(同僚)への気疲れのほうが大きかったように感じます。
すこしづつ、イロイロなことに慣れていければと思っております。

今は多くは望みません。
賃金……という形で日々、今の私の能力を買って頂いている…という謙虚な気持ちを忘れないようにしたいものです。



生活にも変化が生まれ、今までのリズムとは違う毎日になるであろうとは思いますが、精神的なリズムを崩さないように注意しないといけません。なぜなら楽なほうへ楽なほうへとすぐに逃げてしまう癖がついていますからね、私は。



しかも、今度勤めることになった会社の場所は、去年の2月に入院する前まで、私が毎日通っていた大型パチンコ店の真向かいにあります。



「あー、久しぶりにこのパチ屋の前通ったなぁ。今日は日曜日だし、メチャクチャ車停まってるなぁ。」



………などと思いつつ、自宅まで帰ってまいりました。



もちろん店内には入ってはおりませんが、2年前の苦い記憶が鮮明に甦ってきました。

なんの目標もなく、ただ自分の居場所を探し、黙々とスロット台を物色していた日々………



懐かしいと言うには、あまりにもまだ時間が足りません。




その大きなパチンコ店とは比べ物にならないくらい、小さな建物の私の勤め始めた会社。
でも、その小さな会社に、自分の居場所を見つけました。


自分で決めた会社だけど、なんか不思議な感覚になりました。


「もう打ちたくないの?」


…………と誰かに聞かれたならば、
ハッキリ答えると思います。



「余裕があればいつでも打ちてーよ。」

……と。





残念ながら、それがギャンブル依存症と言われる病気です。





私はギャンブル依存症者。


決して忘れた訳ではありません。