shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

もう紅白は「国民番組」ではない

2014-12-26 | 日記
的を得た記事がある。

日刊ゲンダイ 2014年11月28日
「変質するNHK紅白…出場431人、特例だらけ、辞退続出」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/155282/1

テレビが「アイドル&お笑いタレント偏重」になって久しい。
「嵐」が白組キャプテンになる前から、自分はとっくの昔に「紅白」は捨てている。
「紅白」しか日本の歌番組を見られない、海外在住の日本人・日系人・日本ファンの方がかわいそうだ。
……あえて言えば、薬師丸ひろ子さんとみゆきさんの出演だけは素直に喜びたい。 
この日出かけるから見ませんけど。

12月26日追記:
出演者の曲目と出演者順が公表された。 
薬師丸さん・みゆきさんは想像できた。
でも、そういうものはあえて公表すべきではないだろうに。
流行語大賞の影響か、森進一が「年上の女(ひと)」を歌うそうだ。
まさか“ダメよ~ダメダメ”のところだけ日本エレキテル連合が演じるんじゃないだろうな!?
だったらアホや。

もう「紅白」は国民番組じゃない。
新幹線はもう新しくはない。
少年隊に少年はいない……あべあきら「新幹線」より。



ゴールデンタイムはお笑いタレントの役に立たない番組ばかり。
CMはおちゃらけと女子ものばかり。
ドラマは“ジャニタレ&イケメン”ばかり。
ヒットソングは“夢は叶うよ”的学生層の「夢だ恋だ」ものばかり。
多くの人には生きてゆくなかで、苦しみや悲しみがある。
それをそのまま形にする歌や文化が欲しい。
怒りや悲しみのメッセージソングが、それを流す番組やメディアの心が欲しい。


今の日本そのものが「臭い物に蓋をする」的なものばかり。
生活臭のしないイケメン・女子・歳もせいぜい20代が上限のアイドルみたい。
公共の男子トイレ自体、立っただけで水が流れ出すのだから。
だから海外に出て、国際空港やレストラン地下のトイレで、改めて思い知ったりする。
臭いものはやっぱり臭い、という現実が。

苦しんでいる人がいる、だから助け合おう。
困っている人がいる、だからなんとかしよう。
そう思える前に、日本は覆い隠してしまう風潮があるのでは。
中国じゃあるまいに。

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