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音楽大好き男の徒然なる日記

追悼・高橋幸宏さん(2) 竹中直人氏といっしょ~チャーリーボブ彦ジャッキーテル彦/元気ならうれしいね(1991)

2023-02-11 | 音楽
さて、
1弾目が狂気に満ちてたので、今度は思いっきり楽しめるのを選びました。


高橋幸宏さんの実兄の高橋信之さんがTwitterにて
弟である幸宏さんの思い出話を更新されておりますが、
こんなものを見つけました。

「竹中直人と幸宏の、
 チャーリーボブ彦とジャッキーテル彦っていう漫才コンビがTV番組になってね、
 これがまたシュールだった。
 竹中くんのアルバムを幸宏のプロデュースで作った
 アルバム「メルシーボク」の流れからなんだけど、
 キッチでシュールでメチャクチャなコントなんだ。」

   高橋信之さん(サウンドプロデューサー、高橋幸宏さんの実兄)のツイートより。

さっそく探しました。

竹中直人さんはとにかくスゴイ俳優さんで有名ですが、
色物イメージの強かったアルバム『かわったかたちのいし』のせいかスルーしてたんですが、
まさかこんなまともに歌を歌っていたとは思わなかった・・・
竹中さん、ごめんなさい。

僕のお嫁さん(1995・竹中直人)



  オリジナルアルバム『MERCI BOKU』に収録。

で、そのコントです。
お、面白い・・・(笑)。
当初はインターミッションのつもりで入れようと思って観てたのですが、
これは素晴らしすぎる(笑)。
そこで、今回独自の項目に発展しました。

  ↓
竹中直人と高橋幸宏の流しのチャーリーボブ彦ジャッキーテル彦





・・・好きだなあ (笑)。

そして、『メルシーボク』を制作した流れで行われたライブにも
幸宏さんがゲスト出演されていました。

竹中直人 Live in Japan 1995 [1]/Guest:高橋幸宏


NAOTO TAKENAKA LIVE IN JAPAN 1995 "MERCI BOKU,UNPEU BOKU"


悲しすぎる…

 「竹中くんは面白いなぁ…」
 なんとも言えない笑顔でぼくのくだらないギャグに笑ってくれた幸宏さん。

 「竹中くん、アルバム作ろうよ」
 「え?本当ですか?」
 「うん。」

 幸宏さんのスタジオでレコーディングをした夢のような時。
 「竹中くんのやってる深夜の番組、あれ、ぼくも出たいな…」
 「え?本当ですか?!」
 「うん。」

 幸宏さんと井の頭公園で永遠に歌い続けた夢のような時。
 幸宏さんはぼくの理解者であり、本当に本当に沁みるほど優しい人でした。


 はにかむような幸宏さんのあの横顔。
 「竹中くん」と呼んでくれる優しい声。
 いつもいつもおしゃれで、ご飯の美味しいお店をいっぱい知ってる幸宏さん。
 
 ぼくは幸宏さんから与えてもらうだけで、
 何ひとつ幸宏さんに出来ませんでした。

 さびしいです。
 ただたださびしいです。
 長い長い闘病生活、
 幸宏さんはどんな思いで生き抜いたのか、ぼくには想像しか出来ません…

 幸宏さんの見つめてきたあらゆる風景、
 人、魚たち、動物たち…
 その中のほんのほんの一部に自分が関わらせて頂いた事、
 ただただありがたい思いでいっぱいです。

 
 幸宏さん、本当にありがとうございました。
 また必ずどこかでゆっくりお話しが出来る日を夢見て…

      竹中直人

 (a/a さんの書き込みより。)


改めて素晴らしい文化人を亡くした寂しさを嚙み締めてしまいます。

ではこの項の最後に、
テクノの毒気が抜けて安心して聴けるこの歌をどうぞ。
(味の素のCMソングに使われたのを覚えてます)

元気ならうれしいね (1991・高橋 幸宏)


 作詞:森雪之丞&高橋幸宏
 作曲・編曲:高橋幸宏

歌詞:Uta - Net
 https://www.uta-net.com/song/225571/



  


 ユニバーサル・ミュージック様
 復刻をよろしくお願いいたします。


2023年2月13日付訪問者数:169名様
お付き合いいただき、ありがとうございました。

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