shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

正体見たり!菅義偉官房長官 消費増税に言及、弱者切り捨ての恐れ(東京新聞記事より)

2020-09-13 | 日記
東京新聞 2020年9月11日付記事
「“値下げおじさん”は大衆に優しい? 消費増税に言及、弱者切り捨ての恐れ 菅義偉官房長官」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/54896

政治家の著作や発言などから特徴を分析した著書「自民党」がある東京工業大の中島岳志教授(政治学)に
自民党総裁選候補の政策やビジョンを聞くシリーズから、
今回は、菅義偉氏(71)に迫る。
(文章執筆:三輪喜人)
(中島岳志 なかじま・たけし:1975年大阪府生まれ。京都大大学院博士課程修了。
専門は南アジア地域研究、近代思想史。
『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞などを受賞。)

◆「大衆の欲望に敏感」
安倍政権の継承を掲げる菅氏。

競争社会で自助努力に任せる「小さな政府」を目指して、人事権を巧みに使い、
忖度と自主規制で霞ケ関を動かしてきた。
元号の発表で「令和おじさん」と呼ばれたが、
中島さんは「大衆の欲望に敏感な『値下げおじさん』」と分析する。

中島さんによると、菅氏は国土交通大臣政務官時代、東京湾アクアラインの料金を値下げして、
交通量やETC利用率を増やした。
成功を収めた後、小泉政権の竹中平蔵総務大臣の下で副大臣を務め、構造改革の手法を熟知。

NHK改革で受信料の値下げを迫ったり、携帯電話料金の4割値下げに言及したり、
値下げを切り札に既得権益の解体に力を注いできた。
官から民へという考え方は、日本維新の会とも距離が近い。

「国の基本は、自助・共助・公助」と総裁選で訴えた菅氏。
政策集では、アベノミクスの継続や行政のデジタル化を進める「デジタル庁」の新設など
縦割り官庁の構造改革を主張する。
会見では、携帯電話料金の値下げにも言及している。


◆消費増税は「必要」
総務大臣時代には、返礼品がもらえるふるさと納税を導入。
カジノを含む統合型リゾート施設(IR)や、
沖縄を振興するディズニーランド誘致など大衆迎合的な政策を出してきた。

庶民の味方のようにみえるが、一般人に寄り添う施策が取られるかは不透明だ。

「自助を強調するのは、たたき上げでここまで来たという自負があるからではないか。
社会的弱者は公助に甘えていると切り捨てられないかを注意深く見ていく必要がある」
 と中島さん。


9月10日夜には、総裁選に立候補する石破茂元幹事長(63)、岸田文雄政調会長(63)とともに
テレビ東京の番組に出演。
消費税が将来的に10%より上げる必要があるかの質問に「○、△、×」で答える場面では、
石破、岸田両氏が「△」と答える中、
菅氏のみ「〇」を挙げた。


菅氏は「なかなか、引き上げるという発言はしない方がいいだろうと思った」とする一方、
「これだけの少子高齢化社会で、頑張っても人口減少は避けることはできない。
将来的なことを考えたら、行政改革は徹底して行った上で、国民にお願いをして、
消費税は引き上げざるを得ない」と語った。


◆官僚を使う手法を国民にも?
安倍首相との違いは、国家観。
安倍首相は、憲法改正や歴史認識など価値観の問題に力を入れてきたが、
菅氏にそこまでのこだわりはみられず、お金の分配や、人事のパワーゲームに注力してきたという。

安倍政権下で成立した特定秘密保護法やテロ等準備罪(共謀罪)を使えば、
政府批判や行動監視を強めることもできる
といい、
「これまで官僚に使われていた忖度の手法は今後、国民の側に向けられる可能性がある」と指摘する。

-------------------------------------------------------------------------------------------------

まさに「正体見たり!」と言える記事でした。

多くの方が非正規雇用などで生活が不安定になっている。
そこへ、新型コロナウィルスのパニック。


大方の庶民の窮状を知る人は、まず消費税の引き下げを訴えている。
立憲民主党の枝野幸男代表は、
「みんな、ギリギリです。
苦しい状況に追い込まれても、誰にも頼れない。
今は生活できていても、先の見通しには常に不安がつきまとう。
貧困に転落すれば、齢をとれば、病気や疾病を抱えれば...人生を諦めなければならない。
いつのまにか日本社会では、そうした光景が当たり前になっています。

コロナによる影響はこれほどまでに深刻化したのです。
だから、私たちの進めていく政治の最大の柱は、コロナ対策を強力に推進し、
新自由主義的社会から脱却して、
互いに支え合い、分かち合う社会を築き、
一人ひとりの命とくらしを守ること、暮らしの安心を取り戻すことです。」


志位和夫・日本共産党委員長のツイート。
「菅氏『将来的な消費税率引き上げが必要』。
財源といえば消費税しか思い浮かばない硬直した思考。
コロナ禍のもと、消費税10%が所得の少ない方や中小小規模事業者にとって、
どんな重荷になっているかについて、想像すらできない冷酷な思考。
富裕層・大企業優遇の不公平税制をただし、消費税減税を!




そして、消費税を上げた国がどうなったか?
それは、せやろがいおじさんにお任せ致します。

法人税は下がって消費税を20%に!?【せやろがいおじさん】グッとラック!OA動画


FTAもTPPも水道民営化も消費税も、
日本で起きてる問題の殆どは「外資」からの要求
結局アメリカから自立しない限り、日本は永遠に外国から搾取され続ける。
 (rusobasu さんのコメント)

何で消費税増やしたがるの?【宅せやろがい】


次の政権に受け継がれないでほしい!5つの「負のレガシー」について



安倍路線の継承。安倍政権の最大の特色とは国会軽視。
審議を嫌がり、とにかく国会に出てこない。
コロナ審議の臨時国会は開かずじまい。
最後まで逃げ続けた。
国会を無視してやりたい放題というのは副総理が学べと言ったナチスの手口と同じ。
「路線の継承」が何を意味するか、冷静に考えないといけない。


総理が事実を隠蔽・改竄し権力を私物化することについて国会で説明を求められても、
ああだこうだと理由をつけて出席を拒絶すれば、不正が永久に葬られる。
これでは、権力の私物化がますます進み、国が壊されていく。
国民が不正に慣れたらおしまい。
国の未来は、国民が決める。


家がどうなっているのか、次の借主は入ってみるまでわからない。
滅茶苦茶に破壊されているのか歩く場所もないのかどうか。
だが、次の借主も身内なら破壊や腐敗は隠蔽され続ける。
だからこそ政権交代が必要。
政権交代をすれば全てを明らかにできる。
政権交代しないといずれ家は壊れて誰も住めなくなる。

 小沢一郎さんのツイートより。

自民次期総裁最有力の人が語るのは、「安倍政治の継承」と「自己責任」の押し付けだけ。
他には何もない。
独自のビジョンは皆無。
中身は空っぽ、すかすかだ。
未来を語れない党には退場してもらうしかない。
市民と野党の共闘で、新自由主義からの転換、連帯を大切にする新しい政治を掲げ、
政権交代を!

 日本共産党・志位和夫委員長のツイートより。

民意より大企業を優先する政権には、
次の総選挙で恨みを一気に晴らそうではありませんか。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 劇場版ヴァイオレットエヴァ... | TOP | 世の大人よ、佐野元春&コヨ... »
最新の画像もっと見る

Recent Entries | 日記