同棲なんて絶対できない。

ベランダなんて場所は、
高所恐怖症のわたしにとっては無理無理！な場所なのです。

でも、マンションの構造上から、
隣人の物が飛んで（転がって）くるわけなんですよ。


空き缶とか。（何か中に入ってるし）

サンダルとか。（片方だけ）

髪の毛とか。（隣人ベランダで切ってた。しかも大量）


掃除しなくちゃいけないんですけれどね。
もう、髪の毛が飛んできたとき以来、触れないのー！
そんな誰のかわからない髪の毛なんか無理でしょー！


何度も試みたわけですよ。

今日こそは！と。

ベランダへいざ出陣！と。

さあ！窓をあけて！と。


…。
無理無理ー！
ピシャ！（窓を閉める音）


とね。


で。
ひとり暮らしなため。
「気持ちわるーい！掃除しなきゃー！」
というもんもんとした気持ちでも、
被害を受けてるのはわたしひとりだから、
なんとか生活はできるわけですよね。


うん。
これがタバコを吸う恋人ができた途端、
状況が変わるわけですよ。


友達ならね。
「ごめーん！汚いのー！」
だけで済むんですけれど。
（済ましちゃいけないとしても！）


恋人となると、もう切実。
（だって縁が切れるか切れないかの問題だから）


まあ。
それでも出してたんですけど。
ベランダに。


「汚くてごめんね」

「うん。ホントに」


の返事に決心いたしまして。（ベランダ掃除作戦）
つい先ほど終わりました。


なんか。
木苺っぽいものまで追加されてましたけれど。
（しかも一粒）


キレイなベランダですよ。


マスクして。（無意味）
メガネして。（無意味）


超完璧重装備。


うん。
なんていうか、好きな人と一緒に住んだら、
わたしやってけない。


見栄っ張りなんです。