つい先日ロシアの女性のユウチューバーの動画を見ていて
彼女が日本で何が嫌いかって夏の蝉だと言うのを見ました。
まあ田舎で大量発生したクマゼミなんかでは気持ちも分からんでもない。
虫が嫌いという人はまあほとんどなんで別に気にはならないのですが
自分も好きかと問えば疑問だし、だから虫が少し気の毒です。
で違う動画で海外の人と日本人では山、川、海などの自然の音を
聞く脳が違うっていうのがありました。
日本人はそれらを言語脳で聞き、海外の人大部分は音楽脳で聞くと。
だから海外の人は蝉や虫の声は雑音になって聞き取らないのだそうだ。
そこでは虫の声を声として聞くのは日本人とポリネシア人だけと
言ってます、本当でしょうか?
そんなで思い出したことがあった。
もう随分と時間が経ってしまいましたがこんなことがあったんです。
5月の3日だった。
一日の終わりを迎える夕方から夜にかけてゆったり至福の時を
過ごすには少しのお酒は人生には欠かせません。
帰り道スーパーによってビールもどきを買って(これは少し悲しいかな?)
で暗くなった外に出ると耳を疑うようなスゴイ雑音がしてる。
何だろうこの唸り音は何かが激しく振動して唸りをあげている。
見渡してもそれらしいものはまったく見当たらない。
電気設備からの唸り音みたいなので頭上の電線やら柱を見るが
それらしきものはない。
自分の耳の中とはとても思えない。
まだ電撃殺虫器などどこにもない。
気づけば気づくほどその音は凄まじい激しさなのである。
その音をようやく辿っていくとある植え込みの樹木の中だと分かる。
小さな懐中電灯をリュックに入れていたのでそれを取り出し探索すると
そこに大きな虫がいた。
犯人はこの虫が鳴いていたのだ。
虫が鳴くのは秋とばかり思っていたのでこれは意外中の意想外のことだった。
あまりいい印象がないガチャガチャムシと鳴く虫クツワムシかと考えた。
これは秋である!
動画で声を聞くといい音色なんで失礼しました。
この時期うるさく電気設備の不具合な唸り音のような音で鳴くのは
調べてクビキリギスかと思ったが体色が違うのでシブイロカヤキリと
思われる。
後でいろいろその音を聴くとさほどではないように聞こえるのだが
いやいや実際動画などよりはっきり大きく聞こえていた。
相当雑音に近いと思った自分は日本人にらしからぬ存在?
しかしこれまたサイトの動画や自分のをあらため聞くと
なかなか風情があったのでなんであそこまで雑音に聞こえたのかと。
しかし5月に鳴く虫がいたのにはびっくり初耳でした。