ぶきっちょ

性格がブキッチョなんで
 五体すべてが不器用ってか・・・

バードウォッチングしてる?

2017年01月26日 00時18分23秒 | 小鳥

前回はカワラヒワ(鳥綱スズメ目アトリ科)

との出会いについて書きましたが

説明しようにも丸写しになってしまうのでやめました。

ただ面白い事が書いてあったので補足しておきます。

 

カワラヒワは渡りの鳥ではなく日本にも分布し

穀食性で多くの小鳥は雛には動物性のもの(昆虫など)を与えるのに対し

ほとんどそうせずに種子を砕いて与える」と。

「ほとんど」とありましたのでたまには虫の場合もあるのでしょう!

確かにスズメなどは昆虫などの虫を多く与えていましたね。

 

今回は近場の公園でした。

いきなり頭上すぐのところにとまった小鳥が違和感があり

スズメでもなく先日のカワラヒワでもないものでした。

カメラを出すのにもたついて逃げられてしまいましたが

追いかけて木上に集まった彼らを何枚か撮ることに成功。

 

これはアトリ(鳥綱スズメ目アトリ科)という鳥でした。

 

くしくもカワラヒワもアトリも同じ鳥綱スズメ目アトリ科でしたね。

繁殖期にはつがいで生活し、

他の季節には同種だけの群れをなす渡り鳥ということです。

この時も数十羽いました。

 

悲しいことにカワラヒワもアトリもかすみ網猟によって捕獲され

食用にされていたという悲しい過去がありました。

ツグミも小さな食べるところの少ないスズメのかわりに

捕獲食用にされていたと前に読んだ記憶がします。

 

現在はかすみ網猟は禁止されて昔みたいな捕獲はないと思いますが

小鳥を出すお店もあるので頭数や種が限定されているのかな?

 

 

 


小鳥がいっぱい

2017年01月20日 23時46分00秒 | 小鳥

メジロ、シジュウカラ、コゲラ、ツグミ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、

ハクセキレイ、ムクドリ、オナガ、キジバトと

ツバメがいないくらいでこの時期小鳥のオンパレードだ。

スズメも入れないと可愛そうかな・・・

近くには川もあるので水鳥までいれるとかなりな数になる。

 

ワンちゃんとの散歩で途中ベンチに座ってぼんやりしていると

脇の木にメジロがきたりすることが何度もあるのですが

カメラを向けるとすぐに逃げてしまい撮るのは難しいです。

性能のいいカメラでそれに望遠を使えばいいのですが

自分はハンドデジカメそれに倍率はかなり低いときてます。

 

先日の散歩ではこんなのがいてかろうじて写せました。

調べてみるとこの鳥はカワラヒワだと思います。

翼にはいった黄色の羽根がちらっと見えたりして

他の鳥と区別がつきます。

 

余談になりますがこうした小鳥がみられる世界を思うと

つくづく拾っても拾っても捨てられていくゴミや空き缶に

悲しみが浮かんできます。

ワンちゃんとの散歩で拾っていたゴミもこのところ

突然の脚の痛みで屈むのが大変になりやめています。

いつまでもそこにありつづけるゴミに新たな物が増えていきます。

・・・・

 

 


オオヨシキリ

2016年06月17日 11時23分48秒 | 小鳥

中川・綾瀬川・元荒川流域の治水と新市街地整備で創られた

ニュータウン越谷レイクタウンには

我々はワンちゃんが何時もいるので武蔵野線はあまり使うことなく

もっぱら自転車でサイクリング感覚で行くことが多い。

 

この間も気が向いたのでワンちゃんを前かごの乗せて

このショピングモールまで自転車で出かけてみた。

その折、越谷レイクタウンの敷地内の道路脇の葦の林から

なんの鳥なのかさかんに囀りが聴こえてくる。

しかしいつまで見てても鳴き声はすれども姿が見えない。

「これはスピーカーから流されている録音では?」

ということになった。

 

帰り道越谷市役所前の中央市民会館近くまで戻って来た時

聞いたことのあるあの声が聞こえてくるのだ。

川の河川敷には葦の林があり一本の大木が頭上に広がっていて

その木の中から鳴いているようなのだ。

自転車を降りて近づいていくと突然声はピタリとやんでしまう。

どこを探しても鳥の姿は見えない。

「あれは本当に鳥だろうか?ひょっとして葦の中のカエルかも?」

 

別な日その反対の岸辺にて葦の中でまたその激しい囀りがする。

通りがかりのお年寄り三人連れなら知っていると思い聞いてみる。

「あれ、あれはヨシキリという鳥だよ、

臆病な鳥だから姿を見るのは難しいかも。」と教えてくれる。

 

近づくとピタリと鳴くのをやめてしまう。

葦だけの動画を撮って鳴き声を録音したのだが・・・。

 

また別な日その場所でその姿を捕らえるべく挑戦する。

かろうじて撮ったのがこれでした。

どこにいるか分かりますか?

赤い丸印のところです。

僕のカメラではピントがうまく合わせられずここまでです。

拡大します。

この鳥はたぶんオオヨシキリではないかと思います。

 

ちなみにこのヨシキリを調べていたら俳句では夏の季語

葭切(よしきり)行々子(ぎょうぎょうし)葭原雀(よしはらすずめ)葭雀(よしすずめ)大葭切(おおよしきり)小葭切(こよしきり)蘆原雀(あしはらすずめ)蘆雀(あしすずめ)蘆鴬(あしうぐいす)麦熟らし(むぎうらし)

と仰山あること!俳句でのヨシキリはオオヨシキリのこととあった。

行々子(ぎょうぎょうし)などは「ぎょっぎょっ」と大きな声で鳴くからと

思わず面白いなと思う。

スズメ目ヒタキ科の夏鳥で五月ころ南方より飛来葦原で営巣

囀るときの口の赤色がとても印象的とあるが未だ自分は見ていない。

また郭公(カッコウ)が自分はめんどうをみないで

他所の鳥に托卵させたあげくに育てさせるのは知っていたが

そのあわれな被害者がこの葭切だったとは驚きです。

 

葦の茎に袋状の巣を作るようで子供の頃その痕跡は見たような気がする。

営巣されているのを探したことがあったが見つけられずに終わった。

 

また葦の写真を見ていてじゃあ蘆って何だろうと思ったので

調べてみると『本来の名前はアシだが、「悪し」に通じる忌み言葉とされ、

ヨシと言い換えられて』とあるので同じものと思います。

 

 

 

 


カワセミとジョウビタキ

2015年11月27日 12時18分00秒 | 小鳥

聞きなれない鳥の声に反応

知っている鳥だろうかと見回す。

写真に撮って後で正体を探すのが楽しい。

 

この間はその声にハッとして見ると

一羽の小鳥が対岸に飛び立つ。

その背中が青い色をしていたように見えた。

 

ここは葛西用水路で周りは家々が建っているような場所で

エッと思う。

 

カワセミが見られたのは上流の水門と下流の汽水域で

とてもここには現れるとは思えなかった。

 

対岸の水面に伸びる桜の枝に止まっていると

すかさず水面に飛び込んで小魚を嘴に咥えていた。

 

こんな時に自分としたことが携帯、デジカメを持たずに家を出た。

いつもいつも持っているのにどうしてこの時に・・・

いないはずのここにカワセミがいると心が舞い上がり

対岸で犬と散歩している人に声をあげてしまった。

「カワセミですよ!」

向こうの人もそれが分かり通りかかった自転車の人に言い

私も丁度歩いてきた女性に教えていました。

 

彼女はスマホで拡大で写真を撮って礼を言って去っていきました。

後にカワセミのことは誰にも言わず

自分だけの秘密にするべきだったかと思いました。

知られて騒がれたらいなくなってしまうのではと思ったんです。

あの時つい高揚してしまい自然と教えてしまった。

 

そんなこんなで結局同じ場所で次の日も確認されました。

朝方奥さんにも見せたかったのですが顔を出した数分前に

姿を消した後だったのでその時はだめでしたが

午後通りがかりに桜の枝に止まるカワセミの姿に出会い

息を飲んで喜んでいました。

またその鳴き声に可愛いものは声まで可愛らしいと褒めること。

 

自分には絶対音感も色感も天才もないので

聞けば分かるかも知れませんがそれを頭で再現できません。

ツクツクボウシの蝉のように

「ツクツクボウシ、ツクツクボウシ」だと分かりやすいのですが。

 

今日もまた聞きなれぬ鳴き声に見慣れぬ小鳥を撮りました。

どうやらこれはジョウビタキのメスのようです。

オスの方が色もはっきりしていて綺麗です、うらやましい。

 

残念なことにカワセミはこの3日ほどは確認されたのですが

その後その姿を見ません。

いつくような場所でなかったのか消えてしまいました。

 

自然界で見る小鳥もこの世の宝物いつまでもいてほしいと

思いますね。

 

 

 


カワセミ見っけ

2015年10月03日 00時44分49秒 | 小鳥

お世話になっている某所での皆さんに

ここにはカワセミが出るよと聞いてから1年後の8月

ようやくそのカワセミの姿を拝むことができました。

が私のカメラではせいぜいこんなもんです。

また少し離れ過ぎていた為にコバルト色というんですか

そんなすばらしい輝き色を肉眼で拝見できませんでした。

かろうじてクチバシの様子でそれがカワセミと判断できたんです。

写真を拡大するとやはりカワセミだと分かります。

 

先日市役所近くに行った折某所でないある川の土手で数人の方が

望遠のカメラやスマートフォンを岸の水辺に向けていたんです。

「何がいるんですか?」と声をかけたところ

押し殺したような声で皆さん「来た来た」と言って身構えたんです。

そこに私の自転車を止める音が静けさの中に響いてしまい

水面に飛んで逃げていく一羽の小さな鳥の姿が見えたんです。

まさにその背は水青色をしていました。

「カワセミだったんですね!」

明らかに皆さんの溜息が聴こえたような気がして

申し訳なくてそさくさとその場を離れました。

 

逃げていった方角でしばらくはそこで時間をつぶしていると

近くから跳び出した鳥がいて正しくそれはカワセミで

そのコバルト色の背は先程の所に向かっていったので

きっと皆さんの被写体になったと思われ

私も罪滅ぼしができたような気がしました。

 

絶滅の道を歩みその姿は見られないのかと思っていましたが

探せばけっこう近くにもいるのが分かり嬉しいかぎりです。

 

次の日やはり懲りずにいってみましたよ。

今度は少し離れた場所に自転車を止めて

皆さんの構えるカメラの先に目をやると

木の枝に黄色い色の腹をみせた鳥が見えました。

じっと見続けていると位置を変えこちらに背を向けた時

鮮やかなコバルトブルーが目に跳びこんできました。

一緒にいた人は昨日の人みたいで

どうやら昨日のことは気にもしてないようでした。

樹木の葉の落ちた枝に止まるカワセミの話をしていたので

かなり前から観察と撮影をしているようであった。

 

僕のカメラではやっぱりこの程度しか写ってはいません。

いつかのジョービタキのように

1メートルくらいに来てくれるならと思う次第であります。