ぶきっちょ

性格がブキッチョなんで
 五体すべてが不器用ってか・・・

触れば壊れてしまう

2016年10月29日 00時45分28秒 | 

 

10月の始めこれを見たフタツメオオシロヒメシャク

 

こちらでは(越谷)初めてかも知れない。

残念なことに羽根が欠損しているが

純白の衣にラメがひかり充分その気品は感じる。

勝手に自分でこの蛾を貴婦人と呼んでまして

きれいでしょ?と誰かに言いたくなります。

 

カワセミを見つけた時も思わず通りかかった人に

声をあげていた。

「カワセミですよ、カワセミ!」

 

以前載せたことがあるように思うので

重複してしまうかもしれないけど

これが過去撮った一番の姿です。

 

綺麗でしょ!

 

 

、これは他所で出会ったアシブトチズモンアオシャクですが

 

出会った喜びはそれはそれで嬉しいものがあるのですが

つい欲が出てもっと完全で綺麗な個体に出会いたくなります。

だから明らかに見て写真に撮っているものでも

また出会うとさらにいい写真ではとカメラを向けてしまう。

 

何枚も撮りましたが無傷のものにとうとう出会い

その色といい完全な羽根に感動しましたが

実際は写真よりもっと綺麗見えるのにと不満が残ります。

これは写真の画素が低いということか腕がわるいということか

心象と写真の違いのどうしようもない尽きない悩みなのでしょうか。

 

つい先日2年ぶりかなスカシカギバです。

 

どうやら2年でなく3年ぶりのようだ。

下が前に撮ったものですまた出会えて嬉しくなりました。

羽根に飾りガラスの窓がはいったような

恐ろしげなしかし悲しげにも見える仮面のような

そんな羽根を持つ不思議を感じる蛾です。

 

いつも掃除をしていただいている人が通りかかったので

つい口にせずにはおられませんでした。

「かわった蛾ですね」と言っていただきハッピーです。

 

めずらしいものだったり変わっていたり

あるいは珍しい蛾に出会うのは無情の喜びがありますね。

今の人だったらwwwwwと入れるんでしょうか 

 

 


コスモスと虫たち

2016年10月27日 00時20分19秒 | つぶやき

チョウや虫は春かなと何となく思っていたが

散歩道になった休み場に咲いたコスモスには

多くの虫たちが集まっている。

 

チョウではチャバネセセリ、ツマグロヒョウモン、ヒメアカタテハ、

モンシロチョウと

蛾ではシロオビノメイガ、ホウジャクなどが

何やらアオムシもいます。

蜂はハナバチ類で間違っていないと思うが同定は無理

ミツバチはセイヨウミツバチで大丈夫ではないかなと。

スズメバチもきたりしてたので怖い怖い。

とまるとコスモスがその重みで垂れてしなってしまうので

何度もそれを繰り返していた。

変わったところでツマグロキンバエの雌がいた。

(雄は複眼の目がくっついている等で分かる)

このハエは獲物を待っているのか花の蜜か解らず調べてみる。

成虫ではどうやら花の蜜が主食らしい。

 

あと少し経てば彼らの姿は消えて寒さが増してくる

缶コーヒーもそろそろアイスよりホットにかえるか。

日が照るとベンチは暑くて座っていられなかったのが

これからはちょうど良くなるが曇れば寒くていられなくなる。

 

ああ、まるで我らは新幹線に乗ってゆっくり弁当を食べている客で

しかしモウスピードで世界を駆け抜けているのか。

 

 


気になった蛾

2016年10月19日 23時42分59秒 | 

先日地面に何か蛾らしきものが降りたのを見て行ってみると

そこにはこれがいた。

これにはそっくりさんがいてまだ出会っていない方ではと

わくわくしながら過去の写真を探ってみると同じものだったのでがっかり。

ホタルガという蛾である。

 

その写真がないので上の写真から加工して作ったのがこれです。

白い線の模様が上側についていてシロシタホタルガといいます。

 

この2種の分布はほぼ重なっていて違いは幼虫の時食べる葉の違いかな。

かれらはお互いをどのようにして区別できているのだろうか?

 

もうだいぶ前になった。

用事で草加に出かけ駅の出口に来たとき上から蛾が降ってきた。

人混みのなかで踏まれてしまうと思い手にとって植え込みに放す。

これはマツカレハで幼虫は松の天敵である。

草加には松林の遊歩道がありそこからきたのだろうか。

これが大量発生すると松枯れを起こすんでまずかったかな?

 

これは1センチくらいの大きさのヒメハマキガ亜科のヨモギネムシガ

その羽根には爆弾を描いたような模様があるのが特徴的です。

新発見の蛾になります。

 

それにこちらも新発見になるかと思います。

ワタアカキリバの雄になります。

これにもそっくりさんがいるのですが羽根の少しの違いです。

コアカキリバというのですが分布に違いがあるので分かるとしても

重なり合うところではどうなんだろうか。

 


ホタルと言えば

2016年10月07日 00時33分32秒 | 独り言

 

ホタルと言えば鮮烈に思い出すことがあります。

3歳か4歳か5歳か記憶は曖昧ですが

当時の田舎(我が家の)の台所は土間で(分かるかな?)

煮炊きはかまどで背にした背後に手で押すと水が出る井戸ポンプ

の井戸がありました。

深夜の土間はアイツ(ヤマトゴキブリ)で恐怖鳥肌が立ちます。

トイレは外で猫の目は闇でひかり大きな犬が背後にいたりします。

大便器では真っ暗なんで記憶によれば2度ははまりましたね。

(小さな小部屋の板間に四角い穴があり前に立板がある便器です。

これももちろん外の別の小屋になります。)

土間を上がったところが皆で食事を取る居間があって

その横には風呂場があって内蓋に乗って沈んで浸かる丸い風呂でした。

土間から薪で火を焚くようになっていて手伝った記憶があります。

親の代の地震で(戦争のため報道なし)小さな家になったらしいのですが

どえらい昔でもドエライど田舎でもなかったと思いますが

今では戦争を知らない世代の昭和でもドエライ昔ですか。

 

私が風呂に入っていて追い焚きを兄がしてくれていたのか

火の番をしてたのかその場を離れ戻ってきた時

手に包んだものをゆっくり広げて見せたのです。

土間側に扉を開けてその手の中を覗き込むと

そこには1匹の平家ボタルが明るい光を放っていました。

外の庭木に来ていたホタルを捕まえてきたんです。

庭木に飛ぶ数匹とこのアニメのような記憶は鮮明です。

 

その頃は家の庭先にもたびたびホタルが見受けられたんです。

提灯を灯してにお墓参りに行く時だったかなそれは曖昧だけど

確かに「ホ蛍来いあっちの水はまずいぞ」と歌っていたと思います。

やがてすぐに近辺から蛍は姿を消して

蛍狩りはヤマガ(山家?)に行かないと見られなくなりました。

マムシの目も光るから気を付けろと言われたのを覚えています。

そして気が付けばそのヤマガからもいつしか蛍は消えました。

 

いつかまた蛍が戻ってくるといいなと思いましたが

とうとうそんな日が来る様子はありません。

蛍が自分の周りを光りながら飛び回るのは本当に幻想的です。

子どもにいつかそれを見せてやりたいと思ったのですが

それはアニメの世界になってしまいました。

 

彼らがもどってくることはもうないのなら

どうかして自分の力で繁殖させられないかと思ったりしちゃいます。

 

現在ワンちゃんの散歩でゴミ拾いしながら思うことは

とてもとてもそんなことは無理だろうなと思えてきます。

蛍の頃は道にも畑田んぼにもゴミはありませんでした。

用水路にはエビも蟹にもうなぎもゲンゴロウもいました。

何時ごろからだろうか近所のお百姓の方が

田んぼに捨てられるゴミの苦情を言うようになったのは・・・

これって年寄りの愚痴????

 

絵を描こうと思ったんですが文字だけになってしまいました。