図工ランド日記

図工ランドの課題を毎週ご紹介
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クレヨン画

2015年04月22日 | 本科みんなの作品ー平面

どちらかというと小さい子向きの画材とされているクレヨンですが、今回はクレヨンだけでしっかり描いてもらいました。

強い発色や素朴なタッチに魅力があります。多色を塗り重ねたり、こすってぼかすなど様々な表現が可能です。

制約があるところがそれぞれの子どもたちの工夫につながり、かえっておもしろい絵作りになったと思います。(代表 きむらあきひこ)

↑幼児の作品

 

クレヨンは小さいこが使うんだ~と言ってしまいがちな小学生のお兄さんやお姉さんも今日は絵の具を使わずクレヨンだけで描いてみましょう。
幼児のみなさんはクレヨンでしっかり描きましょう。
今回はクレヨンの魅力を再確認してもらう課題でした!

いつも絵の具を混ぜてつくるけど…クレヨンにない色をつくるのはどうするの!
いつも絵の具で塗る背景はどうするの⁇
ふわふわ感を表現したい!

クレヨンだけで描いてみました!

何色も重ねて重ねて描いたらクレヨンでも色は出せるし、短いクレヨンを平らにして描いたら背景も簡単に塗れました。
ティッシュを使ってこすったら、ふわふわな感じにもなりましたね。

クレヨンってやっぱりすごい!
これからもクレヨンを上手に使っていきましょうね!
(まつもと まりこ)

 

↑International

 


パペット

2015年04月16日 | 本科みんなの作品ー立体

やや取り付きにくい塑像の課題ですが、今回のパペットは遊びにつかえるという事で、楽しみながらつくることができました。

しかし,実際に取り組んでみると顔を立体的につくることが難しく,また工程もたくさんあるので,難易度の高い課題でした。

人形は自分のイメージが反映するので,それぞれの人の個性がよくあらわれた作品になりました。

(代表 きむら あきひこ)

↑幼児の作品

今回の粘土はいつもと違って動くということで、子供たちはみんな大喜びでした。
ユニークなもの、かわいいもの、かっこいいもの。作るものは自由なので、みんな思い思いのパペットを作りました。
パペットはやることがいつもよりも多いため、時間ギリギリまで大忙しです。そうして完成させた作品を動かして遊ぶと、苦労した甲斐もあり喜びもひとしお。
色とりどりのパペットが賑やかに動き、今にも人形劇が始まりそうです。
ぜひお家で遊んでくださいね!
(やまもとりかこ)

↑international


墨絵

2015年04月09日 | 本科みんなの作品ー平面

より対象を絞り込んでシンプルに描く必要があり、普段の着彩画より迫力ある絵がたくさん生まれたと思います。

(代表 きむら あきひこ)

↑幼児の作品

今回の課題は墨をつかってのお絵かきでした。

墨絵というと、雪舟など水墨画のイメージが強いので、「しぶい課題だけど、若い生徒さんたちは楽しんで取り組めるかな…。」とこちらも少し不安なところはありました。

しかし、その不安は授業を始めたら吹き飛んでしまいました!

みんなよく描く!それも普段、絵が好きでなかったりあまり乗り気のしていない生徒さん達が積極的によく描く!

授業の初めに墨絵ならではの様々な技法(にじみ・ぼかし・かすれなど)を教えた効果もあるかと思いますが、普段使い慣れた絵の具の黒にはない漆黒の黒さや、使う色は黒一色のみという色選びからの解放などもあり、いろいろ新鮮な気持ちで取り組めたのだと思います。

みんな頭のバルブがいい方向に緩んで自然体で描いてくれたのが良かったと思います。

一番驚いていたのは、発表会で子供たちの作品を見た親御さん。「墨だけでよくここまで描けたね」と子供に話している場面をよく見かけました。絵の描き方は一辺倒ではないことを楽しく味わってくれたのではないでしょうか。

(こばやし のりこ)



腕時計のデザイン

2015年04月07日 | 本科みんなの作品ー立体

もちろんダミーですが厚みがあり実際に装着できます。大人のもつ道具には子どもたちは敏感なようで,様々なタイプの腕時計をデザインしてくれました。

手順としては,最初デザイン画を描いてもらいましたが,手頃な大きさで扱いやすい材料であったため,つくりながら試行錯誤して気に入った形に仕上げてもらいました。

手描きの文字やカラーリングが妙に愛嬌のある作品ができあがりました。

(代表 きむら あきひこ)

↑幼児の作品

針は動きませんが、腕には巻くことが出来る腕時計のデザインです。
実際に身に付けられるものとなると生徒さん達のテンションもあがります。まずはデザイン画をスケッチし、それをもとに形にしていきます。
はじめにデザイン画を描くことで完成形のイメージもしやすく、一度手が動くと黙々と集中している生徒さんが多く見られました。
まるで本物の時計の様に今にも動きだしそうなもの、細やかな装飾の丁寧に作り込まれたものなど、色合いも豊かで、はっとするデザインがぞくぞくと誕生です。
商品化したら大ヒット間違いなし!と思わずにはいられない魅力的な作品がたくさん完成しました。

(はやし みよこ)


靴の写生

2015年04月04日 | 本科みんなの作品ー平面

写生の課題,モチーフは靴です。

歯ごたえがある課題ですが,普段のお絵かきよりシーンと静まりかえってみんな真剣にとりくんでくれました。

絵の具で色にこだわって描く人。鉛筆で下書きしていたつもりが,細かい所まで描いていくうちに鉛筆デッサンになる人など,同じ写生でもそれぞれのこだわりポイントや年令により異なる表現になるところが面白いところです。

われわれが考えていた以上に描くことができた課題でした。

(代表 きむら あきひこ)

くつの写生をします!

以前、紙粘土でくつをつくる、という課題がありました。絵のくつと紙粘土のくつでは、出来上がるものが大分違いますね。ですが、実は作品をつくる過程はどちらもよく似ています。
まずはとにかく相手、つまり今回はくつをよーく見て観察しなければいけません。
そこで、よく見ることは確かに大事なんですが、つられて細かい一部分から作品に取り組み始めてしまうと、途端にむずかしくなってしまいます。
よく観察していると、ついつい部分の形のおもしろさにひかれてそこから始めてしまうんですよね。ですが、勇気を出して全体の形や、大きさを決めてから細かい部分に取り組むことが近道です。
図工ランドでもくつは用意しましたが、はいてきたかっこいい自分のくつを描いているお子さんもたくさんいました。普段何気なくはいているくつですが、いつもは上からの目線で足元を離れて見ているわけです。あらためて間近で見てみると、はき慣れたくつのちがった表情が見え、また面白かったのではないでしょうか?
(うがじん たつや)