市販のハンディタイプのミニ扇風機をファンにして,それ以外の部分をデザインする課題です。
子どもの工作なので,プロダクトデザインとしての機能的なデザインは求めませんでしたが,上の作品はミニマルなデザインに仕上がっています。
下の作品はそれとは対象的に,伸びやかなかたちにデザインしたものになっています。どちらも面白いと思います。
このブログでは紹介しきれない,様々なアイデアを盛り込んだ作品ができあがりました。
(代表 きむら あきひこ)
実際に使うことができるということで生徒さんたちはいつにもましてやる気満々です。
材料の種類も多くはないので、自分のアイディアと技術で素材からパーツにすることが求められます。
扇風機のデザインは卓上が原則ですが、小さな生徒さんは扇風機の羽根をプロペラに見立てて飛行機にしたりと楽しみながら作りました。
小学生になると全体のかたちや色にこだわったり、実際に使用するときのことを考え、扇風機の取り付け位置や角度など実用面にも気を配りました。
そうして一生懸命に作って完成した扇風機はどこにも売っていない自分だけのもの!
そこから流れる風もいつもより涼しく感じたのではないでしょうか?
(こばやし のりこ)