図工ランド日記

図工ランドの課題を毎週ご紹介
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モザイク画

2014年04月24日 | 本科みんなの作品ー平面
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色のプラスティック板を割って作成するモザイク画です。
色数が限られているうえ,板が思い通りの形には折れません。不自由な条件のなかでどうつくるかがポイントです。
今回は何を捨てて何を描くかをはっきりさせることが良い結果となったようです。
モザイクは図工ランド講師の先生で大学院で専攻した人が居るくらい奥が深い技法ですが,子どもたちはとりあえず遊び感覚で楽しんで制作してくれました。
(代表 きむら あきひこ)
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今回は色とりどりのプラスチックの板を使ってモザイク画の作成です!
このプラスチックの板はかるい力でパキっと簡単に割れます。
いろんな色の板をパキパキパキパキ…
えんぴつで下書きした線にそって細かいかけらを埋めていったり、自分の思うかたちを器用に割ってパズルのように組み合わせたり!
やり方はそれぞれ…みんな黙々とかけらを貼り付けました!
いつも描いている絵も、プラスチックの板のとんがった形がおもしろさを出してくれます。
お花も車も恐竜も、素材が違うといつもの絵とぜんぜん違いますね。
みんな素敵なモザイク画ができました!
ぜひお家の壁に飾ってほしいと思います。
(まつもと まりこ)
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以下幼児さんの作品
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そっくり野菜2014

2014年04月17日 | 本科みんなの作品ー立体
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図工ランドでは教室に過去の課題のサンプルを置いてあります。子どもたちや保護者がそれを見て特に注目を集めているのが「そっくり野菜」です。人気があり,しばらくやっていないので再度実施することにしました。
色のバランスを考えて野菜を用意して,ルールは簡単です。
実物を見ながら粘土で形をつくり,絵の具で色をつけます。
写実・形,色という造形の基本要素を押さえた課題で,幼児から我々大人まで,人それぞれの年齢なりに楽しめます。
(代表 きむら あきひこ)
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今週は塑像の課題です。粘土と絵の具を使い、本物の野菜そっくりに仕上げます。
教室に入ってくるなり、講師陣が見本でつくったそっくり野菜を見て「えー!これ粘土なの?本物みたい!」と驚く子も。頑張って本物みたいにそっくり作ってこっそり冷蔵庫に入れて、家族の人を驚かせよう!と声をかければ、「そうしよう!騙しちゃおう!」とみんな、したり顔でやる気スイッチ全開です!
粘土は自由に形が作れる反面、ちょっとした力でつぶれたりもします。「ちょっと小さいかな?」とか「ヘタの部分が難しい」などと悪戦苦闘しながらもみんな形になっていくのを楽しんでいる様子。平面と違い立体なので、色々な角度から眺めて見ることが大切です。
色塗りの段階では、野菜という自然物の微妙な色合いをよく観察し、様々な混色を学びました。
苦心した分、みんな自分の作品に愛着が湧いたようで、完成後は家族に誇らしげに「これは偽物だから食べちゃダメだよ」と注意している姿をよく見かけました。
家族全体で楽しめた、おもしろい課題でした!
(こばやし のりこ)
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以下幼児さんの作品
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想像画

2014年04月07日 | 本科みんなの作品ー平面
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「想像画」です。
大人にとってはわかりやすいテーマですが,小さい子どもにとってはわかりにくい概念ではないかと考えました。
まず「想像」という言葉は説明ぬきにはつかわないことにしました。
概念の説明より具体例,ということできっかけとなる言葉をいくつか用意しました。一つ例をあげると「冒険の島」です。キーワードについて対話したり,他の子どもたちの作品を見せるなどして,イメージをふくらませてもらいました。ポイントは,みんな楽しい絵を描いているな,自分も描きたいという気持ちを誘導することです。
そのような導入のあと,子どもたちは思い思いに,自分の世界を拡げて絵を描いてくれました。
(代表 きむら あきひこ)
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今回のイメージ画は思いのまま自由に描いてもらうのはもちろん良いのですが、何を描こうか迷ってしまう生徒さんには、こちらからいくつかのテーマを出し、気になったものから各自イメージを膨らませてもらいました。
描きたいものが決まった生徒さん達の想像力は無限大。
頭の中に広がる世界は次から次へと湧いていき、力強いタッチと鮮やかな色彩でみるみる画用紙をいっぱいにしていきます。
男子にはお化けや冒険などワクワク、ドキドキ系の作品、女子にはふんわり、ほっこり系の作品が人気だった様に感じます。
今回もまた、作者だけではなく観ている側の想像もかきたてる様な魅力的な作品がたくさん完成しました。
(はやし みよこ)

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幼児の作品
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コロコロ工作

2014年04月03日 | 本科みんなの作品ー立体
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今回は「立体の造形あそび」というカテゴリです。
ボールが転がり落ちる道をつくります。回転の羽や落とし穴,エレベータなど結構工夫することがたくさんあります。余力のある人は盤に絵を描いて,世界を拡げてもらいました。
ローテクなあそび道具ですが意外に奥がふかく,紙テープによる坂の微妙な勾配の違いでボールの転がる動きが違います。考えていても転がり具合はわかりません。少しつくっては転がして,試しながらつくりあげました。
みんな楽しんで制作することができました。
(代表 きむら あきひこ)
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今回の課題はコロコロ工作です。
ダンボールに、紙テープやたこ糸など、みんながいつも使い慣れた材料をたくさん貼付けて、コロコロとスーパーボールが転がる道をつくりました。
みんなは材料を仮止めしながら「どうしたらうまく転がるかな?」「ゴールをたくさん作って点数をつけよう!」
「たこ糸のエレベーターでボールを運べるよ」と色々悩みながらアイデアを練り、がんばってつくってくれました。
転がる道を作ったあとには、クレヨンで背景に絵を描いてもよし!飾りをつけても良し!
今回はいつもの工作より少しできあがりが大きめでした。個性あふれる存在感のある作品が、たくさん完成しました!
(うがじん たつや)
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