東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

思い立って徳島へ(3)

2014-04-29 00:17:10 | 列車

2014年3月24日(月)      →天王寺  :普通天王寺行き 天王寺  →梅田   :地下鉄御堂筋線 大阪   →西明石  :普通加古川行き 西明石  →姫路   :普通播州赤穂行き 姫路   →岡山   :普通新見行き 岡山   →児島   :快速マリンライナー17号 児島   →坂出   :快速マリンライナー19号 坂出   →琴平   :普通琴平行き 琴平   →阿波池田 :南風7号 阿波池田 →徳島   :普通徳島行き 徳島   →高松   :普通高松行き 高松   →岡山   :マリンライナー58号 岡山   →姫路   :普通姫路行き 姫路   →大阪   :新快速野洲行き 大阪   →     :快速日根野行き 運賃:青春18きっぷ1回分+¥270+¥1,370+¥200

思い立って徳島へ(2)から
ホームに上ると、琴平行きは出発を待っている状態であった。

幸いにも、2輌編成の列車は、予想以上に空いており、余裕でボックスシートを占領できた。

坂出出発後、暫くは、先程来た線路を逆行し、瀬戸大橋線と分岐して、宇多津に停車。

乗客の出入りはそれほど多くは無い。丸亀を過ぎて、多度津に到着。ここで、予讃線と分岐する。

多度津を出て、金蔵寺、善通寺と2駅停車すると、もう終点琴平である。

次に乗る列車まで、50分以上時間があるので、一度改札を出た。

途中下車の目的は一つ。

香川県と言えば、う ど ん

うどんを食べずして、四国に来た甲斐は無い。


事前に、ある程度目星はつけて置いた。もちろん、時間があれば、金比羅さんをお参りすれば良いのだろうが。50分ちょっとだと、両方は無理である。

琴平駅前通りを進み、鳥居をくぐって、琴電琴平駅を右手に橋を渡る。


突き当たりを左に曲がって、100mちょっと行くと、道の右側に宗家金比羅饂飩狸屋がある。早速、入ってみることにする。

平日の昼前ということもあって、店内にいるお客は1名。

メニューをざっと見て、ぶっかけうどん¥500を注文した。このお店、何かいわれがあるのかも知れないが、店内に、浮世絵風の装飾が並んでいた。

うどんは、ものの5分程度で運ばれてきた。

見た目も美味しそうだが、実際美味しい。特に麺の堅さが、小生好みで、出汁の絡まりも良く、何とも言えない幸福感が口一杯に拡がって、あっという間に平らげてしまった。

ご馳走様でした。

これでやっと、四国にやってきたという実感が湧いた。

青春18きっぷだと、¥2,300で日帰りで旅行きるので、饂飩巡りだけを目的に四国訪問するのも良いかも知れない。

因みに、狸屋の金比羅饂飩は楽天でも購入可能である。


次に乗車する南風7号の特急券(指定席券)を発券しないといけないので、食後は、寄り道をすることなく、元来た道を琴平駅まで戻る。

土讃線は、琴平から高知方面は、非電化区間であり、列車本数が極端に減ってしまう。阿波池田で徳島線に乗り換えようとすると、どうしても特急に乗らざるを得なくなる。

いや、正確には、特急より少し早く出る普通列車に乗っても、佃で同じ徳島線列車に連絡しているのだが、始発駅から乗車しないと、良い席の確保が難しくなると予想した。

特急でワープと言っても、琴平から次の阿波池田までの一区間だけである。JR西日本のe5489で予約すると、特急座席指定券と運賃込みで¥1,370と本来の料金よりかなり安くなる。因みに、快速マリンライナーの指定席料金に至っては、たったの¥200である(全て2014年3月時点の料金)。

ご存知無い方もいるかもしれないが、JR西日本e5489は、一部列車を除いて、JR四国JR九州の列車もカバーしており、JR四国JR九州の主要駅でも発券できるので、せいぜい賢く利用することである。e5489なら、発券前の列車変更は何度でもできる(発券後は1回だけ変更可能)。

ところで、少し大きな駅なら、緑の券売機で自動発券できるのだが、琴平駅には、緑の券売機は無く、予約に使ったクレジットカードを窓口で差し出して、マニュアルで発券してもらうことになる。窓口が混んでいたら拙いので、早めに発券しておくのが望ましいと思う。
(続く)


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