東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

雨漏り快速 ムーンライトながら

2009-08-07 23:10:00 | ムーンライトながら

雨漏りで濡れたシートの応急措置往路:8月7日(金)      →東京   :中央線快速 東京   →名古屋  :ムーンライトながら 名古屋  →津    :鳥羽行き急行 津    →鶴橋   :アーバンライナーPLUS(DX) 鶴橋   →天王寺  :大阪環状線 天王寺  →     :阪和線快速日根野行き 運賃:¥690+¥1,450+¥510+青春18きっぷ+近鉄株主優待券+¥1,690
梅雨は明けたが、不安定な天候が続く。本日も、夕方、関東地方で局地的な豪雨があったらしい。こんな日に移動する以上は、交通機関の乱れに敏感になっておかないと、足下をすくわれる。

カフェ エニータイム幸い、多摩地方では夕立程度の雨で、帰郷の荷物をまとめて19時頃に旅立ち、中央線に乗車して、東京駅で途中下車する。

例によって、ファンくるの覆面モニターを行うためである。

ファンくるとは、お店の覆面モニターになって調査・報告する事で、代金をポイントバックしてくれるシステムであり、小生も度々お世話になっている。

今回は東京駅八重洲中央口改札近くにある、CAFE ANY TIMEの調査を行う。ポイントバック率が50%と高めである。

初めてのお店であったが、お味は平均点以上。そして、一番のメリットは、2Fの喫煙席である。なんせ、東京駅近辺では煙草が吸える所が少ないので、貴重な存在である。
カフェ エニータイム
カフェ エニータイム

また、22時30分まで営業しているので、23時10分発のムーンライトながらとの相性も良い。ちょと早めに東京駅へ行き、あたかも空港のラウンジのような感じで使う事ができる。

因みに、ファンくるの登録は、以下のバナーから可能。

fancrew

さて、ラウンジと言えば、東京駅地下1Fの銀の鈴広場に、新幹線、特急専用の待合い場所がある事に、今回初めて気が付いた。
銀の鈴広場 特急利用者用

利用可能時間は9時~20時までなので、既に柵が張られていたし、元々ムーンライトながらだと利用できないのは明白だが、覚えておくと、何かの折りに役に立ちそうな気がする
注意書き銀の鈴広場

と言っても、空港のラウンジと違って、単に、ソファが置いてあるだけのようなのだが。


さて、23時前に10番ホームへ行くと、なんと、9番線にかつての定期ムーンライトながら、今は回送列車が、留まっていた。

東京駅
そして、回送列車が出発して暫くすると、臨時になってしまったムーンライトながらが品川方面から入線する。

扉扱いの間合いを取って、乗車が開始される。

定期ムーンライトながらが廃止され、ダイヤが変わっても、この光景は昨年と同じ。

今宵の宿は、ムーンライトながらである。

本日、集中豪雨の影響で、宇都宮線、湘南新宿ラインには大幅なダイヤの乱れが発生しているとの事だが、無情にも、ムーンライトながらは定刻23時10分に発車する。多分、小田原で待ち合わせをするのだろう。

東京駅出発後、鉄道唱歌のオルゴールが流れ、案内放送があった。なかなか良い雰囲気である。

ところが、乗客のだれかが、水が漏ってくると騒ぎ出す。

ふと、天井を見ると、空調の吹き出し口という吹き出し口から、水滴が伝っている。幸い小生の座席は大丈夫だったが、ポタポタと水滴が落ちてくる席があるらしい。
空調吹き出し口には水滴が

品川を過ぎて検札があったが、苦情を受けて、どこからか雑巾を持って来て、空調吹き出し口付近の水滴を拭いて回る。

単に、空調配管の不具合か、それとも、車庫で眠っている間に、豪雨を受けて、本当に雨水が漏れているのかは不明だが、トコッロ列車じゃあるまいし、雨漏りがする列車なんて常識では考えられない。

それにしても、運行前に点検をしておれば分かりそうなものを。そのようなチェックをやっていないのだろうか??

そんな事などお構いもせずに、列車はダイヤ通り走行を続ける。

そして小田原到着。

予想通り、宇都宮線のダイヤ乱れの影響で、当駅出発は25時21分頃になるとの事。そして、乗り込んできた係員が水漏れと、湿りきった座席の応急措置を実施する。

普通なら、座席変更で対応する所だが、何分、調整席まで満席のムーンライトながらでは、それは叶わない。気の毒ではあるが、運が悪かったとしか言いようが無い。

そして、漸く、応急措置が完了した様子。ちらっと見ると、座席にビニールをテーブ留めした様である。いやはや、...。

小田原を50分程遅れて出発後、”回復運転に努めます”というアナウンスがあった。この”努めます”という表現は微妙である。

かつて、東京で強い地震があった夜も、ムーンライトながらを宿としていが、この時も”回復運転に努めます”というアナウンスがあった。

が、結局、名古屋到着が遅れて、6時発の近鉄アーバンライナーを逃してしまった。

結構、スピードを上げて運転している様子ではあるが、さて、明日朝はどうなる事やら...。

熱海に運転停車し、運転手交代の後、珍しく熟睡できた様で、翌朝、熱田で運転停車するまで目が覚めなかった。と言うよりは、恐らく朝の放送開始で起こされたのだろう。

名鉄時計を見ると、時刻は5時10分。

どうやら、回復運転には成功したらしい。熟睡していたので、どこの停車時間を調整したのかは分からないが。

熱田で運転停車している間に、トイレを済ませ、名古屋で降りる準備を進める。

併走する名鉄が見え出すと間もなく名古屋到着である。この風景を見るのも久しぶり。
名古屋到着

名古屋到着。

金山寄りの、近鉄連絡改札を目指して歩いていく。今回は、名古屋から、531列車、鳥羽行き急行に乗車し、津で、アーバンライナーに乗り換える予定。

近鉄のホームに着いて、暫くすると、531列車が入線した。

自分のブログで調査すると、以前、この列車に乗車したのは、2006年の12月なので、実に2年8ヶ月ぶりである。なんでも、2007年頃に車体更新されて、シートが新しくなっている。座り心地も良い。

名古屋を出発して、昨夜購入したサンドイッチで朝食とする。少し、お腹を満たしておいて、二度寝をするためである。

朝食しかし、久々の鉄道紀行であり、車窓が楽しくて、なかなか眠れそうにない。




桑名、近鉄富田、近鉄四日市、塩浜,....

そして、津に到着。

大阪難波行きアーバンライナーに乗り換えるために、ここで降りる。約15分の乗り換え時間の後、アーバンライナーがやってきた。

名古屋6時発のアーバンライナーは、以前は、アーバンライナーNEXTだった、いつの間にかPLUSに変わっている。

早速乗り込んで、所定の席に着く。DXシート、1人掛けはほぼ埋まっているが、2人掛けは、ほとんど空席の様子である。
アーバンライナー車内

カーテンを閉めて、アイマスクを早着し、今度こそ、二度寝をしようと、楽な姿勢を探す。

中川短絡線を過ぎたあたりで、意識を失った様で、八木到着のアナウンスを聞くまでは、全く記憶が無い。今回の旅では、良く眠れた方である。腹を軽く満たしておくのが良かったのか。

アーバンライナーPLUS@鶴橋八木を過ぎてからは、意識はあるが、アイマスクを掛けたまま、ぼんやりとして過ごし、鶴橋到着のメロディで慌てて荷物を片づける。

その後は、特に、何と言うこともなく、ごく普通に大阪環状線と阪和線を乗り継いで帰宅。

ムーンライトながらの雨漏りには閉口したが、安い旅には、リスクは付き物。小生の鞄の中には、一応、レインコートは常備してある。
ムーンライトながらの座席が取れなかった時には、夜行バスで移動。予約はこちらから



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