蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

ボイラーのパワーアップ!

2010-11-30 21:00:07 | Weblog
今日の朝も、真っ白な札幌、及び札幌周辺でしたね。

これは蛇口屋に会社に行くなといっているんでしょうかね。
今日もかなり早めに自宅を出て、国道を走っていましたが、周りをみると、いつもの時間帯に出会う車も多くて、みなさん、きちんと積雪事時の予防線を張っておられるのだなあ、と感心する蛇口屋もまた、そういう風に周りからはみられているんでしょうね。

昨日の続きだと思って、今日も覚悟をして雪吹きすさぶ早朝、もこもこに着込んで会社に行くと、今日はふつうにボイラーの仕事が入っていました。

ちょっと拍子抜けしてしまった早朝の蛇口屋です。

この取り溜めた気合いはひとまずボイラーに向かわせる事にして、ひとまず現場に向かいました。

今日の工事は、床置きのセミ貯湯式から、壁掛けの直圧タイプへの交換工事で、比較的、夢のある工事といえます。
給湯量も増、圧力もおおよそよそ3倍近くへのパワーアップです。

多分、ガンダムでたとえるなら、旧ザクからゲルググあたりへの乗り換えに近いですね。
マグネットコーティングする前のガンダムすら上回るスペックです。

ただ、いつものように工事していつものように注意をさせて頂いているのは、出るお湯は、そのまま捨てるお湯という事です。

つまりですね、3倍近くの圧力で、流量もそれに準じてあがって行く吐水口から出るお湯は、歯磨きなんかをしながら流しっぱなしにすると、そのまま、排水口へ捨てているお湯も3倍ということになって、ボイラーとしては一生懸命にお湯を作るため、灯油も多く捨ててしまっている訳ですから、出る量も倍なら、無駄に使う量も倍って言う事になります。

よく、この種の工事をして、理不尽なクレームとして来るのは、水道代が上がったという内容はこのようなところから来ています。

無茶なクレーマーさんたちは、器具を取り替えろって要求してきますが、A山の営業だと、詳しく説明もしないし、理解もさせませんが、特に強くも進めないので、この辺はお客さんの自己責任という形になってしまいます。

こう言うところまで計算しているとしたら、A山営業もあながち捨てたものでもありませんね。全体的には不利な事の方が多いですけどね。

ひとまず、工事は順調に終わって、お客さんも喜んでいましたので、一応の説明をしたあと、直圧ボイラーのユーザーさんならではのご説明を加えていた蛇口屋でした。

雪、積もっちゃったかぁ…

2010-11-29 20:00:38 | Weblog
いよいよ、雪が来てしまいましたね。
昨日の晩から降り始めた雪に、蛇口屋、軽く絶望感を抱いてしまいました。
蛇口屋があれほど真摯に願っても、季節の移り変わりには勝てなかったと言うことですね。
残念でなりません。

もう少し待ってほしかった。
せめて来月の給料日くらいまで、待っていてほしかったです。

正直、蛇口屋の家から見る、路上に降り積もる雪は、明日会社にゆけるだろうか? という、もう休んじゃおうかな、暗いのネガティブな感情を生み出してくれました。

まあ、仮に休んだとしても、多分、深々と降り積もる雪を横目に、たまっていた自分の事が全部できるなあ、くらいに考えていました。

この辺はポジティブですよね。我ながら。

もっとも、雪も、会社に着いて、現場に向かう頃にはすっかり溶けてなくなって、昨日までの背景にもどっていましたので、一安心でしたけどね。
現場が千歳だったので、雪なんてすっかり無いやって、油断していたら、札幌には積もって凍った道路が蛇口屋を嘲笑うかの様に、もうツルツルと歓迎してくれましたね。

一日を通して、そんな日でしたが、仕事としては、今日は、設備の仕事ではなくて、時折激しく降る雪の中、サイディングやら、物置の解体やらを手伝っている蛇口屋でした。

この時期、ぽつりぽつりと仕事がなくなるんですよね。
蛇口屋の守備範囲ではよくあることで、いつもガレージとかカーポートとかの手伝いに回されることが多いのですが、昨今その、ガレージだのカーポートのお仕事ない状態なので蛇口屋も仕事が無く、このサイディングの現場に、社員一同全員投入と言う形になってしまったようです。

本当に、最近の不景気には困ったもんですよね。
それでも年末になると、クリスマス商戦とか、お正月商戦とかが始まるのですから、日本人というのは信心深い民族ですよね。

単にお祭好きって言ってしまえばそれまでなんですけどね。

まあ、仕事も順調に暇になっている今日この頃、実は来月から、蛇口屋のお休み日が日曜日から水曜日になりました。

これは蛇口屋のプライベートな事で、会社に頼んで曜日をずらしてもらいました。
昨日、ちょっと書いていた様に、来月末から、蛇口屋家は立て込んで来ます。

もしかしたら、ブログの更新できない日もあるかもしれません。

まあ、ブログの更新くらいで悲壮になるような事はないんですけど、読んでくれているみなさんには、楽しみにしてくれる方もいらっしゃるんで、その辺はうれしいやら悲しいやらです。

総じて言うならありがたいですね。本当に。

ともかく、12月はあらゆる意味で総力戦の月です。今のうちから気合いを入れておかねばと、そうだ、エスカップでも買っておこう、と思う蛇口屋でした。


ちょっと心配な事・・・

2010-11-28 18:16:59 | Weblog
いよいよ、今週から、今年最後の月が始まってしまいますね。

TVでは、紅白の話題とか、いよいよ年末も押してきましたね。

でも、その前にクリスマスがありますが、今年の蛇口屋家のクリスマスはちょっと遅くなりそうです。
と言うのも、蛇口屋家第二子は、帝王切開で分娩に決まりましたので、クリスマスはうちの奥さんは、病院のベッドにいることになっています。
ケーキとかは退院してからですね。

ちょっと、その話が決まってからは、ソワソワしている蛇口屋ですけどね。
まあ、蛇口屋が心配しても、仕方が無い事なんですが、身体にメスを入れるって言うのは、蛇口屋も経験があるので、自分の事のように考えてしまう訳です。

蛇口屋の場合は足でした。前十字靱帯と両側の靱帯で、今は人工の物が入って、ボルト止めです。

長いリハビリ生活の末、漸く退院という事になったんですが、実は現在選んでいる職業も、正確に言うならNGなんです。

上手に使えば一生保つ様に手術をして処置してもらったんですが、靱帯に依存するようなスポーツや行動は、今でも制限を受けています。
例えば、不整地を歩かない、とかスキーはやらないとか、それになるべくなら、力を使う仕事に従事しない方が良いみたいですけど、まあ、一度切っている靱帯ですから、既に骨には人工靱帯を通す為の穴が空いている訳だし、切れたら、また新しい人工靱帯をいれてもらえば良いか、くらいに考えています。

手術とリハビリは辛かったですけど、まあ、人生そう言うこともあるだろうと、割と前向きに考えて乗り越えて来たので、今までやってこれましたけどね。

それでも、自分の事なので、どうにか出来ると思っていたんですけど。
これが、この身体を離れて、人の事だと、本当にどうにも出来なくて、ちょっと辛いですよね。痛いのは自分ではないし、困るのも自分ではないのですから、何とも言いようの無いモヤモヤした気分です。

そうなんですよね、蛇口屋は自分が障害を乗り越えるは何とかかんとかやって来たんですが、人が障害を乗り越えるのを横で見ているのは、全く慣れていないんです。

ましてそれが夫とか親の立場なら、もう、気持ちが先行してしまって、ソワソワしまくりですよ。

ひとまず、今日も、ボーッとしていると、そのことだけを考えて、気が狂ってしまいそうなので、なにか、勉強でもしようかなと、ひたすら逃げる蛇口屋でした。


この不景気も、何かの変化への通過地点かもしれませんね

2010-11-27 17:13:00 | Weblog
今日は、子供の幼稚園の催し物の関係で、仕事はお休みしている蛇口屋です。

なんか、最近は仕事が少ないので、あっさりとお休みを頂けましたが、そのあっさりさに、一抹の不安を抱いている蛇口屋でもあります。

例年なら、この時期に来ると、エクステリアなんかは駆け込み需要があって、「どうしても雪が降る前に、ガレージを建て直したい」とか、「年内中に物置を建てたい」なんて工事が、年末まで、多くは、年を越えても処理し切れないくらいは工事で埋まる筈なんですけど、今年は予定が全くありません。

恐ろしいほど、会社の予定表がガランと空いています。

不幸中の幸いで、蛇口屋の仕事はあるので、まあ、暇な不安感は他人ごとなんですけど、このまま、こういう事が続くと、エクステリアの方では哀し別れが待っているかも知れませんね。

つまり人員解雇も社長の視野に入っている感じがしています。
今後は設備に力を入れてゆこうとしていますから、この種のエクステリアは外注でもかまわない、みたいな話をしていました。

ともかく、仕事が少なくなってきている様です。通常の需要が無くなっていますね。

確かに、経済の不安な世の中で、ひとまず生活でも、見栄えとか、外観なんて、多分、後回しにされる事ですから、目に見えて判る景気回復でも来ないと、このまま、余裕のある所も貯蓄に回されてしまうのではないかと、うちの社員の皆さんは言っています。

こんな時代ですから、蛇口屋の貧乏も頷けますよね。
まあ、そのうち、機会でもあればなんとか出来たらいいなあ、でも出来なくてもいいか、それほど不幸でもないし。って言う感じですかね。

この辺はどん欲になれと、蛇口屋の回りの皆さんは応援してくれますけどね。
ただ、他の方々と違って、蛇口屋の場合、何処まで行けば一人前なのか、今一つ、明確なボーダーラインというのが見えてこない実情もあって、仕事して、経験して、蓄積して、勉強して、裏付けを取って、また仕事をして、経験して、それを蓄積して・・・、って言うのを永遠に繰り返して、結構、良い感じで高い山に登れたなあ、って改めて見渡すと、まだ回りには高い頂きがあって、なんだ、まだ上があるのかって、挑戦してゆきますから、この順回に嵌ってしまって、生涯抜け出さそうにありません。

多分、今、目指している頂きもきっと何かの通過地点なんでしょうね。

まあ、今は楽しい良いけど、出来るだけ早いうちに家族に還元出来るようになりたい蛇口屋でした。


呪いの減圧弁(O.85)

2010-11-26 21:08:42 | Weblog
今日は昨日、簡単な筈の工事で窮地に陥った状況とは打って変わって、見たまんまの簡単な工事でした。

なんか、コロナのボイラーの現場に、ツイていないのかなあ、なんて、ネガティブなことを考えたりして、昨日のことを振り返って、ちょっとギョッとしたことがありました。

それは、蛇口屋が今の会社に入った当初の事です。

この会社には蛇口屋の前任者で、衛生設備と言うよりは水道屋さん系の職人さんが一人いました。T畑さんと言う方で、当時蛇口屋はマンション設備から右も左もわからない一般住宅の水道設備工事する事に当たって、結構お世話になった人です。

そのT畑さん、女癖が悪いくらいで、後はとても温厚な方で、蛇口屋がこの会社に入ったときは、離婚訴訟で奥さんと渡り合っていて、よく、グチを聞かされていました。

結構二枚目で、飲みに行く度に店のお姉ちゃんを持ち帰っていた、なんて、噂を耳にしますが、真意のほどは定かではありません。

でも、仕事はきちんとしていて、彼が去って10年以上経過する今でも、彼の事を覚えているお客さんは少なくありません。
良い意味でも悪い意味でも優しい方でした。

技術的には水道屋さんなので、重機も扱える上に、住宅内部の設備も扱えて、電気もかじっている、まさにオールマイティーな人でした。

しかも、家庭内の事はともかく、仕事上は誰に対しても温厚で、人当たりも相当よく、まさに理想の社員だと言われていました。

蛇口屋も、多分、前任者が彼でなければ、この会社とも、短いつきあいになっていたと思われます。まあ、それが良いことなのか悪い事なのかは他の問題なんですけどね。

そんな一見、完璧超人なT畑さんなんですけど、ちょっとおっちょこちょいなところがあって、蛇口屋からみると、器具の構造的な所を理解していないところがあって、わりと頻繁に、致命的なミスを犯していました。

別に、それが迷惑って訳でもないんですけど、蛇口屋的には「ええ? また?」って言う感じでした。

そのミスの一つに、「減圧弁を逆さに取り付ける」と言うものがあって、工事は終わったものの、水が出ないって連絡が蛇口屋によく入って、T畑さんの組み立てた配管を確認すると、減圧弁が逆さについていて、これじゃあ逆止弁の効果で水は出ないよ、と言うことが度々ありました。

矢印書いてあるんだけどなあ、ヨシタケの減圧弁。

そういう話しをそういえは、昨日の朝、蛇口屋、会社で笑いながらみんなと話していましたね。

ちなみにT畑さんは現在、会社には在籍していないくて、それどころか、3年ほど前にお亡くなりになっています。

死因は不明です。

昨日の一番問題を起こしていた減圧弁、今日、違う現場で付けてみると、全く問題無く動いているんですよね。

故・T畑さんの減圧弁の話しで笑った後、原因不明の減圧弁の不良。

なんか、呪われている?

蛇口屋直接本人ではなくて、減圧弁に呪いがかかってしまうあたり、さすが、T畑さんですよね。生粋の水道屋さんです。

サドル分水栓とかにもきっと効果はあるんでしょうね。彼の呪いには。
ここを呪われてしまうと、水道局まで出てこないとならないので、心なしかほっとしている蛇口屋です。

では、この場を借りて・・・、T畑さん、蛇口屋はいつも通り悪気なんてないですよ。

もし、これがあなたの呪いなら、あの世でもお達者そうでなによりです。

今でも、本当に、感謝していますよ。

だから、もう、呪うのはやめてくださいね。
じゃあ!

次から次へと問題発生

2010-11-25 21:11:42 | Weblog
今日は、コロナの簡単なセミ貯湯式の給湯専用のボイラーが一台、なんか楽勝で、早めに終わったら、何処へ手伝いに行こうかなあ、なんて考えていたら、工事の終了が、なんと、夜の7時近くになってしまいました。

本当に、パッと見、だいたい2時前後には終わるなあ、なんて予測していましたが、普通に見えたそのボイラーは、地雷の様に数々の問題を抱えていて、一つ一つ終わらせて気がついたら、もうこんな時間、って言う感じでした。

まさに、工事のノンストップアクションです。

具体的に言うと、屋内止水自体にピンホール現象、解決すると、今度は洗面台下からのアングル止水の水抜き部が吹き飛んでしまって、大漏水です。

本当に久しぶりに慌てました。

洗面化粧台の下が噴水状態になったときは、かなり慌てて、関係の無いバルブを閉めて、なんで漏水が止まらないのか激しく悩んでいたりもしました。

お客さんの家のユーティリティーもびしょ濡れになってしまって、本当に申し訳なかったです。蛇口屋自身もびしょ濡れでした。

もう、濡れないようになんてかまっていられませんでしたからね。

更に、天井配管も漏水していて、それを治したら、最後は減圧弁の設定不良で、安全弁から水が漏れまくっていました。

まさか、こんな所まで…
減圧弁の製品不良なんて、蛇口屋、長い職人さん生活の中でも一回か二回くらいの低い確立ですから、本当に、滅多な事ではありません。

ひとまず、問題のあった減圧弁は一回メーカーさんにみてもらわないとね。

そして、安全弁までも…

嫌なことって続きますよね。
蛇口屋は今日、運勢は好調な筈なのですが、これで運気最悪だったら、一体どうなっていたんでしょう?

ちょっと想像すると恐い、蛇口屋でした。

もう少し我慢してね、雪。

2010-11-24 20:46:52 | Weblog
なんか、だんだん寒くなって来ましたね。

スタッドレスタイが未だに買えない蛇口屋は、時折暗く、鉛色の空になって、今にも白いものをちらりほらりと降らせようとする最近の冬の空に、真剣に「降るなよ、まだ我慢しろよ」と念を送っている今日この頃ですうが。今週末には、それも通じなくなりそうです。

いよいよ積雪のシーズンになるらしいですよ。

現実逃避で、そうしたら、スキーに行こう、なんて楽しいことばかりを考えている蛇口屋です。

今日は昨日から続いている給湯ボイラー、暖房ボイラーの取り付けです。
特に暖房ボイラーの排気トップは、70ミリという、とても中途半端なサイズで、これなら、給湯用と同じ80ミリにすれば良いじゃん。どこでも在庫があって、工事もスムーズだし、なにかあったときの対応もばっちりだし、わざわざ、こんなマイナーなサイズを使っている、サンポットさんの気持ちが分からない蛇口屋だったりします。

あ、そうか、工場のラインとか一つ減ってしまうから、それがまずいのか・・・
雇用の確保に必死なんですね。

広いすそ野も見渡さず、蛇口屋、勝手なことを言ってしまいました。

ひとえに、これは、全く成長進化しない。うちの営業への文句をメーカーさんに浴びせてしまいましたね。

元はといえば、A山がキチンと見て、計って前もって注文しておけば何の問題も無い話しなんですが、このような実務は、奴にとって、蛙を空へ羽ばたかせる様な無茶な話しですから、つい、攻撃の矛先を変えてしまいました。

考えてみれば、今、訴訟となっている、給湯機メーカーへの被害者側家族の補償問題は、そんな感じなのかもしれませんよね。

攻撃の頬先が大きな的に向かっていて、本当の問題からはずれてしまっている感じがします。

まあ、蛇口屋で言うことでもないんですけど、いろいろなことを包括的に考えてしまう蛇口屋なんですよね。

無知な善意で、お客さんを危険にさらすことの無い様に、疑問に思ったことは即解決して、納得しながら次ぎに進みたいと思います。

こんなことを言っていると、「知識だけでは仕事はできない」なんて言う方も蛇口屋の周り約2名ほどいますが、それ自体最低ラインの基準ですから、ものを追って行かない彼らには蛇口屋がいるかぎり、簡単な責任の無い仕事しか回って行かないですよ。

彼らは、社長の人間関係の「必要の無い人」のカゴテリーにすっかりはまってしまったなあ、って端でみている蛇口屋でした。

エア抜きがねぇ…

2010-11-23 20:47:50 | Weblog
今日は、暖房・給湯の二缶式ボイラーを給湯は給湯に暖房は暖房にへ二台のボイラーに取り替える仕事をしていました。

昔からの配管を壊れては直して使って30年以上。蛇口屋がその家のボイラーをみたときには、まるで配管の森の様になっていました。

もう、なにがなんだか、って感じです。

絡んだ糸ととき解す様に、配管の種類を判別して根っ子を探して解体して行きます。

中には、もう使われていない配管とかもあって、修理仕事を依頼されたかつての設備屋さんは、撤去を怠ってしまったように、中空でブッ千切られて、そのまんまでした。

怖いですよね。おちおちその辺にバルブを開いたら、熱した不凍液が吹き出して来る算段です。
まるでトラップの様でした。

この家の見積もりに来たA山h、もう無理。といって、蛇口屋に電話してきました。

工事だけなら暖房は大丈夫ですからね。解放式のシスターン方式も手がけてはいる蛇口屋ですから、その辺はご安心ください。

でもエア抜きとかへたくそなんだよなあ。

蛇口屋の漏っている物件では、毎年、この時期になると、回路の圧力が下がって、0になってしまう住宅があります。シーズンはじめに加圧しても、翌年には0になってしまうんですよね。おかしなことに。

もしかしたら、配管も鉄管のネジ接合のお宅ですから、見えないところで漏れているのかも、と最近は若干疑ってかかってます。

一回、本格的に調べてみて、もし、漏れているなら、配管替えですよね。

でも、それなら、今回で暖房ボイラーをやめて、この後はオール電化で、蓄熱暖房って言うのもありですよね。蛇口屋の所が儲からなくなっちゃいますけどね。

でも、熱源の為に、メンテナンスが必要な機械を入れることを考えたら、電線と暖房機だけで、排気も灯油もいらない電気式暖房もありじゃあないかって思うんですよね。

まあ、使用に関しては少し不便もありますけどね。

電気暖房って、エア抜きとかいらないから楽で良いですよね。

蛇口屋みたいな職種の人間がどんどん鞍替えしていって、また、人ばかりがいて狭い環境になってしまうのは、ちょっとだけ心配です。

でも、世の中、このままって訳にも行かないので、どこかで必ず変化を求められるときに即応できる様にしなきゃあ、なあ、と消極的でも考える蛇口屋でした。

何でも謝れば良いってモノでもないのにね。

2010-11-22 20:36:57 | Weblog
日中はポカポカと暖かだったのに、急に夕方から雨が降るわ、風が吹くわ、おまけに雷まで鳴り響くわ、で散々な一日でした。

今、蛇口屋のお客さんで一人、暖房の調子が悪い人がいらっしゃるので、なるべく早く駆けつけたい所なんですが、上手いこと時間が合わず、冬将軍がやって来る今週末までには決着を付けてあげたい所なんですが、なかなかどうして、上手く行きません。

さて、今日の仕事は、給湯のボイラーとクレームが二軒。

以前、蛇口屋が手がけた、マンションのお客さんの流し台混合水栓で、水が漏っているとの事で、はて? 最近、蛇口屋、マンションのお客さんなんて、仕事してないなあ、と思いつつ、現場を聞いてみると、全く見当が無く、ゴメン、思い出せないや、ってA山に降参すると、A山は勝ち誇った様に「去年の12月のお客さんだよ、ダメだなあ、忘れちゃあ」って、こいつめ~!!、的に言われて、マジギレした蛇口屋です。

お前なあ、ほぼ一年前に取り替えた混合水栓の漏水なんて、蛇口屋が取り付けた事よりも、今、何かが起きて問題になっているんだよ。

クレームって言うのは、取り付けて直ぐに漏水している状況の事を言うのであって、こんな事をクレームとして対応していたら、会社が潰れてしまうわ。

すいません、4年前に取り付けてもらった、ウォシュレット、黄ばんできたんですが、なんて言われても対応できないだろ?

って捲し立てると、A山は「ああ」って納得していました。

本当に、もう嫌だ。
こんな奴と仕事するの。

もちろん、放しているわけに行かないので、現場に向かって確認すると、点検口の中の胴配管の一部にピンホールがあって、そこから微量に水が床下に落ちていました。

完全に、料金が発生する工事です。
お客さんも御納得が言ったようで、キチンと料金は頂きました。

本当に、A山に任せておくと、なんでもクレームにされてしまいますよね。
営業としての段階で何とかスルーって出来ないモノなのかなあ、って考えてしまいます。
職人を信用しない営業は、お客さんの話を狭い見識で鵜呑みにするので、本気で始末に負えません。

もちろん、こちらもA山の事を信用していませんから、お互い様ですけど、どちらかというと、蛇口屋の方から言わせて貰えば、日頃の行いですよね。

ひとまず、二軒のクレームは二軒の修理工事に変わったので、まあ、今日も会社に貢献はしただろう、と思う蛇口屋でした。

今日もちょっとだけお仕事

2010-11-21 18:12:25 | Weblog
最近、夜の蛇口屋をお願いされる事が多いです。

同じ職人さん達からの依頼やら、以前紹介していただいたお客さんからの口コミやらで、この物いりの昨今、大変助かっています。

もちろん、キチンとしたご相談に応じて対応させていただいていますよ。

特にアパートの経営者の方々にはご好評いただいています。

なんだろう、器具を取り付ける根拠とかを説明するのは設備屋さんも沢山いたけど、蛇口屋くらいしか居なかったって言います。

でも、そう言う言葉を頂けると、それは、多分蛇口屋が特別ではなくて、こういう時代だからこそ、経営者さん側も耳を傾けてくれるのではないかと思うのですよね。

例えばシャワー、浴室シャワー混合水栓とかの交換だと、今までは2ハンドル混合水栓を使用されていたのに対して、今後は、サーモ式混合水栓を取り付けて欲しいと言う依頼に対して、蛇口屋は全体的な設備を見当した上で、その物件に関して、サーモでなくて今まで通りの2ハンドルをオススメしています。

理由はガスの瞬間給湯器で、一℃刻みで温度調整が出来る事と、お湯張りセンサーが付いていることです。

お好みの温度設定はお風呂に入る前に給湯器側で設定すると、水栓側でのミキシングの必要が無くなり、お湯張りセンサーは、お湯のみの流量を計測する為に、給湯のみを解放できる2ハンドルの方が向いているからです。

これが給湯器が灯油で、貯湯式なら、サーモって言う選択になるのですけどね。

こういう説明をいちいちするのが蛇口屋ですから、大家さんの意図を尋ねて、金額ではなくて、最良のモノを一番良い工事で取り付けて、後悔の無い用にしていただきたいですからね。

もちろん、若干、お値段もお安くしていますよ。

まあ、多分、今だけの事とは思いますが、こうも仕事も続いて行くと、このまま独立も可能かな? なんて、安易に考えてしまいます。
蛇口屋の会社も仕事が少なくなってきています。こういう時代だと、一人で歩ける方が都合がいいのだろうか? どこも仕事が少なくて大変だというのに、甘い考えがチラリホラリと脳裏を過ぎってしまいます。

まだまだ、営業を拡げて行かないと。
来年中には蛇口屋のHPも完成して、みなさんにお披露目出来ると良いのですけどね。

ひとまず、来週も頑張ろうと思う蛇口屋でした。