蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

大晦日ですねぇ・・・

2005-12-31 16:27:54 | Weblog
年越をして、正月の三が日分の食材とその他諸々の消耗品を買いに近くのショッピングセンター(ビックハウス)へ家族で赴きました。

年末はずっと忙しかったので家族で買い物なんて本当に久しぶりです。

結構混んでいるだろうと、と予想はしていたものの、どうやらラッシュは前日30日だった様で大して事はありませんでした。

同じ店内にビバホームというトステム関連のホームセンターがあって、職業柄、蛇口屋は工具売り場や作業服手袋なんてコーナーは大好きです。

蛇口屋のいる北海道では、ホーマックの方がメジャーな感じですが、おいている工具は、やはりビバホームの方が本格的です。

特に手工具は、たぶん本格的すぎてほとんどデットストックになると思われます。

350のアルミのコーナーレンチとか、ロブスターのハイブリットモンキーとか、レックスのパイプカッターとか、普通のサラリーマンの父さん各位様には何に使うかわからないでしょう。

たぶん日常生活やDIYのレベルにおいて『これは使えるんじゃないかな!』と買っていってもきっと用途が違うはずです。


冷静になれば同じ事ができるもっとお手軽な値段の工具があるはずです。


高価な工具が誰かのご自宅で永眠するように死蔵されることに大きな懸念を抱いて止まない蛇口屋です。

まあ、大晦日に心配するような事でもありませんが、相も変わらずミクロな事に気をかけて始まったブログなんで、来年も似たような物になるでしょう。

でも、もう少しマクロに社会に関わったブログを書いてゆきたいと志を抱いて、本年を締めくくる事にします。

では、皆さん、良いお年を!



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お米を求めて!

2005-12-30 18:25:54 | Weblog
やっと仕事も終わって、今日はゆるりと休めるかと思いきや、今年最後のイベント、『米を買いに行く』がまだ残っていました。

蛇口屋は、知り合いの農家さんから直接お米を売ってもらっています。だいたい年間で150キロくらいです。
量的には少し足りないくらいで、まとめ玄米で買って、家で精米して食べています。

いやあ、おいしいんですよ、精米したてのお米って、いつでも新米で。

例年だと、11月から12月の中旬ぐらいに行くんですが、今年は、某無能社長のおかげで無駄に忙しかったためにこんな年末に取りに行く羽目になってしまいました。

場所は滝川と深川の間くらい。札幌から約120キロの距離です。

途中何度か吹雪にあって視界が数十メートルなんて時がありましたが、なんとか無事に帰ってこれました。

本来なら高速道路(道央自動車道)を使いたいところですが、この時期、何回も天候悪化(猛吹雪)のために通行止めで、封鎖されて知らない迂回路を走る羽目になったので、蛇口屋は冬場はあまり高速道路を使いません。

地道に、下を走ってゆきます。

主立ったBGMは、山本正之とミスチルとサザンでした。

山本正之って知ってます?

人によるかもしれませんが蛇口屋にとっては心のふるさとの様な、偉大なシンガーソングライターです。

タイムボカンシリーズのOPなんか歌ってましたよ。

彼の歌を聴いていると、「焦ることはないさ~」と言う気持ちにさせてくれます。

まあ、そんなんでゆっくりとドライブを楽しんで来た蛇口屋でした。

で、家に帰って、一袋30キロのお米を家の中に運んだんですが、同じ重さのセメント袋30キロよりもだいぶ軽く感じるのは、中身のせいなんですかね?

新米を食べる楽しみに、蛇口屋の筋肉も喜んで、仕事中よりも、大きな力を出してくれている気がするんです。

決して気せいではないと、食いしん坊の蛇口屋は思います。




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2005年FINAL!!!

2005-12-30 00:31:11 | Weblog
本日、今年最後のボイラーを取り付けてきた蛇口屋です。

ちなみに、本日の出社は蛇口屋一人で、ほかの社員はお休みです。多少気分は荒ぶれていましたが、レックスの銅管カッターを持って正気に戻っていました。

まあ、取り付けたのはノーリツのOXー408Fという非常にテンプレートな石油給湯機ですので、作業時間は午後からでも十分に早い時間終わる仕事でしたが、ここは今年最後のお仕事です。仕事納めです。最後の配管です。

必要以上にしっかりとした工事にしようと、今年最後にしわ寄せして詰まって来ている『やる気』FULLにてがんばろうと気を引き締めて取りかかりました。

蛇口屋の仕事方針として、『配管はデザインである』をモットーに、テーマは『給湯器の真上にて配管を収束』
にて、ほぼ時間いっぱいまで楽しんでいました。

ついでに、水の管だけ保温防露をかねて配管仕上げ材を巻いて、完成させて来ました。

お客さんは大喜びでした。

蛇口屋も、喜んでいただけてうれしいです。


なにはともあれ、今年最後の蛇口屋の仕事も無事に終了しました。
一年間、いろいろな事があったなあ、と思い返しつつ、たぶん来年もいろいろあるのだろうと思いを馳せつつ、
誰もいない会社へと戻ってゆきました。

ちなみに社長は、一昨日から休みでした。

どうせなら、このままず~っと休みならいいのに、と思うのではなく、願うのではなく、強く強く、呪っていた蛇口屋でした。



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他力本願、でも行くのは神社!!

2005-12-28 23:55:16 | Weblog
2005年も押し迫ってまいりました。
ブログを立ち上げてからというもの、仕事の方ばかり書いていましたが、趣味というかライフワークというか、そっちの方の「小説執筆」については、実りのない一年でした。

まあ、書いている暇がないっていえばないんですけど、それでも何本かは、出版社に投稿していました。

今年は本当に、『賞』に絡めなかったなぁ・・・、とつくづく思い返してしまいます。

ああ、賞ほしいなあ・・・、と言うか、賞金ほしいなあ

蛇口屋は俗物ですので、煩悩でまくりですから、あけてもくれてもそんな事を考えてはため息をついてしまいます。

来年は気合いをいれて、大型賞金をゲットしようと年の瀬である今のうちから願っています。

そういう意味でも、今回、PCを新調してりしたんですけどね

そして、何より願掛け、初詣の神様について思案中です。

やっぱり、北海道神宮だろうか・・・
それとも氏神様を大事にするべきか・・・
いやいや、蛇口屋は、白石神社の神様と相性が良かった様な・・・。

本気で悩んでいます。

文字通り、他力本願な蛇口屋でした。




角川のホラー大賞、佳作でもいいです・・・。



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久しぶりの本職!

2005-12-28 00:02:41 | Weblog
最近、あけてもくれても、カーポート、カーポート、カーポート、カーポート・・・・・
冷たく凍てついた地面を掘り続けている蛇口屋です。

蛇口屋は元々室内向きで、ネズミで例えるなら『ハツカネズミ』と言ったところなんですが、最近ではドブネズミのような扱いを受けています。もっと労ってもらいったい気持ちでいっぱいです。

ああ、あけてもくれても土まみれの雪まみれで、背中に霜が降りてきます。

今日は-5度で、日が暮れるのと同時に千歳市は本気になった様で、-8度くらいに下がりました。
鉄のスコップの柄に軍手が凍り付いて取れませんでした。(ある意味、究極の滑り止めですね)

だいたい、地表から40センチは凍結していて、剣先スコップも跳ね返す勢いです。
たぶん超合金Zに出会ったアシュラ男爵にもにて、さらに宇宙合金ルナの前のザクマシンガンのように、その堅さの前に圧倒されるばかりでした。

電動ピック(ハツリってやつです)で少しづつ気長に掘り続け、気がついた時には、一日が終わってしました。

そんな蛇口屋に社長が言いました。

「蛇口屋、喜べ、久しぶりの水回りの仕事だぞ、29日はボイラー交換だ」

との言葉に、ああ、やっと家の中で仕事ができると思って喜んで、でも『おや?』っと気がつきました。

「あれ? 社長、仕事納めって28日ですよね?」



今年の年末は、どうも蛇口屋だけは長くなりそうです。



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新パソコン! 

2005-12-26 23:32:45 | Weblog
すいません、少しご無沙汰していました。
実は蛇口屋、PCを新調していまして、本日は、そのNewPCでの初ブログです。

今まで使っていたPCからソフトを引き継ぎ、設定を引き継いで、メールのアカウントなど、諸々の諸作業に追われてようやくブログぐらいはなんとか更新できる様にまでなりましたが、いかんせんNewキーボードになれていません。四苦八苦しています。

実は蛇口屋、ワープロはoffice派ではなくて、Just派でして、「一太郎」君をこよなく愛しています。
ええもちろん、日本語入力はATOKですよ、基本ですよね。
実際は、ワードの方が変換とか、総合的な入力は早いかな~、なんて感じたりしていますが、PC98時代(DOS)からの一太郎ユーザーなのでそのまま何とな引き継いでいる次第です。
愛着もありますしね。

元々、文章だけなら東芝のワープロ、RUPOのヘビーユーザーでした。たぶん20年前に遡ります。その間5台くらいは買い換えています。最終的にはネットにも繋げられるRUPOにたどり着いて、中盤あたりからは、一太郎も平行して使っていました。
字を書くことが苦手だった蛇口屋にとっては、このルポというワープロの存在は、まさに夢のマシンでした。

当たり前のことですが、誰がどのように打っても、美しい字が書くことができます。

思った文字が打ち込むことできれいな明朝体の文字になることに感動していた20年前を思い出します。

当時は3行ディスプレイ(もちろん白黒)っていう画期的なマシンが蛇口屋の初ワープロでした。

今にしてみれば、現在の携帯電話の方が機能は上だった様な気がします。

本当に今のPCをみていると技術の進歩ってすごいですよね。技術の波がインフレーションを起こしているような気がします。

人の必要が増えています。

今度はロボットがこの群れに入って来てくれないかなぁ、と願いって止まない蛇口屋でした。

各種引き継ぎ作業をやりますので、今日はこの辺で・・・

ところで、どうして東芝のワープロだったかというと、CMがね、当時大好きだった早見優だったんです。

ええ、それでけです・・・



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一刀両断、全治5日間!

2005-12-18 19:57:19 | Weblog
ほんの、一瞬の出来事でした。
まるで、抵抗感が無くて、刃が蛇口屋の胸元から、外へ向かって、人の腕の運動限界の弧を描いて流れ、舞うように走って行きます。
「あ!」
一瞬の違和感、身体を金属が通り抜けて行く感覚。咲かれた皮膚に暖かい物がこみ上げ、床に無数の赤い点を描きました。

そして、お客さんの悲鳴が・・・。

とまあ、ぶっちゃけ、手を切ってしまったと言うお話でした。

あるお客さんの家で、配管工事の仕上げ、保温工事をやっていて、水道管に保温筒を捲こうと、少し大きめのカッターで、材料を切っていた時に、自分の手も一緒に切ってしまった言う間抜けな話です。

お客さんにも心配していただいて、本当にすいませんやらありがたいやら、情けないやらでもう・・・。

こういう仕事ですから、小さな怪我は絶えませんが、今回ぐらい大げさに血が出たのは、本当に久しぶりでした。

怪我した箇所は中指の第一関節から第二関節まで、掌側で、けっこう深くてパックリ開いてました。

良く動くところですし、これは病院行って縫ってもらわなきゃだめかなぁ・・・なんて思いました。

こういう怪我って、職人にとってはとても恥ずかしい事なんですよ。

誰とか、何が、とかじゃあ無くて本当に自分の不注意なんです。

昔は現場で怪我すると、『気を抜いているからだバカ野郎!』と怒られたものです。
確かに、もう終了間近で、蛇口屋も、お客さんと笑談しながら、余裕をぶちかましていました。
カッターの刃も切れ味が大分落ちていたにもかかわらず力ずくで切っていました。
これじゃあ、怪我をしない方がおかしいですよね?

余計に力が入ってしまうので、切れない刃物は、切れる刃物よりずっと危険なんです。

ひとまず持っている物(蛇口屋は車の中に常に救急セットを持ち歩いています、財布の中にすら絆創膏を入れています)で止血して、工事は続けました。

終了後、心配してくれたお客さんに良くお礼を言って、そのままドラックストアーへ、

傷の方は指を曲げるとまた出血してしまします。
滅菌ガーゼを買って、包帯でも巻いて、明日にも病院に行こうと思っていました。

しかし、そこで一つの出会いがありました。

それは、「キズパワーパッド」と言う始めて見た商品でした。

100枚入りで100円の絆創膏の棚の上の方で、誇らしげに、ぶらぶらと吊り下がっている小さな箱。

価格は6枚入りで、なんと900円!

一枚単価が、150円ですから、下の棚の絆創膏の150倍です。高!

しかし、そのキズパワーパッドの箱に書かれている文句に蛇口屋はやられてしまいました。

『先端医療テクノロジーがキズを早く治す』とか『はるだけで自然治癒力を高める』とか、『本品は絆創膏とは異なります』とか、テクノロジー系に弱い蛇口屋はもうメロメロでした。

それに、何か、そのキズパワーパッドの箱には他には無い風格さえ感じ、とにかく購入。

家に着いてからわくわくしながら張って見ました。

使ってみると、絆創膏と言うより、『ラップ』に近い感じでした。
ジクジクしていた痛みは止まり、少々指を曲げても血が出ません。

そして、5日間たった今剥がしてみると、傷は完治。
瘡蓋も出来ませんでした。

すげー、キズパワーパッド!

後5枚残っているから、もう一回くらいは怪我してもいいな。

思わぬところで、我が家の常備薬に新しいレギュラーが加わった、『一事が万事塞翁が馬』という話でした。



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蛇口屋のとこの社長を紹介します

2005-12-11 18:49:27 | Weblog
とかく、中小企業の社長さんと言うのは我が儘で、天上天下唯我独尊な人物が多く、良く言って個性的、悪く言って、変わり者です。

蛇口屋の勤める会社の社長はもその例に多分に漏れず、更に、ある意味マンガみたいな人です。

国民的なギャグマンガ、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、あの『両さん』のマンガに素のまま登場出来そうな人物です。(もちろん主人公の両さんを翻弄する困った人物として)
古いところでは、ペンギン村当たりにいそうで、ゲゲゲの鬼太郎のネズミ男に騙される間抜けな経営者(ネズミ男を『ネズミの先生』と呼んで自分自身実害が及んで始めて騙された事に気が付くと言うありがちな人物です)にも見えなくもありません。

本人曰く、『誰も信じない』と言っていますが、蛇口屋から見ると、情報のキャパシティが少なすぎて、自分を基準とした選択肢に判断が出来ずに、人に聞いたところでボキャブラリーが貧困な為に、話を理解出来ずにいるだけな様な気がしますが、社長がそう言っているのであればきっとそうなのでしょう。

どうして会社経営をしているのか?

との問に、
『何をやっても通用しないから』と真顔で答える強者です。

本人曰く、学生時代は、サッカーの選手にして柔道の黒帯で、さらにバスケットの花形選手で、美術が得意で、文才に長ける人物名筈なのに、普通の会社員になれなかった様です。

父親の遺産を生前分与してもらって、商売を始めたそうです。

日本史が大好きで、偶に家族旅行で古都散策をしているそうです。

織田信長が大好きで、楽市楽座を延々と語り尽くします。

押しの強さと傍若無人なところは信長に似ていない事もありませんが、社長宅の隣の家の親父と日に何遍も口論をしている当たり、町内会統一も難しいようです。

趣味はゴルフで、自称『セミプロ』らしいのですが、一緒に回った方の話では、社長の実際の打数とスコアに記録している打数では数字が多少(20~30程)異なるそうです。
自身の完成されたスイングについても熱弁を振るうそうで、2回以上社長と回る事が出来るのは、当社の下請けさんだけだそうで、彼らに言わせると、なるべくなら一緒に行きたくはないと言っています。
最近、蛇口屋も良く誘われていますが、笑顔で断り続けています。

つい2年ほど前、社長は会社でパソコンを使おうと発起し、近くの家電量販店にデスクトップを一台購入しました。

そして社長自身も一度はパソコンの使い方を勉強しましたが、立ち上げ方と電源の切り方を教えただけでその日は寝込みました。

以後、そのパソコンは倉庫で、ツタンカーメンの様に白い布をまかれまるで忌まわしき物でも封印するように永久の眠りにつかされました。

一度蛇口屋が、見積書の作成の為(当社は未だ手書きです)に、
『パソコン使って良いですか?』
と訊ねたところ、
『なんでお前は俺が出来ない事を平気でやろうとするんだ?』
と叱られた挙げ句、不慣な書き慣れない見積書を見て、
『お前、字が下手だな、アハハハハ』
と一笑に付された事があります。
しかし、蛇口屋の見積書の前の見積書も相当酷い字でしたので、誰が書いたんだろう? と思い凝視していると、
『俺の字だ、お前、「勝った」って思っただろう?』
と不愉快そうに言いました。

そんな傍若無人な社長も、お客さんのクレームに対しては相当弱気になるらしく、電話で、『社長に直接話ししたい!』というお客さんの言葉に対しては、
『社長はいません、私は事務員だから・・・』
と社長自身がはっきりときっぱりと言います。
少しでもお客さんが、負荷のかかる言葉を発すると、
『社長はいないの、今入院してるから』
とどんどん言い放つ逃げ腰引き腰キチン野郎です。
ですからお客さんから、『社長さんて、まだ退院できないの? 心配でしょうね・・・』なんて言われる事があります。
お客さんの優しさが痛いです。

ちなみに、会社の営業時間は、午後6時ですが、午後から職人はもちろん営業も出払いますので、残るのは社長だけで、その社長も気分次第で、午後2時頃には家に帰ってしまい会社が完全無人になります。
酷い時には午後、食事を取ると言ってそれっきり帰って来ません。

『いつも誰もいないよ』
ってお客さんから言われる蛇口屋で、
当の社長も、
『最近、注文の電話が来ない!』
と嘆いています。

一度だけ、蛇口屋が
『せめて平日の5時ぐらいまでは会社にいて下さい』
と言ったところ、
『だって、俺は毎日会社に来ているんだモン! 休みなんて無いんだモン!』
と逆ギレされた事があります。

ですから、当社に用事のある方は、なるべく午前の早い時刻がお勧めです。


蛇口屋が普通に、『こんな人物』です。と説明すると、まあ、大抵の方はあり得ないと言う言葉が返って来ます。

当社のスーパーな営業マンA山とは最凶最悪なタッグを組んで、シュワルツシュルト半径を形成して、光すら脱出出来ない重量波を生み出しています。

大抵の人間は彼ら二人に巻き込まれ『常識』を砕かれてしまうようです。以前ブログで紹介した『過剰人員』として削減される方もその一人でした。
この会社の現状を見て、『僕が会社を変える!』と言って半年後自分が変わってしまいました。
多分、リハビリは大変だとは思いますが、一刻も早い社会復帰を祈っています。

ブログを書くに当たって、ほとんど毎日、ネタを提供していただいています。そのくだらなさとありえなさは、あまりに多すぎて返ってリアリティーを失うのではと、蛇口屋は恐れています。

今、蛇口屋は、この社長の下で出来る事を考えています。

もうすぐ今年も終わりですね・・・。



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ビバ! トステム!!!

2005-12-04 16:57:46 | Weblog
本日、仕事を干された蛇口屋です。

ええ! 昨日の今日で、状況悪いのか蛇口屋?
と、ご心配されている皆さん、今日はたまたま水回りの仕事が無かっただけで、他職人のお手伝いの日だったと言う話です。

一つ前の記事でも書きましたが、実は蛇口屋の勤める会社で、一名、余剰人員として解雇されてしまいましたので、本格化して行く冬を前にこの忙しい中、それでなくても人手が足りなくなっているなか蛇口屋は本日、エクステリアのお手伝いでした。

北海道は、積雪地で、しかも場所によっては豪雪地です。

シーズンinともなれば、一夜にして、積雪50センチとかも珍しくありません。
しかも冬期間はずーっとマイナス温度なので、積もった雪は解けません。何もしなければずっとそこに居座り続けます。
生活の為に、通路や歩行路を確保するために、常に除雪を余儀なくされるのです。
そりゃあもう重労働です。
駐車場に置いてあった車が、軽自動車が、1ボックスカーの体積に増えているなんて日常茶飯事な事です。
さらに、除雪は命がけです。
時として思いがけない大きな事故なんかにもなります。
屋根からの落雪で毎年何名かの命が無くなっているんですよ。
たかが雪だと思われるでしょうが、家一軒分、厚さにして1メートルの雪って、まさに凶器そのものです。

そんな過酷な生活を少しでも快適にしようと産まれたのが、ロードヒーティングや融雪機を始めとする融雪やガレージやカーポートなどの避雪です。

そして、この時期、売れに売れているのが、トステムのカーポート、『テリオス3000』タイプです。

屋根以外は全てアルミ製で、数々のカラーバリエーションと優れた美観、なによりサビ知らず、頑強な張りと、0,8ミリの折半の組み合わせは、積雪1メートルを物ともせず、お客さんと車を雪から守ってくれます。

で、今日は蛇口屋はそのお手伝いをしていました。

と言っても、会社でそのオプション品である『サイドスクリーン』を組み立てていただけなんですけどね。

サイドスクリーンというのは、通常屋根だけのカーポートにポリカネード(色の付いた丈夫なポリらしいです)製の窓の壁着けるって感じの物です。トステムのサイドスクリーンってこれがまた格好いいんです。

そう、格好いい、格好いいのはいいんですが、部品のあちこちに、本来開いているはずの穴が開いてないんです。
え? 不良品? 製作ミス?

まさか、天下の大メーカー、トステムさんに限ってねえ・・・


ポリカネードを上下に分ける中柱8本中、7本も開け忘れなんて事はないですよね。

ああ、1本を見本にして、このように開けなさいって意味ですか?

でもドリルのキリのサイズも何も書いてありませんよ。

説明書が間違っているんですか?

今回たまたまだった。ってこれでもう3回目なんですけど・・・

若干長さも違うようでした。

もちろん、お客さんには全く関係のない話で、施工者側の工程が増えるって話ですから。

ああ、ホント、めんどくさい。
蛇口屋本来の仕事じゃないんで余計にそう感じるんでしょうね。

トステムって、お客さんには優しくて、施工者には冷たい会社だったんです。

もしも、このブログを読んでいる方で、トステム関係者の方がいましたら、気にしないで下さいね、ただ一施工業者の愚痴ですから。

ああ、それとテリオスポートの横材の止め方もどうかと思いますよ、8ミリのナットって扱い難いですから、次の商品開発時には進化している事を願っています。

ああ、スラップが懐かしいなあ・・・



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生存競争!!!

2005-12-02 00:26:04 | Weblog
今日、ちょっと嫌な事があった蛇口屋です。

 北海道の工事の会社にとって、忌まわしい冬が始まりました。
 積雪と凍結によって、外構廻りの工事はほとんど何も出来なくなります。
 よって外の工事に関する会社は、通年雇用をするところが少なくて、季節労働者となって、春まで違う仕事をする人が多いです。

蛇口屋は、家の中の仕事なので、このような事情に左右される事はありませんが、今日、蛇口屋の努める会社で一人、社員が解雇されました。
エクステリアの人間で、元々は営業として今年の春に雇とわれましたが、肝心な営業の仕事をする機会も暇も与えられずに、肉体労働に従事させられ、本格的な冬を前に解雇されました。
 
 特に驚いてはいません。
 毎年の事です。
 毎年、誰かが余剰人員として解雇されています。
 そして、雪が解けた季節に再び募集をします。
 
まだ北海道は景気は後退気味で、倒産する会社が沢山あるので、募集をかければ人は沢山集まって来ます。

毎年、雇用しては、解雇を繰り返しています。

もちろん、会社としても社長としても、最初から解雇するつもりで雇っているわけではありません。
その雇用した人物が、今いる社員より優秀な場合、どんな古株でも、元々いた社員の首を切ります。
今回は、そうはならなかっただけの話です。蛇口屋が入った年に、他の設備屋さんが解雇されました。
その翌年の春に再び設備屋さんが雇用されて、そして冬に解雇されました。
同じ事が3年繰り返されて、今に至っています。

まさに冷血で非情な世界です。
『安心』とはかけ離れたところにある会社です。

そうして生き残って来たのが今いる蛇口屋を含む社員達なのです。

だからこの会社は、社長を筆頭に、上の繋がりも横の繋がりもなく、個人主義者の集まりです。

面白い事に、社員は全て血液型B(蛇口屋もBです)ですから、あながち血液型占いという物もバカには出来ませんね、明らかに、影響はあるようですよ。

こんな状況で書くのもなんですが、雇用された彼自身にも問題はありました。
既に営業をやるつもりなどすっかり無くなっていて、他のバイトの若い衆や、社員と一緒に和気あいあいと楽しくやっていて、一作業員となっていました。

蛇口屋は何度か、
「こんな事(作業)をする為に雇われた訳じゃありませんよね?」
「培って来た自分のスキルを生かせる様にした方がいいですよ」
と話した事があります。

しかし彼は、
「肉体的にはきついけど精神的には楽だ、ぐっすり眠れるよ」
と言って、呑気に構えていました。

大丈夫かな・・・、と心配していたら案の定です。

確かに機会は与えられませんでしたが、彼には積極的に営業出来るチャンスは幾度と無くありました。
まして、職人でもない彼が作業の長になれる訳でもなく、常に浮いた存在であった事も確かでした。

会社に入って、就労条件が異なっていても、別に不満無く、言われた事だけ続けて、働いていた彼に、もう少し方法や手段があったのでは無いかと考える蛇口屋ですが、その彼にも家庭があって、養うべき家族がいる事を思うと、こ会社のあり方や、社長の経営方針に、疑問を持たざるを得ません。

もちろん、蛇口屋も人事だとは思っていません。


この会社では、人の身に起こった出来事は、いつ自分に降りかかってもおかしくはないのです。

大げさかもしれませんが、生きている事を自覚して行くには『死』忘れてはいけない。

この会社は蛇口屋に絶えずそう語りかけてくれます。

そして、彼らが誰かの犠牲になったとも考えてはいません。
なるべくしてなった。
ただそれだけの事です。

だから明日もこの生存競争の中で生きて行く蛇口屋です。



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