蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

胃薬の筈が…

2007-07-31 20:05:03 | Weblog
最近、仕事を干されている蛇口屋です。
今日も、会社で、社長に頼まれた書き物や、お使いみたいな真似をさせられてました。

そんな中、社長が突然、「蛇口屋、胃薬ないか?」
って聞かれまして、なんでも、昼飯を食べ過ぎた見たいだそうです。いい歳して、カツ丼にトロロ蕎麦なんてコンボを頼んでいるからだよ、自業自得でしばらく苦しんでいなさい、って思って、ありません、と答えてると、「気持ち悪…」だの「吐き気する」とか、「もう死ぬかもしれないな」とか、もう五月蠅くて、こちらの仕事が集中できません。

社内には、他にも営業の人間もいたのですが、そんな社長の対応にも馴れた物で、見事に無視しておのおのの仕事を進めています。

こうなると、うちの社長は幼児と一緒で、話を聞いてくれそうな所へ、ガンガンと責め立てて来ます。

ああ、本当に、鬱陶しい…。

「ねえ、胃薬ない?」「調べれば一つくらいはあるよ」「ねえ、胃薬、なんでもいいから」

と、人の机の廻りをウロチョロしては言い続けます。

もうこうなったら、希望の物を与えて、おとなしくなって貰うしか手段はありません。

確か、以前、足を怪我した時の薬がまだ残っていた筈だよなあ、と数ヶ月前の出来事を思いでして、机をまさぐっていると、黄色い顆粒の入った薬が一包出てきました。

この会社の近くの外科で、やたらと薬をくれるお医者さんで、必ず胃薬を付けてくれるから、胃の丈夫な蛇口屋はいつも胃薬を余らすんですよね。

だから、机の中を真剣に探せば、胃薬とサビオぐらいは入っているんですよね。

社長に渡すと、飲みかけのお茶で、一気に飲み干すと、数分後にはすっかり良くなったと元気になって、「健康が一番だ!」とか言い出して、それはそれでまた五月蠅くなってしまいました。

結局、どうあっても邪魔な物なワケですね。

そう思いながら、今度は自分で使うホッチキスの針を探していると、先ほどの薬の成分表が出てきました。

今、薬局行くと必ずもらえる薬の写真に説明が添付されているお馴染みな奴ですね。
なにげに見ると、先ほど社長に渡した黄色い薬、『化膿止め』って書いてありました。

…社長、どっか腐っていたんですかね?

Oリングの継ぎ手には14のスパナがいいですよ

2007-07-30 21:19:40 | Weblog
日に日にエクステリア率が高くなっている蛇口屋です。

今日も一台のカーポートと、物置を建ててきました。

この現場、もの凄く、立て込んでまして、塀を作る業者さんと、地盤改良とかで、モルタル入りの採石を敷き詰める舗装業者さんと、蛇口屋達が入り乱れ、もう、車を置くスペースもありゃしないって感じで、民地石を切る音と煙の中をサンダル履きの奥さんが、自分の家のスペースで仕事をしている人数を把握して、冷たい缶コーヒーを配っていました。

多分、20坪程度の敷地内に20人くらいはいましたね。

誰かが誰かの邪魔をしながら、とっても長い一日を感じていたことでしょうね。

本来なら、工事を開けてもらって、うちの会社は工事に入るんですが、なんか、工事日程が押し迫っていたらしくて、 もうてんやわんやでしたよ。

そんな中、その舗装業者さんの連れてきた設備屋さんが、既存の排水管や、灯油タンクの移設をしていました。

結構、気さくなおじさんで、仕事をしている距離が近かったせいか、それとも、蛇口屋が興味深く見つめていたせいか、排水管の埋設震度とか、灯油の繋ぎ方や、余長の仕方なんかを丁寧に教えてくれました。

ほうほう、そうですか…。

蛇口屋の為に説明してくれているんですから、キチンと聞きますよ。

自分でもベテランとか言うくらいですから、確かに手際よく、作業も綺麗でした。

ただね、ちょっと気になったその気さくで説明好きな設備屋おじさん、灯油の生管を繋ぎ替えるのに、ずっとくわえタバコなんですよ。

しかも、締め付け不足で、ちょっと漏っているし…。

ちょっと狭かったですからね、締め付け辛かったのでしょうね。

こういう狭いところは、モンキーレンチなんて使わずに、14のショートスパナの方が便利だって教えてやった方が良かったですかね?

まあ、ここは蛇口屋がやっておきますね。
あ、エアーも抜けてないよ。

お風呂を沸かすつもりが…

2007-07-29 19:32:06 | Weblog
石油給湯器のメーカー、『長府製作所』さんで、リコール(?)が出たようですね。
状態は、温度が上がって火災が発生するとか。
蛇口屋が知る限りでも、この長府さんは北海道の住宅では結構多く取り付けられている様です。特に、新築の時点からこのボイラーをハウスメーカーさんや工務店さんに取り付けられて、知らずに使っている方も多いんじゃあないかって思います。

今回、問題となっているボイラーは、俗に言う、『追い炊き』って機能の付いた石油給湯器と、所謂『石油追い炊き釜』って言われる、浴槽の中の水を循環させてお湯に変える機能を持った物で、問題になっていいる内容は、空だき防止機能が付いていないので、浴槽が空の状態でも、機器が燃焼してしまい、温度が上昇して火災を発生させるという物です。

判りやすく言うと、空のナベを火にかけるような物ですね。
それが、見えないボイラーや釜、そして多くは壁の中で隠蔽される浴槽の循環パイプの中で起こってしまいます。

あ、でも、私のお風呂はタイル張りのモルタルだから安心、って言う方、表面にタイルでも、モルタルを塗っている壁の内部って『木板』なんですよ。しかも、紙張ってモルタルをのっけっている材質には防水用にコールタールのような油を染み込ませていますから、乾燥した燃えやすい木に焚き付けようの油紙があるような物ですね。
しかも、内部から燃え上がると、なまじ不燃材や難燃材に守られている分、発見も遅れるし、気がついたときには誰もいない2階(1階の天上と2階の床下は繋がっていますからね)に火が回っているって言うことになりかねませんね。

特に、温差式(お湯の温度差で自然対流させる循環方法)は呼び径38ミリのゴム製ですから、物によっては燃えやすいかもしれません。

もちろん、最近のボイラーや釜、空だき防止機能ってのが付いてますから、この件に関することは安全ですね。

でも、今回の事は長府さんだけでなく、他のメーカーも、空だきという内容以外でも注意して貰いたい物です。

一時期、石油給湯器は、各社メーカーが競うように、小型化、抵コスト化してましたからね。
それがまた、安全機能の充実や、生産ラインを共有化すると言う方面での低コスト化で、石油給湯器はまた大型化していていますよね。
そんな中でも、長府さんは、小さいボイラーとして、撤去の時には嬉しい軽いボイラーで、ある意味心配していました。

わたしの家の給湯器、メーカー名が読めないわ…、と言う方は、据え置きなら、ドライバーで正面のパネルを外して見てください。裏に詳細が記されたシールが貼られている筈です。

パッ見には、長府さんのボイラーは、お湯は真上から出て、水は横から入っている物がほとんどです。
もちろん、これは、給湯器を家の中に設置する寒冷地のみの話ですけどね。

気になる人はキチンと調べておいた方が良いですよ。

もちろん、空だきさせないのってのが一番な予防なんでしょうけどね。

所謂、鉄の塊ですからねえ…

2007-07-29 02:11:34 | Weblog
このところ、ずっと、エクステリア班と、一緒にガレージかカーポートな毎日です。

今日は北広島市方面は、ずっと雨でしたね。午後からは風も酷かったし。
交通量の多い道沿いの住宅でしたので、何度か車の流れを遮っての工事は、気持ち的にストレスが溜まります。
ほんと、ゴメンね、土曜のお休みにね、変なおじさん達が邪魔してしまってね。
道行く夏休みのちびっ子達の邪魔をしている蛇口屋達でもあったんですよね。

今日は巨大なガレージを建てていました。高さ、3メートルくらいで、長さが10メートル近くのカスケードガレージです。

蛇口屋は偶にだからいいけど、この人達は毎日だから大変だよなあ、なんて思いながら手伝っていました。

なにがって、もう重いんですよね。鉄板ですからね。

確かに技術系のお仕事なんでしょうが、まずその前に体力が必要です。

ベンチプレスだの、ジャークだのって言うお上品な物でなく、なんて言うか、野性味溢れる土方系の体力ですね。しかも、その力を出しながら、技術系にも富んでいないといけないですから、もう、求められる資質は大変な物です。

うちのER谷係長なんて見ていると、繰り返し行う事によって培われる技術と、年々、加齢と共に、下がってゆく体力の下降線が丁度交わる部分ってそんなに長くはないんで、この仕事を楽しんでこなして行ける時間というのは人生においてそう長くはないと、所謂一流スポーツ選手のような物なのだと言う事を今日改めて知ることが出来ました。

本当に、生涯出来る仕事ではないですね。

しかも、気を抜くと危ないですしね。

でもまあ、終わって、完成した時の気持ちは何とも言えないんですけどね。
特に、お客さんと、冷たい物を頂きながら、ほんわかとお話して終了を祝う一時は本当に至福そうですね。

もちろん、そんな一時を加味しても、蛇口屋には向いていない仕事だと、ほとんど毎日思っていますよ。

だって重いんだもん。




消防設備士免状到着!

2007-07-27 19:35:43 | Weblog
今日、消防設備士甲種1類の免状が届きました。

蛇口屋、今日から、消防設備士ですねえ。
この調子で、設備に関する死角は徐々に潰してゆきたいと思っています。

早速、封書を開いて、免状を見てみると、丁度、運転免許書の大きさで、消防設備士各種種類の欄の甲種1類の場所に交付番号と、交付年月日、交付知事が記されていますね。

で、一番右端に写真と。

消防設備士の願書に貼り付けた写真ですね。

…なんか、蛇口屋、ジャージです。

しかも、このジャージ、子供が入院したとき、仕事着のままじゃあ衛生的に不味いと思って、近くの『しまむら』に飛び込んで、適当に安い奴を買って、ちょっとダブダブで、足なんかも長すぎて、裾引きずっている、メーカー名も聞いたことが無いような奴で、さらに、髪型も、なんか適当に伸ばして、痛い髪型になってます。
眼鏡も、今一つ度が合わない、パソコン用に色の付いている奴で、最近の写真だというのに、なんか直視できない…。

そっか…、この写真を平成29年まで使用するのか…。

20年じゃん。

今回、本気で、受かるつもりがなかったので、『俺は消防設備士なんだー!』って気持ちが写真には全くありません。

本当に、「へー…」って顔で映っています。

運転免許書の写真だって、今後数年使う事を考えて、撮影させるときはそれなりに気合いが入るんですが、今回は隙を突かれたと言う思いです。

いやあ、ちょっと嫌だな、この写真が20年間使われるのって。

免状の写真の更新は、紛失するか、他の種類の試験に合格するかしかありません。
種類増やせば、書き換えてもらえますからね、写真も替わりますよ。

取るかな、消防設備士特類…。
動機は、写真が気に入らなかったから。

この種の資格は取りすぎると金銭的負担と時間的負担が多くなるって、くだまきさんに忠告受けたばっかじゃん。

ああ、人生を踏み外す階段がチラリと見えた蛇口屋でした。

真夏のエクステリア

2007-07-26 21:01:07 | Weblog
とってもホットな一日を、エクステリア班の方々と過ごしていました。

いやね、今週末ってA山の発注ミスで、蛇口屋は突然、職が無くなってしまいました。
「せっかくの夏なんだし、外で日焼けしておいでよ」って、クーラーのガンガン効いた車の中から、お気楽極楽のA山に告げられて、軽く殺意が芽生えてしまいました。

まあ、ともかく仕事は頑張らねばと思うんですが、気温はそうでもないんですよ、でも、北海道って紫外線強くない?
なんか、爽やかな日差しに混じって、皮膚がチリチリするんですけど、絶対気のせいではないと思いますよ。

多分、湿度の少ない北海道の特有の夏は、大気中の太陽光線の透過率も非常に高そうですものね。
しかも、良い感じに環境破壊も手伝って、オゾン層、蛇口屋の頭の上付近にはないんです。
ああ蛇口屋の柔肌が、赤銅色の肉体労働者系の肌になってしまう…。

しかも半袖で、Vネックもクッキリと、さらに腕時計の後もステキな顔と腕だけが黒く焼けてゆきます。

こんな事なら、いっそ、海パンで仕事すれば、そりゃあもう労働者とは思えない、セレブな日焼けになるでしょうね。

そんな話をしていたら、エクステリア班の人たちが苦笑いしました。

実は、何度か、海パンまでとは行きませんが、上半身は裸、下半身は短パンで仕事をしたことがあったそうです。

考えることは一緒ですね。

でも、焼けるのはいつも背中ばかりで、カッパの甲羅のように、そりゃあ、情けない姿になるだけだそうです。
しかも、集中的に背中が焼けるので、痛みによって常に猫背になって、さらに日焼けが進行するって話です。

エクステリアの仕事は、穴掘りに始まって、柱や屋根を取り付け、嵌めたりって事ですから、常に目の前には器具ばかり、そして太陽は背中って事なんです。

じゃあ、昼休みに前側を焼けば良いジャン。って言ったところ、『休み時間くらいは日陰にいたい』だ、そうです。

そりゃあ、そうですよね。
でも、短い北海道の夏を、仕事しながらでも楽しめないもんか、試行錯誤している間に、多分、秋はすぐに来てしまうんでしょうね。




便器のニューウェイブ! アラウーノ!!

2007-07-25 19:42:17 | Weblog
ナショナルの高級便器『アラウーノ』、取り付けて参りました。

まずね、何が凄いかって、『軽!!』ってのがまず第一印象ですね。

この便器、陶器じゃないんです。樹脂製なんで、多分、ユニットバスの浴槽なんかと同じ材質で出来ていると思われます。今回取り付けた物は、ワンピースタイプですので、ロータンクが付いていないタイプです。

この前も書いていたんですが、これで一つの梱包で、総重量は25㎏ぐらいでした。

TOTOのネオレストなら、便器部と、ウォシュレット部で別れて、それぞれが結構いい大きさになってますから、これはコンパクトとさではナショナルの方が凄いって言う感じです。取り付ける立場なら、もうブラボーですよ。

ネオレストの陶器部分の重さと来たら、もうぎっくり腰だって覚悟しないといけない時がありますからね、しかも、重さの割に持つ場所無いし。カエルのような吸盤のある手が欲しくなります。

しかも、既存の便器の要に、Sトラップが無く、そのためコンパクトな便器になっているので、後の壁から便器の尖端までが64㎝程度ですから、今まで狭くてCー14くらいしか取り付けられなかったお宅では、便器がトイレを支配することなく取り付けが可能ですね。

で、この便器の売りの、自動洗浄は、単に、洗浄して流す水に、内蔵タンクから自動供給される洗剤(台所洗剤)一緒に泡だって流れてゆくと言う物で、当然、水たまりに残る水も泡だっていて、「・・・・・」って感じですね。

あの洗剤は多分、よほど酸やアルカリに傾かない限りどんな物でも良いみたいだから、トイレの臭い=台所の臭いになりかねないなあ、といらぬ心配をしてしまいました。

なんか、台所洗剤のメーカーからクレームとか来そうですよね、イメージの問題なんで。
それに、環境的にはどうかなあ…って思ってしまうわけです。

確かに量は少ないですが、確実に、他のメーカーの便器では使用しない洗剤を使用しているワケですからね。最近の洗剤は無リンですが、全くの無害ってワケじゃあないでしょうね。まあ、それ言ったら、洗浄剤も一緒ですね。

それに、樹脂であるがゆえの、対応年数も気になるところです。

洗わなくていいところは、便器の内部だけですけど、外面とかはお手入れしてゆくので、その時に使用する掃除器具なんかにも気をつかって行かないといけないみたいですね。

ナショナルの便器、アラウーノ。
いい物なんですが、蛇口屋から見て、なんかちょっと心配の便器です。

サイズ的には理想の便器なんですけどねえ…。

カメラマンA山…

2007-07-24 20:03:58 | Weblog
なんか、最近、蛇口屋の机の上には、写真がいっぱいです。
どれもこれも、蛇口屋がこれから赴く現場の既存の器具や配管状況を撮している物です。

まあ、現場の雰囲気が判るのは好ましい事ですが…

1~2枚の写真を見せられて、「これで材料とか判るでしょ?」とか言われてもなあ…

確かに、保温筒はパイプガードだとか、その辺は判りますが、中身の配管の種類まではちょっと。
どうもA山が始めたみたいで、一度、社長に、「なんで材料をきっちり揃えて工事できないんだ?」とか聞かれて、A山は何も見てこないし、言うことが適当なので、万を持って一に当たる所存で工事に当たっていますと、説明したところ、ヤキを入れられて、更に「ちゃんと見て蛇口屋に言うように」と釘を刺されたA山が、この期に及んでデジカメで写真を撮ってそれで済まそうとしている横着ぶりを発揮しているようでした。

だから、写真だけじゃあなくて、少なくとも、現在付いている器具の種類と、寸法を当たってくれないとダメだって言っているのに、また、これで最近入ってきた、自称『多機能工』のおじさんは「もう、これで十分ですよ」とか調子の良いこと言って、昨日はとうとう、お客さんのトイレが復旧できなくて、お客さんからは怒られ、その後始末行った蛇口屋には怒れられて、更に工事が2日に及んだ事で、社長には無能呼ばわりされて、さんざんだったらしいです。

いえね、地中トラップ付きトイレ工事で解体するトイレの床が、コンパネじゃあなくて、コンクリートだったって話で、自称多機能工おじさんトイレを修復不能の形で撤去してから気がついたらしいです。ほとんど半泣きで蛇口屋の所にも電話来ました物。

普通、床に立った時点で、床が板かスラブかなんてすぐに気がつくでしょうにね。
床の仕上げに一枚コンパネでも噛ましていたんなら、同情も出来ますが、スラブにクッションフロア直張りの床でしたから、気がつけよなって感じで、同情の余地なんて皆無です。

A山は、「床の中まで写真には写らないモン!」と言って開き直っていましたが、蛇口屋に言わせればそれ以前の問題です。

蛇口屋だったらどうするかなあ…。

最初の時点で、スラブって判ったら、ひとまず、退いて、工事の内容をお客さんと練り直すかなあ…。

そう言うとき、必ず聞かれるのが、「あの営業の方は何しに来たんですか?」
ですね。

さあ、記念写真でも撮っているんじゃないでしょうか?
蛇口屋には分かり兼ねます。


初めての便器、アラウーノ…

2007-07-23 21:03:11 | Weblog
ナショナルの便器で、『アラウーノ』っていう、所謂、便器とロータンクが一体式のタイプがあって、その工事が、本日決まりました。

・・・・・・・・。

なんで、ナショナルの便器なの?

何でも、サイズ的にきっちり収まるのがアラウーノだったらしかったのです。

うちの会社、トイレパック、TOTOのZC-1とINAXの名前忘れちゃったけど、一体式便器、そして今回のナショナルのアラウーノだそうです。

全く寝耳に水ですね。
っていうか、他の2社の便器と違って、確かナショナルのアラウーノはTOTOで言うところのリモデルタイプ(床上で排水位置を変えられるタイプ)があった様な…、え? ナショナルのリモデルタイプって詰まりやすい?

そうですか、床を解体して排水を変えてまで、ナショナルが良いんですか…。

確かに営業実績も欲しいところですよね。

工事の方は蛇口屋が何とかしてくれるから、ひとまず決めてこいって言われた見たいですね。ちなみに売ったのは、塗装の営業の方って話ですね。

知らないってのは無敵ですよね。

まあ、今回は、特別にお客さんの家に下見に行けるそうで、蛇口屋はいつもぶっつけ本番ですからね。来てみてびっくりってのがいつもの工事なんですよ。
でも、今回は、まあ、見れるならなんとかなるか、と思って、お客さんの家にお邪魔して、「ここですよ」って言われてがちゃりと開けたトイレの中は、


和式便器で、兼用便器だよ…

ねえ、大工さんは?

手配できてないって?

ああ、工事は明後日だよ…

直圧ボイラーの不思議…

2007-07-22 22:51:13 | Weblog
ちょっと前の話なんですが、

あ、今日はお休みなんで、先週の仕事中で思った話です。

一件のお客さんでボイラーのクレームがありました。
特に工事に問題があったわけではなくて、器具そのものが問題があると言う蛇口屋の判断で、メーカーメンテナンスに修理を依頼していました。

ちなみにノーリツの直圧のボイラーです。瞬間給湯タイプですね。

この工事そのものは、もう2ヶ月前の話で、実は同じ家から、暖房ボイラーの交換の工事の依頼が来ていたので、昨日交換して来ました。

で、そのクレームの件はすっかり忘れていたンですが、その家の奥さん、が言うには、「結局給湯ボイラーは直らなかったんですよ」って言われて何の話? って感じでゆるりと思い出し、あのとき取り付けた給湯ボイラーの事をお客さんが修理に来たメンテナンス会社の方に、色々言われた事で、蛇口屋も『????』と思いました。

クレームの内容は、直圧ボイラーに限らず、概ねボイラーには付いている本体の水抜きの為の金具から、水が止まらずしたたり落ちるという物でした。

パッキンに何か噛んだか、器具そのもの不具合だろうと、すぐにメンテナンスに修理を依頼すると、メンテナンス会社の人間が言った言葉が「水道圧力が高すぎるんです」続けざまに「配管が直線的で、もう少し曲がりがあると、圧力が少なくなるからこういう事はなくなりますよ」と言ったそうです。

挙げ句の果ては、「じゃあ、減圧弁を調整して行きますから、これで様子を見てください」
この言葉には正直耳を疑いました。

ここに来て思う事は、ノーリツさんと契約しているメンテナンスの社員さんは、この行為に至るまで、終始、ボイラー本体に触っていないんですよね。
しかも、減圧弁の調整なんて、ある程度の知識と経験がないと絶対にしてはならない、所謂、最後の手段ですよ。ヨシタケさんに限らず、調整出来る箇所は、メーカーさんによって、封印されるようにシールが貼ってあって剥がすと、製品としての機能を失います見たいな書かれ方で説明されています。

何者だ、こいつ?

次元の異なる生き物の話を聞いている気分でした。
良いから、この水抜きの所のパッキンを変えて行ってくれよ。
蛇口屋も、このお客さんも一流メーカーの直圧ボイラーを付けているってのに、2㎏の圧力すら耐えられない構造のボイラーってどういう事?

一体、メーカーさんって、メンテナンスの社員さんにどんな教育を施しているんだろう?
本当に興味が出てきました。

直圧って冠しているんだから、通常使用圧力で減圧弁の仕様すら蛇口屋には納得できないってのに、2㎏減圧から更に調整して下げてどうするって話ですよ。
メーカーもメーカーで、だったら最初からカタログに『直圧』なんて書くなって事ですよ。全く、挽肉も偽装、使用圧力も偽装じゃあ、一体何を信じて良いのか…。

一回、この種の直圧に関しては、とことんメーカーさんに聞いてみようかなあ。