座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

開眼供養をします

2012-03-18 | 合葬墓
合葬墓に納められた合葬墓の本尊さま、釈迦如来の開眼供養をします。








3月20日(火曜日)、お彼岸の中日です。

時間は 午後1時から。

吉祥寺の新墓地 中央にある 合葬墓の本尊に
お魂を入れます。



   白い布もはずします。



ご尊顔を拝する最初の機会です。

ご都合のつく方は 是非 ご臨席ください。



ご報告 鎮魂の花火

2012-03-17 | おしゃべり
2月10日の記事「天国にぶっ放せ!」 でご紹介した 鎮魂の花火のご報告です。


スコップ団をご存知ない方も
こちらを見れば 概略がわかります。

3月10日に打ち上げられた2万発の鎮魂の花火と 
スコップ団について語られています。

     ↓
     ↓
     ↓

YouTube 2万発の鎮魂花火(ニュース)  

YouTube MXニュース スコップ団

どちらも 10分ほどの動画です。







「天国にぶっ放せ!」については 「ほぼ日刊イトイ新聞」では
「僕たちの 花火の連絡、見えますか。」
で 鎮魂の花火を中継していたようです。

当日の様子は こちらを見ればだいたいわかっちゃいます。

準備、大変そう! (もちろん、後片付けも大変だったみたいです。)






もちろん、団長のブログでも 報告がありました。



「泣きながら花火を見たのは初めてです」というコメントが いくつもありました。

それから 次々と打ち上げられる花火を見て
なくなってしまったた命の数の多さを思った、というコメントも。

花火が ひとつひとつ違って見えるように 
亡くなった命も ひとりひとり 違う命だった事を思う、と。

花火の数は 死者・行方不明者の数と ほぼ同じなんです。

2万発です。






今日はお彼岸の入り。

東北からいらっしゃったお檀家さんのお話です。

お子さんの卒業式で 校長先生が

「今日 卒業する皆さんが 全員 生きていてくれたのが 一番嬉しい!」

とおっしゃったそうです。

海岸沿いに家のある生徒が大勢通っている学校だそうです。

そんな事が嬉しいなんて。

本来、当たり前の事なのに。

その「当たり前」が 当たり前ではなかった!




3月10日は
「何でもない日が 特別だ」 という事を 誰も知らなかった日
なんだそうです。

私たちは もう 震災以前の私たちには 戻れません。

不幸な事ではありますが
これからの 私たちの生き方で 
「不幸ばかりではなかった」と 後世の人に言ってもらえるように
できるかもしれない、と 思いませんか?



ご報告 仏教講演会

2012-03-17 | 行って来ました
行ってきました、仏教講演会。

冒頭からパワー全開のオジチャンで、ウケました!(笑)

録音・録画・写真撮影、なんでもOK! との事でしたが
座ったのも後方で デジカメも持って行かなかった上に、
講師は壇上でじっと立ってお話、なんて事は ほとんどなく。



     

ケータイでは 講師の先生も豆粒のよう。

「ハイッ、立って~。 ハイ、両手を挙げて~。 そのまま右を向きましょ~。」

私は 娘と 肩をもみ合いました。

気持ち良かったです(笑)。






講演会は 震災の犠牲者を追悼するご法要で始まりました。

3月10日でしたから、当然と言えば当然。

会員は 全員が若いお坊さんたちでしたから、読経が上手なのも、当然でした。

深谷仏教青年会は 宗派を超えた若い僧侶の集まりで、そこが特徴です。

 皆さん、いろんな形の袈裟をつけていらっしゃいましたね♪)

(息子は 文字通りの一張羅、一着しかないスーツに輪袈裟で お手伝いさせていただいてました。)



そして 講師の廣中邦充師のお話も 
瓦礫の撤去に行った時のお話から始まりました。

吉祥寺の近隣に 瓦礫撤去のボランティァをなさった方もいらっしゃいますが
実際はとっても過酷だったようですね。

お話を伺っただけで 言葉にならない部分を想像してしまい、
その気持ちも 言葉にはなりません。






メモしておいた事を 列挙してみます。

●「ありがとう」は 日本の文化だ!

●「受け入れる」が キーワードだ!

● 逃げるなよ! 逃げると、追われるよ!

●「後ろ盾」は何だ? それは父、母、仏教。
 (ある先生にとって、それは教え子でした。)

● 仏心――喜びの心を持とう。

        人の役に立つ事をしよう。

        人の幸せを願おう。






「一日、一生!

 一日、一日を  楽しくッ」



「今日やるべき事を 明日に延ばすなヨ。

 明日やろう、は 馬鹿ヤロウだヨ。」



パワフルオジチャンの言葉は ずんずん心に響いてきたのでした。






講演の後には 廣中師による個別相談会まであったようです。

一人でも多くの人の悩みに 少しでも光が射しますように。



仏教講演会

2012-03-09 | おしゃべり
明日 3月10日(土曜日)市民文化会館大ホールで 仏教講演会があります。

今年は ‘やんちゃ和尚’こと 廣中邦充師による
「やんちゃ和尚 Again  出会い ふたたび」という演題での講演です。

「平成の駆け込み寺  ~親子間のコミュニケーションで悩んでいませんか~」
という副題がついているようです。







こんなお顔の方、最近テレビで見かけますよね?






講師プロフィールに書かれている言葉を そのまま書いてみます。

愛知県岡崎市浄土宗西居院第二十一代目住職。自ら営む寺でいじめや不登校、家庭不和など様々な問題を抱える少年少女たちを無償で預かっている。「初めから荒れた子どもなど一人もいない」と言う信念の下、子どもの心の痛み、叫びに真正面から向き合い、これまでに800人以上の子ども達を更正させている。
年間200件以上の講演をこなされ、テレビのコメンテーターとしても活躍中。






子(?)育てに まだまだ悩んでいる最中の座敷ネズミも(苦笑)、 
行ってみたいと思っています。

午後1時30分 開場、 午後2時 開演 です。

整理券は千円、これは当日券でも同じ値段です。

(とってもお値打ちだと思います!)

全席自由、小・中・高生は無料だそうです。



主催は 深谷仏教青年会です。

今回で 29回を数える仏教講演会を開催してきている団体です。



あなたは どこで どんなふうに?

2012-03-07 | おしゃべり
あの時 私はここにいました。  

   

ゴミを掃き集めて 燃やしていたのです。

地面が揺れました。






目の前は寺務所。  

寺務所も揺れていました。



すぐ脇には物置。   

物置も揺れていました。






本堂は建物が古いので ちょっと心配しましたが 大丈夫でした。



基礎工事を完了していて、本当によかった!

でも 天水桶が ゆらゆら揺れて 
中の水を バッチャン、バッチャンと左右に撒き散らしていました。

              







私は 土の部分と コンクリート舗装の部分のどちらに立っていればいいだろう?
と悩みながら 
手を広げてバランスをとりながら 足を大きく広げて踏ん張って 立っていました。





そのうち 変な音が大きくなりました。

鐘楼堂が ギッシギッシと音をたてて 揺れていたのです。



ぶら下がった梵鐘が ゆうらり、ゆうらり と揺れていました。

すごく怖かった。

これで 撞木に鐘がぶつかって ゴンゴンと音がしだしたら終わりだ、
そんな思いもありました。

最後まで 音はしませんでしたが。





揺れが収まってきたので 焚き火に水をかけて消しました。

本当はもう少し燃やしてからにしたかったのですが、怖かったので。

住職が 家の中にいない私を探して 外に出てきました。

「そこに居たのか!」って。

息子が家に帰っている時でよかったと思いました。

その後 娘は ひとり都内で さまざまな経験をする事になったのでした。







ほぼ日刊イトイ新聞の新聞紙上に
「それぞれの3月11日」という場所があります。

「3月11日、あなたはなにをしてますか?」という問いかけがされています。



きっと一日中かんがえてる。この一年を振り返る日になる。



港町に育った人間としては、海は穏やかで、恵みをもたらす存在です。
それと同時に、時に時化、悪意に満ちた存在になります。
普段は見ない海を見に行って、実家に電話します。



家族と家で過ごしながら、当たり前じゃない当たり前な日常に感謝しつつ過ごしたい。



元住居跡で海に向け静かに黙祷。



あえて普段通りの生活を送ります。
だけど、震災の起きた午後2時46分には、1分間の黙祷を行うつもりです。






などなど、いろんな「答え」が書き込まれているようです。

「来年の国家試験に向けて勉強してると思う」というものや
「その日は誕生日です。」なんてのもありました。

私には この「答え」が 心に残りました。



「いつも通り普通に。

 当然、思い出すでしょうが、

 普通の日を送れることに感謝して

 その日を普通に生きようと思います。」






ちょうど日曜日に当たります、今年の3月11日。



あなたは 誰と どこで どんなふうに過ごしますか?


 

ふっかちゃん

2012-03-05 | おしゃべり
ふっかちゃんをご存知だと思います。(→ふっかちゃんのページ

かわいいです!             



いろんなバージョンが豊富で、
どれもかわいい!!!          






ふっかちゃんグッズもいろいろある  Y(Ο^ω^О)Y  というので
ふっかちゃんファンの娘と探しに行った事がありました(笑)。


   



でも、ストラップはない、という話でした。

欲しかった娘は 市役所にお勤めしている同級生に確かめたらしいです(笑)。






さて、そのふっかちゃんが 北口駅前にいるというので、探しに行きました。

新しい待ち合わせスポット、という事ですので 探すまでもありません。



駅のエスカレーターの方から見たところ。


ふっかちゃん、クルクルと回っています。

あ~、この町って、回るのが好きなんだ~、と思って見たら
別のグルグル回っていた電光掲示塔は 営業をストップしていました。








駅前ステイションガーデンにある「渋沢栄一からくり時計」、と言うらしいです。

栄一翁の没後80年を記念して設置されました。








7時から21時までの正時になると 
ふっかちゃんに替わって 栄一人形が現れるのだそうです。

ちょうどその時に居合わせた事がありましたが 離れていたのと暗かったのとで
よく見えませんでした。

「青い目の人形」の音楽が流れているようでした。

デジカメを持っていたら 走って行って 撮ったのになあ。

デジカメを持って行ったこの日は 
乗りたい電車に間に合わないので、ご対面は ふっかちゃんだけ。






栄一人形に逢えたら、その時はご報告しますネ♪



大般若会のご報告

2012-03-03 | 大般若会
2月26日(日)に 大般若会が滞りなく 行われました。

あいにく 寒い日になってしまいましたが、
目的のひとつが寒干し(? いえ、これは、私の想像)なわけですから。。。






   これにて準備完了!






この日だけ 特別に掛けられる掛け軸が あります。





右には玄奘三蔵。        










左には十六善神         

去年は この十六善神の箱書きやら切り紙やらを 記事にしていました。

ちょうど、震災の前後でした。 








住職からの説明中。

今年の年番さんたちは ビシッとスーツで決めてらっしゃってます。

ちょっとドキドキ。

「帰依仏」の半纏は、役員さん。






輪袈裟の後ろの紋が、キラリ。  






「大般若経の転読」というものに どれほどの功徳があるのか、よくわかりませんが、
功徳を積めばいい事がある、というのなら、
いい事は、もっともっといっぱい、た~くさんの人たちのために、欲しいです。






      

大般若経 全600巻を読誦!(した、つもり。)






「だーいはんにゃはらみったきょう かんだい○○
 大般若波羅蜜多經 巻第○○

                とうざんぞうほっしげんじょうぶじょうやく
                唐三蔵法師玄奘奉詔訳


しょほうかいぜ いんねんしょう
諸法皆是  因縁生

いんねんしょうこ むじしょう
因縁生故  無自性

むじしょうこ むこらい
無自性故  無去來

むこらいこ ひっきょうくう
無去來故 畢竟空

ひっきょうくうこ むしょとく
畢竟空故  無所得

むしょとくこ ぜみょうはんにゃはらみった
無所得故  是名般若波羅蜜多

なむいさいさんぼう 
南無一切三寶

むりょうこうだい
無量廣大

ほつあのくたらさんみゃくさんぼだいしん
發阿耨多羅三藐三菩提心

ごうぶくいっさいたいま
降伏一切大魔

さいしょうじょうじゅー
最勝成就