座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

特別展 妙心寺

2009-02-27 | おしゃべり
出かける時は 月曜日を避けています。

美術館や博物館や図書館がお休みの事が多いからです。

先日 出かけたついでに上野に行きました。

目指したのは 東京国立博物館 平成館です。

優雅な休日のようですね!(笑)



「特別展 妙心寺」をやっていました。

もうすぐ終わっちゃう~、と思って 夕方でしたけど
頑張って行きました。

なんとか4時前に入れました。



妙心寺と言えば、ご近所のK田K代さんが
「京の冬の旅」で 三門を拝観なさったと伺いました。

すごく良かったらしくて、住職が悔しがっておりました(笑)。

妙心寺の三門(山門)は重要文化財であり、
楼上内部には 観音菩薩像や 十六羅漢像などが収められいるそうです。

そういう貴重な仏像や
さらには 柱や 天井一面の 極彩色の 飛龍や天人の図が眺められるようです。

(参照:第43回 『京の冬の旅』 非公開文化財特別公開





さて、妙心寺展のことですが、展示されたものを見ていて、
私たちが知って(見て)いるものとは 
宗派が違うので いろいろな違いがあるなあ、と思いました。

たとえば、袈裟(けさ)、これも全然違っています。



それから、書が多かった。

これは、私にはよくわからないから、ササッとスルー(笑)。

あ、天皇陛下の、おっと、昭和天皇の書がありましたよ。

「 無  相 」と 妙心寺の開山の おくり名を書いたもので、
すごく大きな、堂々とした書でした。

昭和34年、まだまだお若い頃の 昭和天皇のお手になるものです。

(この特別展は 開山無相大師の650年遠諱記念で開かれたものです。)

昭和天皇の直筆の書は かなり珍しいらしいです。



書を すっ飛ばして見たので ちょうど見終わった時に5時の閉館でした。

ビッタシ!(爆)






書はよくわかりませんが(汗)、絵、特に襖絵はすごかったです。

最初の画像の、上の虎の絵は 会期途中で 下の牡丹の絵に変更されています。

私は 虎より牡丹が見たかったのです。

そして その牡丹は 本当に素晴らしいものでした!

絵葉書なんかじゃ、到底 その素晴らしさは伝わりませんが、
せっかくだから、数枚購入(笑)。










それから、妙心寺は 臨済宗妙心寺派の本山だそうですが、
禅宗の寺ということで、有名な達磨の絵もありました。

われらが吉祥寺も 禅宗とはご縁がありますから
本堂内陣の欄間に達磨さんがいらっしゃいますね。



そうそう、三酸図、ありました(笑)。

「さんさんず」と振り仮名が振ってありましたよ(笑)。

寒山拾得の絵と対で 屏風になっていました。(海北友松 筆)



もうひとつ、吉祥寺本堂の内陣の 正面右手の欄間にある
「虎渓三笑図」も 今回、屏風絵にありました。 (狩野山楽 筆)

今度は ひとつ、「虎渓三笑図」を調べてみようかと思います。

漢字がいっぱい出てくるので 頭痛を起こさないといいのですが(苦笑)。





なお、「特別展 妙心寺」は3月1日で終了です。



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