早上好2010

天池針灸院による日常生活から中医学(中国伝統医学)や中国針などの情報を提供します。

冬至

2021年12月22日 | 中医学・鍼灸セミナー

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今日は冬至です。

「陰極生陽」という言葉があります。

陰気が最強の時期と同時に

陽気が始発する意味です。

今日は日中が最短で、夜が最長となり

明日から日中が徐々に長くなり、

夜が徐々に短くなっていく。

人間の体も同じ様に

今まで自然治癒力が下降気味だったのが

これから上昇気味になっていく。

この様な季節の変化に合わせて

日常生活で健康を守り、つらい症状を

緩和する方法は沢山の言い伝えがあります。

冬至の日は日本ではカボチャを食べて

柚子湯の風呂に入り、体を暖まる。

中国では、北方のギョウザ、

南方の餅という習慣もあります。

暖かく健康で、美味しものを食べて

家族団らんという意味は変わらないです。

 

昨日、中国の冬至(21日)の事を知って

夕食は急きょ味の素の冷凍ギョウザを食べました。

今晩はカボチャと小豆?(笑)

形にこだわらず、健康を守る意識が

最も重要だなと思います。

慢性疾患を持っている方、

回復中の方、ぜひ焦らず

今から春に向かって

健康によい事を取り入れれば

きっとよくなります!

皆様の健康をお祈りします。