早上好2010

天池針灸院による日常生活から中医学(中国伝統医学)や中国針などの情報を提供します。

北海道中医学研究会(仮名)

2020年02月25日 | 癒し系

昨日、今年5月に北海道中医学研究会(仮名)を

立ち上げる予定をされている先生達の

食事会に同席させて頂きました。

音頭を取っているのは、

北海道新十津川にある

『花月クリニック』院長の辻先生と、

西洋医学と中医学の両方の医師資格を

持っている女医の泉里先生です。

中医学の理解がある方達と出会って、

とても心強いです。

先生方の思いを実現できる様、

全身全霊で応援したいと思っています。

とても充実した時間を

過ごすことができました。

ありがとうございました🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️


お灸の免疫効果期待できる

2020年02月21日 | 癒し系

https://mp.weixin.qq.com/s/orCfIf9CnVLElJkUF7mfcQ

これは2月17日
経済日報-中国経済ネットに
搭載された記事です。

内容はコロナウイルス新型肺炎に
対する中医学の有効性をアピールし、
中医師(中国伝統医学医師)達に
患者治療にあたって漢方薬や鍼灸の
応用を呼びかけているものでした。

「世界鍼灸学会連合会」の劉保延会長が
モグサの灸で免疫機能を向上させ、
感染の予防、感染後症状の軽減や
早期回復ができると語りました。
具体的な経穴や操作方法は
言及しなかったが、
実際、いま中国の現場では
中医学の外感(疫病)疾患に対する
弁証論治法(診断と施術法)に基づき、
一人ひとり体の現状に合った経穴に
灸施術を行い、灸の効果が期待できると
おっしゃいました。

では、鍼灸師の皆さん、
いまの状況で私たちが何かできますか?

モグサのお灸ですよね!
知熱灸、温灸、隔物灸、灸頭鍼・・・
お灸ができない場合は
ツボを温める効果が期待できるのは、
ドライヤー、使い捨てカイロ、
湯たんぽ、レンジでゆたぽん
シャワーのお湯(40~42度)
・・・
さて、どこに当てれば良いでしょう?
首の後ろ、背中です!
そこに体を温めるツボが沢山あります、
風池、風府、大椎、大杼、風門、肺兪
これらのツボは肺の機能を整え、
免疫力を含めた自然治癒力が
強くなります!
ウイルスに怯えるではなく、勝ちます!


自然治癒力とは

2020年02月05日 | 癒し系

新型肺炎の猛威で世界中

トップニュースになっており、

専門家達は似ている説明あれば、

真逆の説明もあるようで

治療方法もない状況の中で

不安を与えています。

私達にとって重要なのは

どう予防すればいいのかという問題です。

 

私が一番の予防法は

自己免疫力を含めた

自然治癒力だと思っています。

 

では、「自然治癒力」は何ですか?

どう説明すれば分かるのか?との

質問で調べてみました。

勿論、専門家より、辞書より

様々な解釈はあったが、やはり

誰が見ても分かる様な説明は

ウィキペディア(Wikipedia)にあった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/自然治癒力

 

以下、その内容を引用させて頂きます:

「医学の父」、「医聖」、

「疫学の祖」などと呼ばれる

現代医学の源流とされる

古代ギリシャのヒポクラテス

自然治癒力のことを

「からだ自体に不調を治す働きがある」、

「病気」というのは

失われたバランスを身体が

取り戻そうとしている状態なのだ。」

「自然こそが最良の医者である」

医者の主たる役割というのは

「身体が持つ自然に治癒しようとする

性質を助けることなのであり、

医者は身体の働きをよく観察し、

治癒的な性質の妨げになっているものを

取り除くことによって、結果として身体は

それ自体で健康を取り戻す」と述べた 。

 

現代における解釈もある: 

自分の意識とは関係なく、

たえず作動し、常に待機しており、

何らかの損傷が発生すると

自動的に自己修復プロセスを

活性化する力を自然治癒力という。

 

東洋医学では

人間が生まれながらに

持っている病に打ち勝つ力。

生得的に備わっている

病気や環境に対抗する力。

脳や免疫系、また心の作用による

免疫システムと解釈する。

体調を整えることに主眼を置いており、

生命力を高めることによって

治癒力を動かしているとも言える。

 

つまり、自然治癒力

健康を守り、

病を起こすものと戦い、

損傷になった部位を修復し、

乱れた体内環境を取り戻し、

壊れた機能を正常に復活、

誰でも生まれつき

一生備えた生命力だと

説明していると私が思います

 

では、どうすれば自然治癒力を

高めることができるのか?

 

「順従自然」

(自然に従う、自然と共存)

睡眠(早寝早起き)、

食事(一日三食、好き嫌いなし、

旬の食材、地元の食物)、

適度な運動という三要素であり、

常に体を温め、

36.5度の体温を保つ事。

 

豊かな心で平凡な毎日を過ごせば

自然治癒力は強くなる!と

80、90、100歳のお方達からの

教えです。