さくらのワルツでお散歩

まだまだ知らないことがいっぱい!
いろいろ経験したことを残していきたいです。
美味しいお店楽しいお店も見つけます  

あぁ~ 時間がほしい?

2016年04月24日 22時48分14秒 | その他
今月の俳句

雛あられ一粒呉るる小さき手

記念日のグラスあはする春の宵




一昨日は 大阪教育大国分校に行って来ました。
4月から始まった 市民講座の篆書の講座に申し込んだら うまく20人募集の中に入れました。

本格書道は何十年かぶりなので 前日はすごく緊張しました。
講座の様子が全くわからなかったので 何を用意して行ったら良いのやら~。
筆を太い、細いを何本か用意しました。筆先がコチンコチンになっていました.
筆、硯を洗い、下敷きを陽に干し、全紙を半紙番に切りました。
篆書は全く初めてなので どんな筆や紙が良いのかわかりません。紙も色々の大きさ を持っていきました。
ついて行けそうになかったら 年寄だから・・と許してもらおうなんて甘いこと考えて行きました。
大学には書道専用の教室があって、部屋の中に流し台もあり、墨、筆など洗えるようになっていて、墨で黒く汚れていました。
私たちの時代は先生の机の回りに集まって 先生が一筆一筆書かれるのを見ましたが、
今はテレビモニターがついていて、先生が机で書かれる一筆一筆が 席に座っている生徒に見えるようになっていました。
これだけで カルチャーショックでしたが、生徒さんたちは かなりの年配の方もおられ、
年寄を理由に甘えることはできそうにありませんでした。
私は 篆書講座は今年から始まる講座と思っていましたが、もう5年も続いているそうです。
道理で 案内書に持ち物等 詳しく書いていなかったのです。新人は 二人くらいでした。
篆書は清王朝時代1700年頃から使われるようになり、まだ300年くらいで 歴史は浅いそうです。
字は 右上がりにならず、左右対称、線は同じ太さ、同じ力で書く ということでした。
書いてみると 意識していても 右上がりにになっていましたし、同じ太さの線で書くのは大変難しいでした。
でも 筆で緊張しながら字を書くのはとても楽しいでした。筆に墨をつける時 ワクワクしました。
窓の外で 鶯が上手に鳴いていました。山の中の環境のよい学校です。

帰り道 車の中でおもわず「こんな楽しいことはない」と叫んでいました。
ダンスのレッスンの帰り道も いつも 「ああ楽しかった」と思うのですが、2つも特別に楽しいことができました。
幸せです。でも残念なことに 熱心に頑張るには 残りの時間が少ないような気がします。
俳句も色鉛筆画も楽しい、囲碁もしたい、夫や友人と旅行もしたい、食事にも行きたい、歌舞伎もコンサートも映画も行きたい、面白い講座も受けたい、本も読みたい、テレビサスペンスも見たい、 あぁ~時間が足りません。
こんなこと言っていたら また息子に怒られそうです。 
生産的なこと何もしていないと。