さくらのワルツでお散歩

まだまだ知らないことがいっぱい!
いろいろ経験したことを残していきたいです。
美味しいお店楽しいお店も見つけます  

オルゴール博物館

2015年03月24日 01時34分59秒 | その他
さくらの開花が 発表されましたね

今月の俳句

月おぼろ飛行機雲が空を切る  
    車を走らせていたら東におおきなおぼろ月、西は夕焼け、
     その間を 飛行機が 空に長い飛行機雲を引いていました。


蕗の薹ひとつふたつと数へ摘む 
    庭に蕗の薹が 目をだしました。
     毎年少しずつ増えていくのが楽しみです




先週20日、兵庫県苦楽園にある 「堀江オルゴール博物館」に行ってきました。
苦楽園は 立派なお宅が建ち並ぶ高級住宅地のようでした。
博物館は そんな住宅地の中にありました。
堀江光男氏が 70才を過ぎてから 突然オルゴールに目覚め、世界を周り収集されたオルゴールが 300台以上あるそうです。
アンティークの立派なオルゴールで、ロシア皇帝愛用のシリンダーオルゴール、ディスクオルゴール、
ドイツのお城で使用されていたという自動演奏楽器「3台バイオリン」などなど 素敵すぎて圧倒されました。
どのオルゴールの音色も聴かせてもらいたいとおもいましたが、聴かせていただけたのは4曲でした。
うっとりしてしまいました。
オルゴールは、 始めは 今もよくあるピンの刺さった筒が回転して金属の板を弾くもので シリンダーオルゴーが スイスで作られ、1796年に特許をとられたそうです。
でも職人の手作りの為 高級品でブルジョワジーしかもてませんでした。
1886年にドイツでディスクオルゴールが 売り出されました。
ディスクは 一枚つくれば プレス加工で大量生産が出来るので、
オルゴールが一台あれば ディスクを交換すれば 色々な曲も聴けるようになり、
家庭用からレストランに置くような大型オルゴールまで 色々作られるようになりました。
が 1877年エジソンが発明した機械…蓄音機と1887年にレコードができたことにより
オルゴールは 蓄音器に座を奪われていきました。
オルゴールとレコードの違いは レコードは 人の歌声を録音 再生出来るという利点で、人々を惹きつけたようです。
豪華で夢見心地な時間を過ごし、お楽しみのランチにむかいました。

オルゴール館の写真が撮れなかったので パンフレットの写真をのせます。


  


ランチは 甲陽園にある日本料理のお店「子孫(こまご)」です。
ミシュラン三つ星のお店と聞いていたので 期待していきました。
数寄屋造りの一軒家で  腰から下にある窓からお庭のみえる、テーブル 椅子席のお部屋に案内されました。
献立は だいたい日本料理店で出される季節のものでした。
ゴマ豆腐と菜の花、筍 桜海老身蒸しなどなど。
珍しくておいしかったのが 蛍烏賊雑炊… 雑炊に蒸した蛍烏賊をのせ 浅葱と粉山椒をそえてあり
熱々がなんともお腹にしみて美味しいでした。
もう一つおいしかったのは 蓬重ね…よもぎ餅が甘すぎずあっさりしていて
満腹のおなかにもすうと入っていきました。
帰りは 蕾がふくらんで 今にも咲きそうな夙川の桜を眺めて帰りました。
とても心に残る楽しい一日になり、オルゴール博物館には 何度でも行きたいと思いました。


     
    お雛様のような器に八寸             蛍烏賊雑炊
    鉄砲和、たら子玉〆、胡麻和え