24日、水曜日 奈良県立万葉文化館に 「万葉集をよむ」という講座を聴きにでかけました。
私は 今まで 一度も万葉集の勉強したことがありません。
ですから 万葉集の講座が どんな風におこなわれるのか 全く想像ができませんでした。
故犬養毅先生が 朗々と歌を詠まれるのを 想像してみたり、恋の歌を読んで 昔の恋ってステキ!!とみんなで感激したりするのかな…と想像していました。
講座を聞こうと集まっていたのは オジサン、オバサンが100人くらいかな~?
講演の内容は 万葉集巻三「湯原王(ゆはらのおおきみ)の旅と宴」として 五首の解説をうけました。
そのうちの二首を 私なりに勉強したことを復習してみます。講師は 文化館の研究員の方でした。
:湯原王の宴席の歌二首:
あきづ羽の袖振る妹を玉くしげ奥に思ふを見たまへわが君
(トンボの羽のような袖を振って舞う女性を、私は大切に心の奥に思っておりますものを。さあ 御覧なさい、わが君よ)
青山の嶺の白雲朝に日に常に見れどもめづらしわが君
(青々とした山にかかる白雲のように、朝となく昼となく見ていてもいつも愛らしい女性です。さあご覧なさい、わが君よ)
はじめの歌の「袖振る妹」は恋の対象でなく、宴席で舞っている人、玉くしげは 玉や櫛のことで今の時代の宝物の意味です。 二首目の「めづらし」という言葉、愛(め)でる→愛(め)づらしで→あいらしいの意味にもなるが、
珍しいの気持ちもあり、恋しているの意味ではなく、一首目と重ねて 客に推奨した意味にとれます。
また 両首に使われている「わが君」は 「愛しい人」の意味ではなく、わが君(賓客)への呼びかけの言葉ととれます。
というような講座内容でした。
他にも 色々お話を聴きましたが、私の知識では 書き記すのは大変難しいです。
万葉集は 漢字も読みにくくて 取っつき憎いと思っていましたが、帰りに ミュージアムショップに寄って
大岡信さんの少年少女向け「万葉集」を買ってしまいました。
また 来月8月28日(水曜日)2時から 講座があります。できれば 参加したいと思っています。
ちょっと楽しみです。
万葉文化館は 美しい建物で 広々としていて とてものんびり ゆったりした気持ちになれる所です。
窓から眺める庭園も 木々が季節ごとに美しく、飛鳥の村を借景にして のどかな雰囲気です。
野焼きの煙がゆらゆらと上がっていくような日本の懐かしい風景が広がります。
またこの所から日本最初の貨幣「富本銭」が発掘されています。
私たちは 喫茶室で明日香野菜を使ったカレーが食べたくて、講演の時間より 少し早めに行きました。
が 残念ながら お店が変わっていて、カレーはなく、天然酵母を使って焼いたパンのサンドウィチをたべました。
これも美味しいでしたが やはり明日香野菜のカレーを食べたいでした。
私は 今まで 一度も万葉集の勉強したことがありません。
ですから 万葉集の講座が どんな風におこなわれるのか 全く想像ができませんでした。
故犬養毅先生が 朗々と歌を詠まれるのを 想像してみたり、恋の歌を読んで 昔の恋ってステキ!!とみんなで感激したりするのかな…と想像していました。
講座を聞こうと集まっていたのは オジサン、オバサンが100人くらいかな~?
講演の内容は 万葉集巻三「湯原王(ゆはらのおおきみ)の旅と宴」として 五首の解説をうけました。
そのうちの二首を 私なりに勉強したことを復習してみます。講師は 文化館の研究員の方でした。
:湯原王の宴席の歌二首:
あきづ羽の袖振る妹を玉くしげ奥に思ふを見たまへわが君
(トンボの羽のような袖を振って舞う女性を、私は大切に心の奥に思っておりますものを。さあ 御覧なさい、わが君よ)
青山の嶺の白雲朝に日に常に見れどもめづらしわが君
(青々とした山にかかる白雲のように、朝となく昼となく見ていてもいつも愛らしい女性です。さあご覧なさい、わが君よ)
はじめの歌の「袖振る妹」は恋の対象でなく、宴席で舞っている人、玉くしげは 玉や櫛のことで今の時代の宝物の意味です。 二首目の「めづらし」という言葉、愛(め)でる→愛(め)づらしで→あいらしいの意味にもなるが、
珍しいの気持ちもあり、恋しているの意味ではなく、一首目と重ねて 客に推奨した意味にとれます。
また 両首に使われている「わが君」は 「愛しい人」の意味ではなく、わが君(賓客)への呼びかけの言葉ととれます。
というような講座内容でした。
他にも 色々お話を聴きましたが、私の知識では 書き記すのは大変難しいです。
万葉集は 漢字も読みにくくて 取っつき憎いと思っていましたが、帰りに ミュージアムショップに寄って
大岡信さんの少年少女向け「万葉集」を買ってしまいました。
また 来月8月28日(水曜日)2時から 講座があります。できれば 参加したいと思っています。
ちょっと楽しみです。
万葉文化館は 美しい建物で 広々としていて とてものんびり ゆったりした気持ちになれる所です。
窓から眺める庭園も 木々が季節ごとに美しく、飛鳥の村を借景にして のどかな雰囲気です。
野焼きの煙がゆらゆらと上がっていくような日本の懐かしい風景が広がります。
またこの所から日本最初の貨幣「富本銭」が発掘されています。
私たちは 喫茶室で明日香野菜を使ったカレーが食べたくて、講演の時間より 少し早めに行きました。
が 残念ながら お店が変わっていて、カレーはなく、天然酵母を使って焼いたパンのサンドウィチをたべました。
これも美味しいでしたが やはり明日香野菜のカレーを食べたいでした。