☆ユミブログ☆

つらつらなんでも書きます。

アンサーソング?

2006年12月19日 | 作品の感想

きょうは久々に車の中でJUDYANDMARYの「MIRACLE NIGHT DIVING」を聴いて帰りました。大学生のころはよく聴いていたのでおよそ7年ぶり。その中に、カラオケでもよく歌った「あなたは生きている」という歌があるんですが、今更ながら出だしにビビっと反応してしまいました。


「♪深すぎた傷跡が消えないといいな~♪」(1995)


とても売れたアルバムなので歌を思い出す人も多いのでは?
当時は、なんとなくシャレたフレーズでかわいいなぁ・・・くらいに思っていました。


でも、スピッツを聴きこんだ今日の感想は違います。

これ、「猫になりたい」のアンサーソングだ・・


えっと、スピッツファンの共通の「イヤな過去の出来事」の1つに、マサムネがYUKIと付き合っていたというのがあるんですよ。それぞれに、「草食動物(マサムネ)が小悪魔(YUKI)に食われてしまった・・・」っていう、魂を抜かれた思いがあったわけです。私はマサムネさんの顔は10年以上前からずっと好きですが、スピッツおよび楽曲にハマったのはせいぜいここ5年の遅咲きファン。この過去の出来事は、3年くらい前にライブで会った子から聞いて、そこから調べてネットで知ったので現在進行形で知ったわけではないんです。
(実際は、マサムネさんも「繊細さ」を全面に出せるようなしたたかさを持っているわけだから、「食われた」のではなく「食った」ような気がするんですが・・・)


で、当「猫になりたい」の歌詞(最後の締めの部分)


「♪消えないように傷つけてあげるよ~♪」(1994)

これに、

「♪深すぎた傷跡が消えないといいな~♪」


を足してみると、ホラ!!
ねー!!!続くでしょ。かけ言葉になってるでしょ!
むしろ、間に何か「深く傷つけた」出来事があったことが想像できちゃうので、かけ言葉より上かもしれない。エロで想像してしまいますね。


「猫になりたい」の方の歌詞は最高にダイスキで、なんていうか、強烈な逆説に聞こえていつも萌え萌えしていたんですよ。「消えないように傷つける」→「踏み込んだらちょっとやそっとじゃ消せないくらい心の奥深いところまで入ってくる」→「忘れられないくらい深く愛する」ってことよねー、ウンウン、さすがマサムネさま、私の心にも入ってきて傷つけてくださいよ、、ハァハァ・・・と。



なのに、ああ・・・・。


12年遅れて、気付きました。


遊ばれてたんだな~と。


カップルの言葉遊びだったのか、後からCDを出したYUKIのアプローチだったのかは今になってはどうでもいいことですが。


12年も「遊び」に気付かなかったのが悔しいわ~。


どちらも好きな歌詞だっただけにね。


でも気持ちは分からなくもないんです。・・・・仕事(誌上)でたまにやるから。