☆ユミブログ☆

つらつらなんでも書きます。

5日目・帰郷

2008年01月29日 | 日々の出来事
1月2日。
最終日です。
この日は午前中に沼津港をぶらぶら歩き、午後は移動でした。

前日は暗くてわからなかったのですが、沼津から見える富士山のデカイこと!!

新幹線で横を通ったり、飛行機で上空から見たりはしましたが、こんなまじまじと見たのは初めてです。こんだけ大きな目印があると沼津の人は道に迷わなそうでいいなー。相方は撮影魂に火がついたらしく、一眼レフ片手にバシャバシャ写真を撮っていました。沼津の西側が富士山になるので、夕方は富士方面に日が沈むのかな。だとしたら、撮影時は夕方だったかもしれないけれど。市営の「びゅうわ」(展望台)にも上って、上からも海や伊豆半島、富士山を眺めました。

沼津港は漁港なので、おいしそうなお店が軒を並べていましたが、到着した時間があまりに早すぎて(9時前)、食べられたのは回転寿司のみ・・・。これはこれでウマかったけど、近々食べ直しにいきたいと思います。やっぱり海鮮丼を食べたり、地魚の握りを食べないとねー。

移動が控えていたので、そそくさと沼津港をあとに電車に乗り込みました。

帰りは、快速で4時間くらいかかって自宅に到着。
横浜あたりからは見慣れた景色だったので、徐々に旅モードから日常モードに…。

今回の旅はのんびりしててよかったなー。

近いうち、仏像の本(初心者向けの)を手に入れて、興味があるうちに飛鳥の時代をさ迷いたいと思います。


☆おまけ☆

今日は時間があるので、私たちの旅のちょっとしたワザを紹介します。

それは、「2人さいふ」制。

個人のさいふのほかに、共有のさいふを持つだけ。

旅の初めに、それぞれ同額(+気持ちもアリ)をこのさいふに入れて、その後食事、拝観料、交通費など共通の出費はここから出すと便利なんですよ。気持ちというのは、お互い1万円を入れるときに、相方が5千円足してくれるとか、そういう心遣いです。この心遣いで女性側・・・もとい私が喜びます目がハート「ここはオレが」「ここは折半で」など面倒な支払いが一気に解決!簡単で便利ですよ。
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4日目奈良~沼津

2008年01月28日 | 日々の出来事
1月1日。
あけましておめでとうございます!
ことしもよろしくね。
(やっと言えました)

奈良で迎えた新年。
初夢は、遠心分離機で人間を原子単位に分解するというものでした。
水やナトリウム、カリウムなどに分かれ、最後に人形(ひとがた)の炭が残っていました。グログロです。私の潜在願望ってなんだろう。

私の夢はこうやって想像の範囲を超えているとんでもないものが多いんですけど、本人はいたって現実的です。というか想像力が貧困です。想像力が豊かだったら、小説家をめざす時期もあったろうに。(←ということで、めざしたことはありません)

奈良の正月は、大仏詣が一般的とのことでしたが、混んでいるのは嫌だったので参詣は昨日に繰り上げして、この日は法隆寺へ。日本で最初の文化遺産ということで、今回の旅は図らずも初物づくしになりました。

第一印象・・・キレイに整備された!!

道も、宝物庫も、素晴らしいですよ。
重い荷物をガラガラ下げて歩いていたので助かりました。

「エンタシス」を懐かしみ、「五重塔」を見上げ、「釈迦三尊像」を拝見し、「大宝蔵院」へ。

ここでは、「百済観音像」(写真2)に釘付け。

またしても仏像に心を動かされました。

大きくて、スタイルが良くて、なんともいえない特徴的な顔立ち。

出生が未だ明らかになっていないということで、日本人ガイドさんは「わが国の仏教美術を代表する…」と語り、韓国人ガイドさんは「ウリナラ~」(わが国から伝わった、ということでしょうか)としきりに語っていました。いろいろ論議があるんでしょう。。

午前中に法隆寺をあとにして、ぜんざいと柿の葉寿司を食べて、一路沼津へ。三重を通って名古屋方面へ抜けようと計画していましたが、乗り継ぎが悪いうえに1時間に1本しか電車がなく、いつもの東海道線へ。7時間かかって沼津にたどり着きました。

「DIVE」(上下巻・森絵都さん作)を読んでいたので仏像に恋うる年寄り心情から一気に青春全開の瑞々しい気分に。


途中関が原では吹雪いていて、電車が止まらないかと心配でしたが、なんとか快速を乗り継いで沼津へ。

沼津・・・超あったけぇ~!!
手袋もマフラーも不要なこの気候!!!
降り立ってすぐに、会社の男の子(出張が多い)が「長く住むなら静岡がいい」といった言葉を思い出しました。

続く。
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3日目-奈良

2008年01月11日 | 日々の出来事
12月31日、奈良観光です。
旅行記を書ききらないと新年を迎えられない!!年末って家にいるとあわただしく過ぎてしまうけれど、外にいると1日1日を大切に過ごせるのでいいんですよね~。

早朝、バスに乗り込んで奈良公園へ。

高校時代も訪れているはずなんですけど・・・甦るのは中学時代の記ばかり。鹿の大群を見て、「あー!! N口が鹿せんべいを鹿と一緒にくわえてたわ~」とか「K口がこの大仏の後ろにある柱の穴をくぐったわ~」とか・・・。

鹿に触っちゃいけないとは書いてありましたが、当の鹿はとっても穏やかで頭や頬をナデナデしたら喜んでくれました。相方はおっかなびっくり触っていましたが、次第に慣れたみたいでかわいがっていました。


奈良で印象に残ったことを3つほど。

まずは、①東大寺へ。

東大寺といえば、大仏!!

久しぶりにお会いしましたが、相変わらずデカかった~。
奈良の顔ともいえる大仏様から見下ろされて、有無を言わせない威厳を感じました。

②春日大社

いつの間にか、春日大社は縁結びの神の色が濃くなっていて、ハートの絵馬がたっくさん。。。

「ステキな人が現れますように」
「穏やかな人と出会い結婚できますように」

…怨念ともいえそうな女(負け犬?)パワーに圧倒されてしまいましたよ。しかも、「いつか王子様が」的な受け身な内容がうんざりするほど並んでいました。結婚相手は神頼みにしないで自分でつかめよ・・・。結婚がハッピーエンドかよ・・とツッコミがどころたくさん!

そして、怨念に負けず、スタッフ(神主や巫女のバイト)もたくましかったです。この日は大晦日ということで、春日大社に限らず、いろいろな神社やお寺が新年の準備にいそしんでいたんですね。何がすごいってここのスタッフたちは、その怨念のつまっていそうなたくさんの絵馬を外してポイポイ・・・。ええっ!? 一瞬目を見張りましたよ。初詣の絵馬をかけるスペースが欲しかったのでしょう。竹にささった絵馬を地面にぶんなげていました。そう、ぶんなげる。この表現が適すくらいにヒドイ扱いですよ・・・ありがたさが半減したので、さっさと去りました。

③興福寺

このために奈良に来ましたよ。

阿修羅像。

やっぱり阿修羅像をお目当てにしている人が多かったみたいで、国宝館の中で一番人が集まっていました。やっぱりあの存在感、何かを憂うような表情はすごかったです。

一つ残念なことは、下から見上げるかたちになってしまったので、私がほれ込んだJR奈良のポスターの角度では見られなかったこと。仏像は角度で顔がまったく違うので、ああ、もうちょっと上から見られたら…という思いが残りました。でも、もちろん、本物は写真にはない奥行きがあって直に見られてよかったなーと満足できました。

また、同じ国宝館に収められている「天灯鬼」と「竜灯鬼」もとてもインパクトがあって、あの愉快ともいえる表情が胸に焼き付いています。勉強だと思っているときには覚えようとしても頭に入らないのにねぇ。。。


ほかには、元興寺や浮見堂、猿沢池などをめぐり再び奈良公園へ。
残念ながら博物館は休館だったので、鹿せんべいを鹿にあげて早めに帰路につきました。

夜は、また飲みに出かけて、熱燗片手に牡蠣鍋。
地酒も牡蠣鍋もすっごくおいしくて一年の終わりに食べるものが記憶に残るほどウマいものでよかった~と大満足でした。

ちなみに今も酔ってますが、宇都宮に戻ってきたらいつもの調子に戻ってしまいライチ酒2杯でコロリですわ。。。なんで旅行中はあんなに飲めたのでしょ。


さーて、皆さま、2007年もありがとうございました。

旅日記は続きます。

年末年始旅行2日目-京都~奈良

2008年01月04日 | 日々の出来事
朝起きたら京都にいました。
当たり前だけどうれしい。はは。

この日、12月30日はのんびり京都散策プラン。昨年は電車やバスを乗り継いで、金閣寺などの名所をとにかくまわったけど、今回は大きく広隆寺と銀閣寺をゆるりと。

朝ごはんをタリーズで済ませて(情緒がないのでせめて抹茶ラテにしました)嵐電に乗り込んでのんびり広隆寺へ。路面電車ってなんかぐっとくるものがありますよね~。道後温泉を思い出します。


広隆寺といったら、弥勒菩薩像。国宝第一号だけあって誰でも一回はあのお姿を見たことがあるはず!(後で画像貼ります)


いやー、本物は違いました涙


元々仏像の美しさをどう表していいのかも知らない私ですが、圧倒的な存在感の前に、言葉を失いました。文字通りに。

すごく静かなのになぜか動きがあって。柔らかい表情なのに憂いも見え隠れして。神々しさに(仏様をあらわすのに神の字を使っていいのやら…)ほーっと魅入られてしまって、胸が締め付けられました。正確に言うと、胸から白くもやもやした何かが出てきて息が苦しい感じになりました。


正直、いつもならパッと姿を見て由来を読んでほえーって分かった気になって「ハイ次!移動!」って感じなんです。私が年を取ったのか、弥勒菩薩が素人をうならせる造形なのかはわからないけど、しばらく目が離せなくなりました。相方も同じ気持ちだったらしく、二人でしばらくの間正座してただただ顔を上げて眺めていました。


そして、マダム(高校の同級生)の住む銀閣寺方面へ。


11年ぶりの再会で、バスに乗った瞬間からワクワクそわそわしてました。ただでさえもどかしいってのに、途中で乗務員交代待ちなんてあるから気がはやってしょうがなかったです。


数分後、感動の対面!


マダムは、ギザカワユスな息子・ジョー君を自転車後部に乗せてバス停まで迎えにきてくれました。二度と会えないかと思っていたので感慨深いわー…と思ったのも束の間、数秒で高校生のときのなじみの雰囲気に。同級生はこれがいいですよねー。

忙しい中、お店を用意してくれていて、「おめん」といううどん屋さんと「きみや」という豆かん屋さんで一緒にごはんを食べてきました。

「おしりぺんぺん」など、高校生のときには見られなかった母親ぶりにも触れられてなんかよかったです。お店も両方ともおいしかった~揺れるハートありがとう!

私の友達は不思議と美人が多いけど(お互いないものに魅かれるのかしら…)、マダムもまた美人で、その子も美形なのを見て遺伝子の力を感ぜざるを得なかったです。。。

そのあとは、銀閣寺→祇園とまわって、名残惜しくも奈良に移動しました。

旅行で気分も体調もハイになっているのか、いつもは弱いお酒をおいしくたくさん飲めて毎晩地酒三昧目がハート特に、この奈良では奈良漬をつまみに熱燗をチビチビ飲んでいて一瞬「オヤジか!?」って正気に返りました・・・。
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年末年始旅行1日目

2008年01月02日 | 旅日記
12月29日、京都に着きました。

出発から約11時間(途中浜松でうなぎを食べたので乗車時間は約10時間)かかってホテル入り。いつもながらいくら時間がかかっても2300円だと思うと気分がいいわ☆

帰省ラッシュの最中だっただけに電車は猛混雑。私たちと同じように18きっぷを利用した長旅の方が多かったらしく、乗り換えのたびに座席奪い合いのバトルが繰り広げられました。ちなみに4勝2敗。

夜は京野菜のうまい店でカンパイ!なぜかたくさん飲んでも酔わなかったです。いつも弱いのに体が旅モードになってるのかな。

最後に京都タワーに上って、空の上からたくさんの寺社を拝観しました。…ここの望遠鏡はズームがすごくて、ホテルやレストランの中が丸見えだったのが気になる…。表情までわかるんですよー。

そんな感じで一日目は終了。恩田陸さんの「夜のピクニック」を読みながら来たせいか終始青春モードでした。