Buona Verdura

人生を味わい尽くす食いしん坊野菜ソムリエの日々の記録

せきれい橋 川上庵

2010年11月29日 | Mangiare
軽井沢本店、青山、麻布に次いで4店舗目になる 『川上庵』せきれい橋店 に行ってみた。




ハルニレテラスの一角にあるので、窓から見える木立や川のせせらぎが何とも気持ちいい。
もう少し暖かい季節ならテラス席でいただく蕎麦も格別だろうなぁ。

悩んだ末、"季節のお蕎麦" の「牡蠣天せいろ」を注文。




プリプリとした大きな牡蠣の天ぷらが6つとピーマンの天ぷらがひとつ。

アツアツの牡蠣を頬張りたい気持ちをグッとこらえて、まずは蕎麦を一口いただく。
少し細めの蕎麦はキュッと冷たく締まって、よく冷えた濃い目のつゆに絡んで美味しい~。

蕎麦の味をじっくりと確認したあとは、いよいよ牡蠣へ。
すだちを絞りかけ岩塩でいただく牡蠣の天ぷらは、外はサックリ中はジューシーで絶品だった。

そういえば、牡蠣って生ガキやフライではよく食べるけど天ぷらは初めてかも。
心配していた蕎麦との相性もなかなか○だった。

ただ、今回は 離山ハイキング の後で腹ペコだったからペロリと平らげてしまったが、そうでなかったら牡蠣天は3つほどで十分だったかもしれない(私の場合)。

気持ちよく体を動かしたあとって本当に何でも美味しいもんなぁ^o^。

川上庵、また行きたい。
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ルイ・ロデレールのブリュット・プルミエ

2010年11月21日 | vino
先週、ちょいと嬉しいことがあったのでシャンパンを買って家でお祝いをした。

「妥協なきクオリティ」を信念にフランスで最高のシャンパーニュを造り続けるルイ・ロデレール社のブリュット・プルミエ。




泡が細かく辛口でスッキリなんだけど、繊細なフルーティさがあって美味しい。
最初はかなり辛口だと思ったが、飲み進めるうちにだんだんとまろやかさを感じるようになり心地よい味になってくる。

といっても、シャンパンは本来乾杯のものだから3杯も4杯も飲んで感想を言うのもちょっとヘンだよね^^;。

ちなみに、この日はポトフやホタテとレディサラダのマリネなどと合わせた。
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BVN 2010 飲み比べ

2010年11月19日 | vino
ボジョレー ヌーヴォーは、それほど関心があるわけでもないのに店頭に並んでいるとついつい買ってしまうもののひとつかもしれない。

ということで、今年もボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォーを2種類ほど楽しんだ。




まずは、アルベール・ビショーのボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー(写真左)。
グラスに鼻を近づけるだけで摘んだばかりのぶどうの匂いがしてくる。
赤紫がかった深いルビー色で美味しく飲みやすかった。

2本目はジョルジュ・デュブッフのボジョレー ヴィラージュ ヌーヴォー セレクション プリュス。
こちらは見慣れたブルゴーニュレッド。
口当たりも重めで喉越しにしっかりタンニンを感じ、新酒とは思えぬ満足感。

いやはや、今年は勝沼の新酒、ノヴェッロ、そしてこのボジョレー ヌーヴォーと、どれも例年以上に美味しかった。
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ゴースト もういちど抱きしめたい

2010年11月18日 | Cinema



ラブストーリーや涙を誘うような映画は普段はあまり好んで観ないのだけど、スンホンがお目当てで行ってきた。

予告が始まる前のまだスクリーンが真っ白な時から場内には平井賢の「アイシテル」が流れていて、それだけでもう泣きそうに・・・(笑)。

「ゴースト ニューヨークの幻」のリメイクではあるけど、内容もずい分変わっているのでハリウッド版は意識せずに全く違う作品として新鮮な気持ちで見るようにした。




前半は、バリバリ仕事をする女社長の七海(松嶋菜々子)が陶芸家を目指して韓国から勉強に来ている穏やかな青年ジュノ(ソン・スンホン)に魅かれていく気持ちがじんわりと伝わってきてなかなか素敵な展開だ。

古い教会で二人だけの結婚式を挙げるシーンはちょっと韓国ドラマっぽくて微笑ましくもある。

最初は、"スンホンの表情が少し硬く見えるのは日本語での演技で緊張してるせいかな?" と思ったけど、七海が死んだあとの悲しみに暮れる姿や、家に訪ねてきた刑事に疑いの目を向けられて「帰ってくれ!」と激しく叫ぶシーンなどを見ているうちに、"この役がスンホンでよかった" と心から思えてきた。

ゴーストになった七海がハラハラドキドキしながらジュノを必死で守ろうとする数々の場面は、松嶋菜々子の躍動感溢れる演技がとっても魅力的。

霊媒師役の樹木希林も期待通りの持ち味を出している。

スンホンのろくろを回す姿は結構サマになっててどれも好きだったけど、中でもラストシーンは言葉にならない切なさが込み上げてきて、今でもあのシーンと平井賢の歌声を重ね合わせるだけでジィィーンときてしまう。(←結局、主題歌に泣かされてる?(笑)

それから、ジュノが住んでいる一軒家。
生活する場所と陶芸家としての仕事場が一体になっていて色合いも柔らかくて何とも素敵な雰囲気の家だったなぁ。

ところで、今回のスンホンの出演はどうやって決まったんだろう?と思って色んなサイトを見ていたら松嶋菜々子のこんなコメントがあった。

準備稿の段階から脚本に意見をさせていただいて、韓国の俳優さんと共演できたらすてきだなとプロデューサーにお話させていただきました。

おお、そうだったのか~。

菜々子さん、カムサハムニダ!
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マーボー野菜

2010年11月17日 | ベジフル日記
寒くなってくると、辛くてアツアツなものが恋しくなってくる。
チゲ鍋をハフハフしながら温まるのもいいよねー。

でも、忙しくて料理に時間がかけられないような日もある。
そんな時、結構役立ってくれるのがストックしてある麻婆豆腐や麻婆茄子の素。

"別に豆腐や茄子に限定しなくてもよかろう" ってことで、残り野菜は何でも入れてちゃえばいいのだ。
どんな野菜を加えても失敗がないどころか、むしろこの方が野菜が沢山とれるしずっと美味しい気がする。

今回は、ひき肉の他に、なす、にんじん、にら、きのこ類、れんこん、しょうがなどをぶち込んだ。




すべてを炒め合わせた後に素を入れるだけだから超簡単だし、その時の気分によって味噌、ごま油、ラー油などを足したりして味のアレンジも自由。

個人的には、市販の素は辛みが少ないので唐辛子(真っ赤ジャン ならなお美味しい!)を追加して最後に山椒を加えるのが好き。

ところで、最近の麻婆シリーズときたら、麻婆豆腐や麻婆茄子の他にも、麻婆白菜、麻婆キャベツ、麻婆もやし、麻婆きのこなどなど本当に色んな種類があるのでビックリ(ちなみに丸美屋)。野菜の名前を変えただけで中身は全部一緒なんじゃないか~?って思ったけど、それぞれ素材に合わせて味も違うらしい。
こうなると全種類試してみたくなるのーぅ^^;。
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ノヴェッロ2010 解禁

2010年11月09日 | vino
日曜日はいい天気だったので二子玉まで多摩川沿いをサイクリング。

新鮮な野菜をムシャムシャと食べたくて ミシェラドーロ へ行きバーニャカウダを食べた。

初めてバーニャカウダを食べたのも同じミシェラドーロの軽井沢店だったけど、あの時の野菜の美味しさと感動は今でも忘れられない。
もちろん、ここ二子玉川店でも新鮮な野菜の味と歯ごたえ、そして色鮮やかな野菜を楽しめる。



さつまいもと人参の皮の美味しかったこと!

家じゃなかなかここまで色んな種類の野菜を集められないもんね。

手打ちパスタも美味。

店員に勧められて6日に解禁したばかりのノヴェッロを飲んでみた。
マルケ州 モンカロの "オッタヴィーノ・ノヴェッロ"。




ほどよい酸味と渋みがあってとっても美味しかったので、別のノヴェッロも飲みたくなり、ワインショップでプーリア州 カンティーナ・サンピエトラーナ社のノヴェッロ・サレントIGT "Rubecolo"(ルベコロ?)を買って帰った。




こちらもフレッシュでジューシー。
新酒とは思えない飲みやすさだった。

たまたま飲んだ銘柄が美味しかったのかもしれんけど、今年はノヴェッロの当たり年かも~!

11月はワインの飲み過ぎに注意だな。
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勝沼の秋

2010年11月04日 | Passeggiata
爽やかな秋晴れとなった文化の日、立川から乗った "ホリデー快速 ビューやまなし号" で向かった先は勝沼。

車内はほぼ満席で、なぜかあっちの席からもこっちの席からも楽しそうなワインの話が聞こえてきて、勝沼ぶどう郷駅に到着すると乗客がごっそりと降りた。

この時、まだ何も知らなかっただんなと私は、

 えー、勝沼ってそんなに人気があるの? 
 みんなワイン目当てなんだろうか?


とビックリだったが、あとで理由を知って合点がいった。

駅のホームからは南アルプスも見えて澄んだ空気が気持ちいい。

ほとんどの人が「ぶどうの丘」を目指す中、まったく逆方向へ歩きだす私たち。

 ワインを美味しく飲むためにもまずは歩かなきゃ!

それが常日頃からのモットーなもんで(笑)。

とりあえず、大滝不動尊方面を1時間半ほど散策。
ぶどう畑が広がる道は、ほどよい登りが続き眺めも最高で気持ちよく歩けた。




お腹がすいてきたところで写真中央の小高い丘の上にあるぶどうの丘に向かったのだが、これが近そうに見えて意外と遠かった。

ぶどうの丘に来ると車は次々とやってくるし、入り口付近では人が大勢座り込んでワインを飲みながらワイワイやっている。

 しっかし、すごい賑わいだなー。

と思ったら、ナントこの日は ぶどうの丘 新酒ワインまつり だったのだ!

 し、知らんかった(^―^;;;。
 どうりでみんな勝沼で降りるはずだよ。


屋外の会場にはテントが張られ、空のグラス片手に次の試飲はどれにしようかとウロウロしている人でごった返している。

私たちもそれぞれ500円でグラスを購入し、まずは「ルバイヤート新酒 甲州 辛口」を一杯。

あー、スッキリ!
でも冷えてたらもっと美味しいだろうな~。

飲める新酒は全部で26種類。
会場で煙をモウモウさせながら焼かれているステーキをつまみにこの青空の下でワインを飲むのも捨て難かったけど、落ち着かないのでやっぱりお昼はレストランでゆっくり食べることにした。

ランチの後も試飲をする予定だったので、とりあえず食事の時は白も赤もハーフで我慢(というか普通はこれで十分だよね^^;)

白は「グレイス甲州2008」。




うーん、やっぱり白は冷えてたほうが断然美味しい。
キリッと締まっていてほどよくフルーティないつまでも飲み続けていたい上品な味だった。

赤は長野県松本市の十二原地区の農園で栽培されたメルロー種を主体に山梨一ノ宮地区のカベルネ・ソービニヨン種をブレンドしたという「十二原 2008」。




初めて飲んだけど、なかなか本格的で深みのあるフルボディ。

サラダには地元の野菜がふんだんに使われていて(巨峰もゴロゴロ)、ワインの効いたフレンチドレッシングがさっぱりと美味しかった。




そして何といってもこのレストランは「ぶどうの丘 展望ワインレストラン」というだけあって展望が最高。

食事の後は再びまつりの会場へ繰り出してウッシッシ・・・と思ったら、何ともうまつりはワインがなくなりお開きムードではないの。Σ( ̄ロ ̄lll) ガーン!

どうにか滑り込みで飲めたのが「ロリアン新酒 甲州」だけだった。
とってもドライで日本酒を思わせる口当たり。
きっと冷やしたらまた違う味が楽しめるのだろう。

ということで、結局、試飲できたのはたったの2杯のみ。
まぁ、あんまり飲むと帰るのが面倒くさくなっちゃいそうだからちょうどよかったかも(←やせ我慢^^;。

帰りはワイン畑に降り注ぐ秋の日差しを浴びながら駅までのんびり歩いた。

天気がいいと何をやっても気持ちいいね v(*^-^*)v

そんなことを実感した一日だった。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・









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