里美・かかし祭

　　　　茨城県・常陸太田市の里美地区では毎年この時期に 《かかし祭》 が開催されています。
　　　　　　　「第２５回里美 かかし祭」　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　期間：１０月２７日（土）～１１月２４日（土）
　　　　　　　　　　　　　　　場所：里美ふれあい館イベント広場　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※１１月３日（土）・４日（日）はこの会場で 『さとみ秋の味覚祭』 が開催され、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 １１月１０日(土)・１１日(日)には 『里美新そばまつり』 も開催されます。　　

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　　　　会場に着いてまず感じたことは、
　　　　　　　『今年はずいぶん多いな』　ということと
　　　　　　　『手の込んだ作品が多いな』　ということでした。
　　　　会場には所狭しと作品が展示されていて、去年よりはるかに多いと感じました。　　　（去年の様子は こちら ）
　　　　いったいいくつあるんだろう　と数え始めましたが、多すぎてすぐに数えるのを止めてしまいました。
　　　　後で調べてみると、一般の部６６点、学生の部２７点の他、審査対象外の友好かかしなどを含めて
　　　　全部で１０１点が展示されているそうです。

《かかし祭》会場全体の様子です。　

　　　　一つ一つ作品を見て回りましたが、どれも精巧に作られていて＜たかが案山子＞なんて言えません。
　　　　作品はＮＨＫ大河ドラマにちなんだもの、今年話題になったもの、来年の干支にちなんだものなど
　　　　個性豊かなかかしが勢揃いしていました。

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　　　　１０１点もあるので全部はとても紹介できませんので、作品の一部だけを紹介します。
　　　　まずはグランプリ作品の紹介です。
　　　　１０月２５日に開かれた審査会で各部門のグランプリなどの各賞が選考されたとのことです。
　　　　 一般の部かかしグランプリ　　　　　　　　 ミニかかしグランプリ　　　　　　　　学生の部かかしグランプリ
　　　　「ワイルドだぜ!!里美の清盛」　　　　　　　　「ヘビ使いの名匠」　　　　　　　　　　　「賀美小海ぞく団」　
　　　　　　
　　　　　　高さ４メートルあります　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ↑↑↑
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小学６年生の作品です。小学生の作品とは思えない立派な出来です。

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　　　　今年の話題を作品にしたもの。
　　 五輪アーチェリー選手　　レスリング吉田沙保里選手　　　　　ボルト選手　　や　　上野美術館のツタンカーメン　
　　 　 　 　

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　　　　仲のいいカップルの案山子
　　　　　　　　　　　　　　　　　　結婚式のカップル３組　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と　　「麦畑」でプロポーズ　
　　　　　　

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　　　　人気キャラクター案山子もありました。
　　　　　アンパンマン　　　　　　　　　　パンダ　　　　　　　　　　　キティちゃん　　　　そして　　　　　黄門様　
　　　　　　

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　　　　圧倒的に多かったのが来年の干支の蛇（巳）に関する作品。
　　　　ミニかかしグランプリ作品の他にも素晴らしい蛇の案山子が沢山ありました。
　　 　 　

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　　　　会場にはどれも素晴らしい案山子ばかりでしたが、その中で私のお気に入りはこれです。
　　　　　　　　　　　　古木を利用して作った蛇　　　　　　　　　　　　　　　　　　　綺麗な孔雀　

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　こんな形の木をよく見つけたものだと感心　　　　　　　　　これも小学生の作品のようです
　　　（去年も古木を利用した《恐竜》の案山子がありました）

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　　　　この『里美かかし祭』も今年で２５回目になるそうです。
　　　　最初の頃は、いわゆる＜一本足のかかし＞という素朴なものだったような記憶がありますが、
　　　　年々手が込んできて、今や立派な芸術作品並みになってきているようです。

　　　　長野県や滋賀県、四国の徳島県など日本の各地に、＜畑仕事に精を出す人々＞や
　　　　＜手押し車に腰掛けたおばあちゃん＞など、人の仕草そっくりの案山子が道端に並んでいるところがある　
　　　　ということがテレビで報道されていました。　　　一度見てみたいものです。

　　　　昔ながらの案山子、芸術作品のような案山子、人の仕草そっくりの案山子、
　　　　どの案山子もほのぼのとした気持ちにさせてくれますね。

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