閑爺の独言

国営ひたち海浜公園の情報を中心に、閑にまかせて出掛けた話を綴っています。

メロンの王様

2012-06-19 | 食べ物・料理

古くから、メロン と言えば 『夕張メロン』 が有名ですね。

しかし、茨城に住むようになって30余年。
今では、メロン と言えば 『鉾田メロン  です。

現在、茨城県は メロン生産日本一
とくに鹿行(ろっこう:県南の太平洋側)地域は一大メロン産地で、鉾田市はメロンの出荷量が日本一です。

品種は、アンデスメロン、クインシーメロンの他、オトメメロン、タカミメロン、アールスメロンなどありますが、
鉾田市では荷数量196万ケースの内、アンデスメロン150万ケース、クインシー40万ケースと、
青肉系の アンデスメロン と 赤肉系の クインシーメロン で95%以上を占めています。
     ちなみに、名前の由来は …
     「アンデスメロン」は、南アメリカのアンデス地方とは全く関係はなく、
     栽培し易いことから「作って安心」「売って安心」「買って安心」の「安心ですメロン」を略したもの。
     メロンは芯をとって食べるので、「安心ですメロン」から「シン」をとり「アンデスメロン」 との説があります。
     「クインシーメロン」は、赤肉なのでメロンの女王という意味の「クイーン」と、
     カロテンたっぷりで健康的なので「ヘルシー」を合わせた造語です。


    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 
毎年この時期になると、鉾田市にメロンを買いに行っています。
関西の親戚に季節の便りの意味で、『アンデスメロン』 や 『クインシーメロン』を送っていますが、
「甘くて美味しい」と、とても喜んでくれています。

いつも行くお店は、国道51線沿いの 「サングリーン旭」。     
                                                  (メロンの形のトイレが目印) 
ここは、JAの直売店で一般小売店に比べて安いことは勿論ですが、     
品質がいい(糖度が高くて大きい)ものを置いています。              ↑ 糖度基準 ↑ 
糖度16度以上の 『特秀』 や18度以上の 『プレミアム(極) 』 はとても甘くて、
さすが 『茨城のメロンは美味しい』、茨城のメロンは<メロンの王様> だと思えます。

    ◆◇◆ 
しかし、茨城には まさに ≪メロンの王様≫ と呼ばれるメロンが数年前に登場しました。

それは ……   『イバラキング』 という品種のメロンです。
「イバラキング」という名称は そのままズバリ、
 全国一のメロン生産量を誇る 城県の「メロンの王様(キング)」  との願いを込めて命名されたようです。
     
「イバラキング」は茨城県が10年の歳月をかけてつくった品種で、2010年から本格販売されています。
外見はアンデスメロンとほとんど同じですが、味に大きな特徴があるそうです。
  その特徴は、
         糖度が18度もありながら甘さがしつこくなくて残らず、
         他のメロン品種より果肉が20%ほど厚く舌触りは「なめらか」で、
         ジューシーでありながら水っぽさのない上品な味わい
         ということです。

この「イバラキング」を食べてみようと思って店内を探してみましたが、残念ながらここには置いていませんでした。
「イバラキング」 は 「アンデスメロン」 や 「クインシーメロン」 といった主力品種と比べると、
栽培している農家がまだ少ないため、取り扱っている店舗も限られているそうです。
     
そこで、次に向かったのは 「JAかしまなだ なだろう」です。         
サングリーン旭」に置いていない場合を想定して、事前に調べておきました。
鉾田の市街地の方に入ったところにあり、「サングリーン旭」からは車で10分位。
お店に着くと、ありました。  店頭にメロンの箱が積み重ねられています。   
見て驚いたのは、その大きさ。
通常、箱入りは、<3Lサイズ4個入り>か<4Lサイズ3個入り>  で売られていますが、
箱にはやっと2つ入るくらいの <特大>サイズ もありました。   (小さい西瓜くらい)

今回は初めて食べるので、<特大>ではなく、普通のサイズを買って帰りました。
    ◆◇◆ 
そして、数日後 ……… 食べ頃になりました。  <メロンの王様>はどんな味だろう!!!
       ちなみに、メロンの食べ頃は …… 
       『メロンには追熟の期間があり、収穫後4~7日くらい(尻を軽く押して軟らかく感じた時)が食べ頃です。
        常温で保管して、食べる1~2時間前に冷蔵庫で冷すと美味しく食べられます。』  とのことです。


外観は    「アンデスメロン」 や 「クインシーメロン」 と変わりません。
  切ってみると           こちらは「アンデスメロン」  
                         
上の特徴に書いたように、芯の部分が少なく、確かに 『アンデスメロンより果肉が厚い』。
食べてみると、
  『甘い。 だけど食べた後甘さが残らない。 さっぱりしている。』
と、これも上の特徴に書いた通りでした。

これが <メロンの王様> の味だと納得です。

しかし、味はその人の好みですので、後に残る甘さを好む人には<さっぱり>過ぎて物足りないかもしれません。

※茨城のメロンはどの品種も美味しいものばかりです。
  いろいろ食べ比べてみてはいかがでしょうか。


    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆ (余談です) ◆◇◆
「サングリーン旭」に来た時にいつも ついでに 食べるのが これ  『メロンのソフトクリーム
ソフトクリームがメロンの味がするのはもちろんですが、メロンの果肉付き。
しかも、中にもメロンの果肉が入っていますので、楽しみが2倍・3倍になります。    
    ◆◇◆
また、店内には、いろんな野菜に混じってこんなものが   …     
『摘果メロン』。   いわゆる間引きされた<メロンの子供>です。
「漬物にすると美味しいよ!」と書いていたので、言われたとおりに漬物にしました。
1/4に切って   薄くスライス  塩で揉んで ……⇒ 
                                しばらく置くと 浅漬け の出来上がり。 確かに美味しい


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柚子をいただきました

2011-12-05 | 食べ物・料理

お向かいの家の庭に 柚子 の木があります。
  今年も沢山の実がなりました。
好きなだけ取っていいですよ』 と言われましたので、お言葉に甘えて大量に取らせていただきました。

そして作ったのが、
   ゆずジャム   と  ゆず味噌 

手間がかかりそうな ゆずジャム は妻の担当、 簡単そうな ゆず味噌 は私の担当。 
どちらも作るのは初めてだったのでレシピはネットで検索し、沢山ヒットした中から簡単そうなものを選択。

<ゆずジャム> レシピ出典:クックパッド 「柚子マーマレード*柚子のジャム」 
 材料:柚子…1kg  砂糖…500~600g
  1.柚子を洗って、半分に切る。
  2.果汁を絞り、漉して汁とタネを分けておく。
    ★タネと3の房は紙パック(ガーゼでもよい)に入れる。
  3.スプーンなどで房を取り除き、皮と分けておく。
    ★房にもタネと果汁が残っているのでボールで受けておく。 
  4.柚子の皮を千切りにし、大きなボールに水を入れつかみ洗いをする。
    何度か水を捨ては洗い、たっぷりの水につけて一晩置く
  5.[4]の水を切り、水が黄色くなければ苦味が取れています。
    鍋に袋に入れたタネと房をいれ、ひたひたまで水を入れ1時間ほど煮る。
  6.皮が柔らかくなったら、果汁と砂糖を入れる。
    ★はじめから砂糖を入れると皮が柔らかくならないので2、3回に分けて入れる。
  7.砂糖を全部入れ、しばらく煮て、とろっとしたら出来上がり。
    ★約1時間です。冷めるとかたくなるので柔らかめで火を止めます。

2日がかりで頑張って作ってもらいました。   完成品です  ⇒ 
毎朝、トーストに塗って食べています。
柚子の香りと甘酸っぱい味。  予想以上にとても美味しくできました。
今回は砂糖を500g使用しましたが、400gくらいだと甘さ控えめでいいかもしれません。
次回は私が挑戦してみます。

<ゆず味噌> レシピ出展:クックパッド 「レンジで簡単♪おいしいゆず味噌」  
材料:柚子…1個、味噌…100g、砂糖…30~40g、みりん…大さじ5、酒…大さじ4、柚子の絞り汁…大さじ1
  1. 柚子をよく洗い、水気をふき取り、皮を薄くむく。(黄色い皮だけ)
    ★白い部分が入ると苦みが出ます。 
  2. 皮を細く切る。
  3.丼に味噌・砂糖・みりん・酒・柚子の絞り汁を混ぜ合わせる。
  4.ラップをかけ、レンジ(500w)で4~5分加熱する。ふつふつと沸騰していたらOK。
  5.丼を取り出し、ゆずの皮を加え軽くまぜる。ラップをしてレンジで2分ぐらい加熱。
  6.レンジから出し、粗熱を取って保存容器に入れる。

         
     皮を剥いて       味噌に砂糖・みりん等を    柚子の皮を入れて        できあがり
  (柚子2個使いました)    加えて、レンジでチン     さらにレンジでチン

柚子の皮を剥いて白い部分を削ぎ取る手間は面倒でしたが、その後はレンジでチンするだけ。
とても簡単でした。
早速、 大根 と こんにゃく にこの味噌をつけて食べました。 予想通り お・い・し・い  
ご近所から大きな大根もいただきましたので、最近はこの ゆず味噌 が大活躍しています。

お向かいの家の柚子の木には、実がまだまだ沢山残っています。
ゆず味噌 がなくなったら、またお向かいの柚子の木から実を取らせていただいて作りましょう

       ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆   

また余談になりますが、 ゆずジャム でこんな歌を思い出しました。  私の好きな歌です。
柚子』  歌:湯原昌幸  作詞:ちあき哲也 作曲:杉本眞人 
  まだ俺が がきの頃 越してきた家に
   若い親父が植えた柚子 今年も青い実がなった
   義母(はは)譲り 柚子のジャム トーストに塗って
   自信なさげに 出来を訊く おまえがやけに眩しいよ
            :
            :
   ねぇ 今 1日だって おまえより長く 生きてやる気でいるが
   ねぇ もし もしもだよ 呆気なく 俺が先に逝ったとしたら
   ...ごめんな
 

妻への感謝の気持ちや、「一人ぼっちにして寂しい想いはさせないよ」という思いやりの気持ちが溢れています。
この歌の他、『蝉しぐれ』、『幸せの回数』など、湯原昌幸は夫婦愛をテーマにしたものをいくつか歌っています。
どの歌も相手を思いやる気持ちが表れていて、聞いても歌っても胸がグッときます。


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常陸秋そば 『赤土』

2011-10-17 | 食べ物・料理

『そば』と言うと《信州そば》が有名ですが、茨城県も蕎麦どころです。
収穫量は北海道に次いで全国2位。 美味しいと評判の品種があります。

  ヒタチ アキ
常陸秋そば』というのをご存知ですか?
常陸秋そば』は旧・金砂郷町(現 常陸太田市)の在来種から選りすぐりの種を選抜して育成された品種で、
粒ぞろいで品質が優れており、そば独特の香り、風味が良いのが特徴です。
全国のそば屋さんからも高い評価を得ているようです。

茨城県内で『常陸秋そば』が食べられるお店は沢山ありますが、
その中で評判の高いお店が常陸太田市にある 『赤土』 というお店です。

テレビや新聞で何度か紹介されたこともあり、前々から一度行ってみたいと思っていましたが、
なかなか行く機会がありませんでした。
しかし、先日福島県に行く用事があり、その通り道だったので昼食に寄ってみました。

◆いつも混んでいるという評判だったので、混まないうちにと開店時間すぐに行きました。
         
     お店の外観     と             店内の様子 

◆注文したのは
     天ざる蕎麦   と     つけけんちん 
  蕎麦は香り、味が良く、何もつけずに         けんちん汁にそばをつけて食べます
  そのまま食べても美味しかったです          けんちん汁は甘くなく、辛くなく、程よい味でした
  天ぷらもサックリ揚がって美味しかった      
  梅干の天ぷらを初めて食べました


◆デザートに
     蕎麦プリン    と    蕎麦豆腐 
  もっちりした食感と、上に乗っている          プリン以上にもっちり
  蕎麦の実の香ばしさが最高
蕎麦プリンは奥様用に注文して一口もらいました。 あまりの美味しさに無意識のうちにもう一口。
後でこっぴどく叱られました。
 


◆常陸秋そばを使用した蕎麦焼酎がお店にあったのでついつい購入。
           名前はお店と同じ 『赤土』 
焼酎は芋焼酎を好む人が多いようですが、私は昔から《蕎麦焼酎》派です。
居酒屋に行っても、なかなか蕎麦焼酎を置いていないのが残念です。
これを そば湯で割って飲むと美味しさ格別です。
ご主人が「夜にお店に来たらそば湯を分けてあげるよ」 と言ってくれました。
その優しさに感激です。

※このお店はメニューが多く、一品料理に美味しそうなものが沢山ありました。
  これから時々通って、一品ずつ味わっていこうと思っています。




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栗ごはん

2011-10-12 | 食べ物・料理

茨城県は栗の生産量が日本一で、笠間は代表的な栗の生産地です。
先日「笠間焼フェア」に行った際に栗を買ってきました。
(近所のスーパーや八百屋さんでも安く売っていますが、産地の方が安くて美味しそうと感じるのは錯覚でしょうか)


買ってきた栗で、初めての【栗ごはん】作りに挑戦しました。

作り方はインターネットで ”栗 レシピ” で検索。

まず、鬼皮と渋皮を剥きます。
レシピには『熱湯につければ皮が柔らかくなって簡単に剥けます』と書いてありました。
が、、、、 とんでもない

確かに、鬼皮は柔らかくなって剥きやすかったです。
しかし、渋皮はそう簡単には剥けません。 包丁で少しずつ削り取っていきました。

                  
  やっと剥き終わりました       苦戦の跡     その間に【ゆで栗】の出来上がり

剥いてしまえば後は簡単。
             
   研いだ米に栗と酒、塩を加えて、        美味しそうに炊き上がりました。
   ご飯が炊けるのを待つだけ。           

     
  苦労しましたが、その分味は格別でした 
この他に、【鶏肉のほっ栗煮】とやらも作ってみました。  ちょっと煮込み過ぎかな
◆作り方は YAHOO!レシピ を参照してください。 



今回は初めてでしたので、皮剥きにてこずりましたが、次回はもっと手際よく美味しく作れるでしょう。
しかし、おそらくもう『次回』はないかも。



今まで秋になると 『栗が美味しそう 栗ごはん食べたいな』 と軽い気持ちで言っていましたが、
それがどんなに大変なことなのか
今回、あらためて思いました。
これまで、文句を言わずに作ってくれた妻に 感謝、感謝、感謝  です。




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餃子を作ろう

2011-09-23 | 食べ物・料理

ブログ開設から一週間経ちました。
日記は3日と続いたことがないのに、
よく続いたものだ  えらい    ←自画自賛

これまでは主に自己紹介的な記事を書いています。

今日もその線で。 趣味の話。


私の趣味。
それは、《 と 料理》 かな

》に関しては前回の『歌仲間たち』でちょっと触れましたので、
今回は《料理



東京での3年間の単身赴任で料理の楽しさを感じました。


単身赴任中は自炊で、
料理本片手にいろんな料理に挑戦したものです。


その腕を認められ、定年退職で茨城に戻ってからは、いつの間にか
3食の料理作りは私の担当になってしまいました。


料理を作るようになって、改めて思ったこと。
それは『美味しい』の一言が作り手の喜びだということでした。

奥さんに作ってもらっていた時に、もっと言ってあげればよかったな と、つくづく思いました。

美味しいと言われると嬉しくなり、次回はもっと美味しく作ろうという気になります。
 ブ タ も お だ て り ゃ 木 に の ぼ る ~ 
というところでしょうか


今日は お彼岸 です。

お彼岸とは全く関係ないけど、餃子の話です


先日、<餃子>を作りました。

餃子作りは結構時間がかかるので、単身赴任中はもっぱら休日に作ったものです。

一般的な餃子の具には、
  豚ひき肉にキャベツとニラを入れますが、
我が家の餃子は、 キャベツ の代わりに 玉ねぎ です。

玉ねぎを飴色になるまでよく炒めると、甘みのある餃子になります。



今回は100個の餃子作りに挑戦。

     中華なべ一杯の微塵切りの玉ねぎを

     飴色になるまで30分以上炒めて、
                   ニラと一緒に豚ひき肉に混ぜ込み
     市販の餃子の皮で包んで、

     羽を付けて焼けばでき上がり

先日のテレビ番組で、羽をきれいにつける方法を紹介していました。

小麦粉の割合が 20:1 だそうです。




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