落語見聞録 改め 仙台落語案内

落語界に愛を込めて・・・
仙台市近郊で開催される落語会情報を掲載していきます。

春風亭昇太 atかなっくホール

2006-11-12 22:57:28 | 落語
2006年11月11日(土)14:00~16:00
かなっくホール(神奈川県横浜市・東神奈川駅前)

プログラム

春風亭柳好 『浮世床』
春風亭昇太 『時うどん(のそばバージョン)』
スペシャルゲスト松尾貴史さんとの対談
★☆★☆休憩☆★☆★
春風亭昇太 『壺算』


都内の会は、あっというまに売り切れ。
この会も無理かな?と思ったら、場所が東神奈川という、ちょっと都心から離れたところのせいか、奇跡的にチケットGET!!
でも、やはり、前売段階で「完売御礼」。
昇太さんの生の高座、久しぶりでうれしい!

まず、いつものとおり、私服で昇太さん挨拶。
この挨拶も楽しいんだな。聞き逃すとすごーく悔しい思いをしたこともあるくらい・・・。

その挨拶で「電話するといつでもいる」と紹介された昇太さんの弟弟子の柳好さんがもう一人のゲスト。
BS笑点の収録で観て以来、大好きな噺家さん。でも最近なかなか観る機会がなくて。そんなタイミングだったので、昇太さんから「柳好さん」の名前が出たときは、心のなかでガッツポーズをしてしまいました。
見かけは、ひょろひょろ~としているのですが、高座は結構力強いんです。
ちょっぴり男らしさを感じてしまいます。

今回の昇太さんのテーマは「マヌケな弟分」。
「そういうわけで、実際に、ちょっとマヌケな弟弟子をお目にかけました。」
という挨拶の後、かけた噺が関西の『時うどん』をそばにかえた
『上方風 時そば』。
昇太さんの手にかかると、元々アブノーマルな登場人物がもっとおかしな人になるのです。

一席目が終わると、間髪いれずに、松尾貴史さんとの対談。
松尾さんも大の落語好きで、大学4年の時、桂枝雀さんの元に入門のお願いに行きかかったそうです。(実際には、家までいったものの、師匠不在でしていないそうです。)
色んな人とのお酒の席でのこと、やはり、芸人さんの世界はいろんな方がいらっしゃいますね~。
そんなはなしで盛り上がりました。

昇太さんの『壺算』を聴くと、他の人のは聴けなくなります。
いつまでも気がつかない店主もキーパーソンなのですが、これをやりすぎると、
聴いているほうが飽きてしまうんですね。
ところが、昇太さんのは、聴いているほうも、店主の気持ちになって、あせったり、ドキドキしたりしてしまうのです。

やっぱり、昇太さんの会はいいですね~。
もう、大大大満足です!!

余談ですが、客席に劇団SETの小倉久寛さんもいらっしゃいました。
中学・高校時代にラジオを聴いていたので、密かにドキドキしちゃいました。

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