炉だん(仙台・国分町)
本日の演目
今野家ふぁんた『三枚起請』
まつトミ 漫才「明るい老後」
今野家世はね『ぜんざい公社』
~おたばこ~
今野家がめら『金明竹』
六華亭遊花『夫婦酒』
今野家もう世『ぞろぞろ』
街中では、「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」の真っ最中
にも関わらず、昼席は満員御礼!
ジャズのお目当ての演奏の合間に、街角の呼び込みを見かけ、「ちょうど雨が降ってきたし…」と入った方も少なくなかったようで(^_^;)
ふぁんたさんの「三枚起請」は国分町が舞台。
(国分町は、おいしい飲食店が連なる場所でもあり、また歓楽街でもあるのです。)
同じ起請が3枚、別の男に渡され、まんまと騙されてしまう哀しさと面白さ♪
「2人合わせて105歳」のまつトミさん。
衝撃的な衣装に絶句されたお客さんもいらっしゃったようで(^_^;)
一見たわいもない掛け合いの中にも、正しい介護保険などの知識が盛り込まれていました。
「ぜんざい公社」おしるこ1杯が1万円近くに…?!
庁舎内をたらい回しにされ、疲れる場面がクローズアップされることが多い噺ですが、世はねさんのは、手続きの煩雑さに重点が置かれていました。
申込書を「見本と同じに書いてしまった~!」も市役所などで見る住所と名前だったので
会場が「あるある~」という雰囲気に♪
がめらさんの『金明竹』。元の噺に近いながらも、「がめらオリジナル」で、客席も展開を予想しながらも、またその可笑しさを堪能♪
オリジナルの演目名、あってもいいなぁ~♪
遊花さんの『夫婦酒』
遊び過ぎで後ろめたさ溢れる夫と、肝っ玉が座った妻
「酒なんて、呑んだことない」
たまには2人で酒を飲もうと夫が勧めた酒
初めはマズイと言っていたのだが…
遊花さんが「演じていた」ことを、すっかり忘れてしまった一席
東方落語代表でもある、もう世さん
前日の稽古で『だくだく』を仕上げてしまったそうで…
でも、しっかり『ぞろぞろ』をかけ、会場を沸かせたのでした。
お馴染みの古典落語の一つなのですが、東北のどこかの村の風景が広がりました。
終演時、私の周りに座っていた方は、ジャズフェスティバル目当てだったようですが
「いや~、楽しかったねぇ~」という声が聞こえてきました♪
アンケートに「東方落語では弟子を募集しています」の文字が。
めんこい新弟子、ちょすなちゃん(18歳!)の弟・妹弟子になりたい方
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