昔、もう記憶も薄れているくらいの昔、理科の授業でちょっと習った。
ウランがプルトニウムになる、それが核分裂。
水素がヘリウムになる、それが核融合。
前者と後者の違いは、前者は放射能が出ること、後者は放射能が出ないこと。
原子力発電は前者である。では後者でやればいいじゃないか、と思うが、まだそれは出来ない。唯一やっているもの、それは太陽である。(その何年後かに実験室段階で成功したという記事を読んだが。。。)
いろいろ調べて少しずつ思い出してきた。
ウラン238というものに中性子をぶつけて分裂させる。安定しているものにわざわざそんなものをぶつけて中性子がくっつくと239になってしまう、それがプルトニウム239である。これが核分裂。このときものすごいエネルギーを放出してそれが原子力エネルギーとなっているのだが、同時に非常に有害な物質も出来てしまう。(実際いろいろ読むとこんな単純なことではないのだけれど、高校理科の授業の雑談ではこの程度。)
一方核融合。いちばん軽い元素の水素が融合するとヘリウムになる。融合する際ものすごい熱を放出する。それが核融合。水素もヘリウムも無害。そりゃ水素だけ吸え、という話になれば別だが、自然界に存在する物質。ヘリウムはお祭りの風船に使われている。これを自然に行っているのが太陽。太陽が燃えているのは水素が核融合でヘリウムになっているからである。
~ここからは素人の空想。私が考えるくらいだから世の中の100万人以上の人が絶対考えている。もし誰も考えていなかったら、私にノーベル化学賞または物理学賞をくれ。~
海沿いに原子力発電所を作る。
海水をくみ上げ、水(H2O)と塩(NaCl)に分解する。
水は水素(H2)と酸素(O2)に分解、酸素は大気中に還元する。→これでオゾン層破壊や空気中の酸素濃度の低下、CO2値の上昇に歯止めをかける。CO2値が下がれば地球温暖化も抑えられるかも?
塩は海水から得られたミネラルが豊富な天然塩として販売すればいい。
分解した水素(H2)を融合しヘリウム(He)を生成する。その時のエネルギーで発電する。
ヘリウムは不活性ガスで化合しない(正確にはしにくいらしい)から大気中に逃がしても無害。なんだったらテキ屋に売ればいい。
核融合原発が夢の話でも、これだけ雨が降る日本、水力発電に重きを置くわけにはいかないんですかね。八ッ場ダム建設中止は間違っていたのかも?
今日の記録:レントゲン(被爆?)、採血、静脈注射(効いた!喉の痛みと咳が治まった)