ひぇ～～～

起きたら二時半。え゛？ 眼が半開きのまま一階に降りると、両親、妹夫婦、ちびが揃って食事中。「ねぇ、今夜の二時半？」と文字どおり寝ぼけたことを訊くが当然昼。

うわあああぁぁぁ～～～！ ガラコンはぁぁぁ～～～！？ 誰か起こしてくれよ～～～！ 今から支度して行っても終わってるよーっ！ と半ばパニック、半ば諦めモード。

次に気付いたら朝九時だった。夢だった。あーびっくりした。

今年最後の舞台鑑賞納め、ガラコンに行って来ま～す！

考えるな話題にするな

先日、ふと仁左衛門さんの助六のことを考えた。松竹座での襲名のときの通人は勘九郎さんだったよなあ。あの通人はよかった。小道具は袱紗と扇子だけ、あとは場の空気とセリフだけで場内を沸かせた。御園座での仁左衛門襲名、新之助くんの初助六と海老蔵襲名の時は松助さんだったよなあ。でも携帯電話やら使ってちょっと小道具に頼っていたよなあ。やっぱ勘九郎(勘三郎)さんよっ！

などと思っていたら、松助さんの訃報。

先々週はレミゼを観た後、梅田で大阪の友だちと飲んでいた。レミゼのこと、野球のこと、いろいろ話していた。仰木監督のことも話題に出た。

その夜、仰木さんは亡くなっていた。

なんか、人の悪いことに対する無意識の予知能力があるのか？
こんな能力要らない。
自分のいいことに使いたい。

「あそこで宝くじを買えば絶対に高額当選！」とか。

ちなみに、信念を持って買う宝くじはいつも末等ばかり。

第一回拷問会終了

拷問のように食べさせるというコンセプトの下、出した料理7品、ワイン三本分、女三人で完食完飮いたしました。
みなさんよく食べました飲みました。天晴れじゃ！
次なる拷問に我こそは！、という恐いもの知らずの方、おられましたら挙手されたし！

♪くるくるくるくるくるくるクリスマス！

先日の小鈴君出演のライブで、この歌に合わせながら出演者がダンス（？）をしたのだが、その振り付けというのが、くるくる回るというもので、みんなぜーぜーはーはー。
しかし、昨日勘太郎・七之助の三社祭を観て思った。この子たちなら絶対に問題なく出来る！
改めて思う。歌舞伎役者の身体能力ってすごい！　あの重たい衣装を着けてくるくる回る舞もあるのだから。

負け犬達の宴

昨日は二週連続の梅田遠征の疲れからか昼前に起き、散らかりまくった部屋を掃除し、洗濯し、夕刻に終了。
そこから完全防寒で自転車で駅前に行き、明日の宴の買い出し。
帰宅したらいい時間。今日の夕飯は日本酒で、と決めている。明日の仕込みやってからだと夕飯遅くなるし、夕飯後だと日本酒がほどよく回り、絶対寝てまい仕込みは不可能。解決策はひとつ。両方いっぺんにやればよい。
ということで、昨夜は台所に立ち日本酒を飲みつまみを食べながら宴の仕込みをする私の姿があった。
さ、拷問のように食べさすわよ！ 覚悟をし！

いうてみるもんやな

親会社の生産遅れから、年内仕入→売上が非常にタイトになり、従来空輸で輸入するものを国際宅配便にすると決めて関係者に伝達したのがなにはに行く前。

なにはから帰ってのメール洪水の中に、「国際宅配便は空輸より高くなるけどそれでもいいの？」と具体的に料金が書いてあった。
おいおいおいちょっと待て？　そもそも遅れたのはどっちのせいだ？　と、当初スケジュールを確認すると、やはりあっちの生産遅れ。
しかし、ここでカッとなってはかえって逆効果、と、「でもさー、遅れたのってそっちのせいさー、こっちは悪くないんよー。だからさー、国際宅配便代はそっち持ちなんじゃないのー？」てな感じでメールを入れた。
そしたら今朝入っていたメールには、「通常かかるべき空輸代は持ってちょうだい。国際宅配便との差額は払うから。」という内容を書いた請け書が入っていた。
営業からも「いうてみるもんですな」と感謝された。

一方、納期調整でがたがたしているものがあって、当初年内に入るつもりが、どうやってもこっちが休みに入る頃にしか届かない、と言われ、だったらいっそのこと年明けに送ってちょうだい、と形をつけたのがなにはに行く前。

昨日出社したら、「やっぱり年明けには出せないから２２日に出荷するよ」とメールが入っていて、いつのまにか社長まで巻き込んでいた。２２日に出荷されたんじゃうちら仕入できないし税関も倉庫も客も閉まってるんだよー！と先週から何度も言っていたのだが、出荷予定は変えられないという。

今週は３連休なのはうれしいが、天皇誕生日が当然閉庁で、通常通関が出来ないのが痛い。こうなったら臨時開庁して頑張って来週早々に入れるか、と腹を括ったら、「確認させて。２２日出荷でそっちはＯＫなの？」とメールが来た。「ＯＫなの？」と言われたら、「だめって言ったら正月明けに出してくれるの？」と訊いてしまう。そうしたらしばらくして、「なんとか正月明けに出荷できそう！」と返事が返って来た。
これまた営業とにんまりと顔を合わせ、「いうてみるもんやな」

そして私の脳内は「♪まともな仕事に正しい報い　それが神の御心なのだ」

ジャベールの如く

久々に出社してメールの洪水と書類の山。
まぁそれは覚悟はしていたのだが・・・

私の部署は、社内ルールを徹底させるような部署で、書類に不備や不明な点があったり、理不尽なトランザクションがあると、それを質し、時にはネゴり、最終的には本来あるべき姿に是正する。
私がなにはで夢を見ている間に、親会社からの理不尽なメールが来ているわ、訳の分からん書類がたくさんあるわ、で、そうすると私の脳内にはジャベール（もしくは警官）登場の音楽が流れる。
「♪釈明してみろ夕べのことを」「♪話を聞こうか誰がどうしたか事件の真相詳しく話せ」
そして、担当者、時には事業部長のところへ行き、直談判をし、それでもごねられた場合は「♪俺は法律舐めるな！」となる。

というわけで今日はずっとジャベール（ミニスカポリスとは言いません）をしてました。

露と落ち露と消えにし我が身かななにはの事も夢のまた夢

会社が羽田に近いので、水曜は会社からそのまま羽田近くのホテルへ行き一泊。朝の飛行機に乗るも３０分遅れ。なにはの友だちが言う。「ゆきちゃんの乗る（大阪行きの）飛行機ってよく遅れるよねえ。」

そのなにはの友だちから石井・岡楽の残席調査依頼メールが。１０日初見でこのはまりよう。やはりレミゼの持つ力ってすごい。調査結果を伝えたところ、今度は調達依頼メールが来て、なには臨時チケットホンゆきべえに。
ラスト前アンジョルラスを観て半ば崩壊半ばうるけた状態で夜になにはの友だちと梅田で飲む。二人でワインが一本空いた。

翌金曜。泣いても笑ってもラストアンジョルラス。今日は泣かない、今日は泣くまい、と思ったのだが・・・　しかし、カーテンコールでの小鈴君の晴れ晴れとした笑顔を見ていたら、ここは笑って拍手を送ろうと思った。
夜の部を観ても、岸君の立ち位置にさっきまでそこにいた小鈴君の幻影を重ねさめざめ。
終演後は昔のリトルコゼットと在京カブキチ＠レミゼのついでに出張と３人で居酒屋へ。芝居談議に花が咲く。

私の今年のレミゼは終わった。土曜、まったりとした朝を迎え、空港で赤福を買って帰路に着いた。

おかこーじろーくんみたいな一日

昨夜は難波の夢覚めやらぬで、いつのまにかワイン一本が空いた。今朝は酒抜きと肩凝り解消のために久々にプールへ。マイペースで泳ぎ、ミストサウナのあとドライサウナに入ったら、隣のコースにいた母親ぐらいの年齢の人に「泳ぎすごいですねえ。やってらしたの？」話しかけられた。「ええ、まあ、中学高校で・・・」てな話から世間話に入り、私にしては珍しく長サウナ。さすがにそのあと食事には行かなかったけど。
帰って朝兼昼を食べ、マニキュアを塗り変えて（！？）、小鈴君が出るクリスマスライブへ。私は、笑い死ぬかと思った。

お祭り終了♪

東京着。
さて、これから髪を切ろう。五ヶ月切ってなくていい加減鬱陶しい。

雪月花の下書き小鈴君楽3

今回はテナルディエは諦めた。宿屋はアンサンブルチェックの場となり、下水道は舞台奥の丸い穴を見つめ、宴会こじきは給仕チェックに終始した。

雪月花の下書き小鈴君楽2

しかし、カーテンコールの小鈴君は晴れ晴れとしたいい笑顔だった。きっと彼は悔いなくやったんだなあ、と思えた。一つ納得行かないのは、アンジョルラスとしての千穐楽だというのに挨拶がなかったこと。誰か気ぃ利かせろやー！、と私は「♪怒り地に満ちて」な状態だった。

この日特筆すべきは今さん。初日から凄みばっちりで最高のでき。、スターズ、自殺、引き込まれた。日生は山口岡で流すつもりだったが、山口今も入れようと決めた。

雪月花の下書き小鈴君楽

とうとうこの日が来てしまった。うれし楽しい観劇なはずなのに反面ブルー。昨日は泣く場面でないところで涙してから今日は大丈夫、と思ったのだが。
ピープルズソングを歌い出したらまた目が霞み、荷車に乗って赤旗を振り回す姿でまた泣けて、「♪嵐の日まであともう一日」でまた泣けて・・・
「♪友よ言うな死ぬとは長く続け友情」を聴いていたら、この先の砦の者の運命と現実に今日が楽の小鈴アンジョルラスがシンクロしてまた泣けるし。
アンジョルラスが砦の向こうに落ちてからはあー終わった・・・と涙しながら一方で放心状態。

雪月花の下書きワンデイモア2

小鈴アンジョルラス前楽。
♪それは将軍ラマルク・・・ ♪怒り地に満ちて・・・
ほんとに朗々と響き渡る。何でこれが明日までなの！？と思うと、全然泣く場面ではないのに目が霞んで泣けてきた。
♪嵐の日まであと“もう一日”に過剰反応してまた泣けて泣けて。
おまけにバリケード陥落あたりから左目にごみが入り、痛くて涙が出るのか舞台を観て涙が出るのかわからん状態。
バルジャン昇天で「♪悩み洗い流され」でどっと溢れて目のごみも洗い流された。

雪月花の下書きワンデイモア

公演ごとに進化する山口さん。バルジャンの激情、悔悛、正義、慈愛、歌の中に情が入っている、と改めて思う。圧倒的存在感、やはり私はこの人のバルジャンがいちばん好きだ。
綜馬さんにちらついていた皇帝陛下の影は完全に消え、そこにはバルジャンを執拗に追い回すジャベールがいた。
この日は岡田マリウス・小鈴アンジョルラスの組み合わせ見納め。おそらくもう二度と観られない組み合わせをしかと目に焼き付ける。