ゆきだるまのつぶやき

不定期日記のページです。

毒吐き第二弾!

2006-08-31 00:03:08 | ひとりごと
あのさー。こういう場合はこうするって、私、前に言ったよね?

あのさー。ちょっと考えれば分かることをいちいち訊かないでくれる?

あのさー。もう少し仕事のセンス磨こうよ。

あのさー。分からなかったら訊くのはいいから、中途半端な知識でオペレーションしないでくれる? おかげで仕事を中断してそのリカバリーに20分掛かってしまったよ、私は。

あのさー。じわじわとしわ寄せって来てるんだよね、やっぱり。日々のものは大したことなくても「ちりも積もれば山となる」で。おかげでいつもならとっくに終わっている請求書の処理を終業後にやっていたよ、私は。

あのさー。そんな私を残してあなたはほぼ定時退社だよねー。昨日も今日も。

あのさー。ひとりではまだまだ出来ないことが多くていちいち尋ねてるんなら、長く休んでんじゃないよ。

毒吐き第一弾!

2006-08-30 23:04:51 | ひとりごと
ここ一週間でたまった毒を吐き出します。

話は今月初旬に始まった。他部署のマネージャーHさんのひとこと。
「僕、九月始めに社長と上海に出張するんですけど、よかったら行きませんか。」
彼とは前々からいつか上海に行きたいね、と話していた。部署は違えど関わりがあるもの同士のごく自然な雑談だった。もちろん行きたい!と答えたが、所属長の承認が出てからね、と言った。

「じつはかくかくしかじかで」と上司のSさんに相談したら、「よし!行ってこい! 俺がNさん(所属長)に話しておく。」と言ってくれた。

承認が出るまで資料作成に勤しんだ。しばらくして、所属長からOKが出たとSさんに言われた。上海から内陸に160kmほどの工場に行くのにどうしよう・・・と考えていたらSさんから「社長にお願いするといいよ。」と言われた。すぐに社長に現地での移動車に便乗させていただきたいとお願いに行った。社長はいいよと言った。

翌日、Hさんから「社長が**さんの宿泊も手配依頼しておいてくれるって!」と言われた。その夕方、Hさん宛に社長から「(私の宿泊の件は)見送ります。」とメールが来たが何のことか分かるか?とHさんに訊かれた。もちろん何のことか分からなかった。

数日後、所属長に呼ばれた。直接社長に上海に連れていってと頼んだようだが、今後はそういう行動は取らず、必ずSさんを通すようにとのことだった。
私は車に便乗させてくれとは言ったが上海に連れていってとは言ってない。が、社長に「直訴」した行為には違いないのでそのことを言っても挙げ足取りにしかならないと黙っていた。「そういう行為は上司のSさんの立場もあるから。」と言うが、「あ、でも、Sさんが社長にお願いするといいよ。」と言ったんですけど・・・

想像するに、社長がNさんに「私が便乗させて欲しい」と言ったことを伝えたときに、Nさんから「私を通さないとはなにごと!」と待ったが掛かったのだろう。

Hさんには、Nさんにこんな風に言われてちょっと今暗礁に乗り上げているんですけど・・・と伝えた。彼と社長との間でも私のことについて話すのは止めてもらうようにした。せっかく良かれと思って誘ってくれたのにつまらないとばっちりが行ったら申し訳ない。

私の、上司Sさんが言う意図の汲み取り方が適切ではなかったのだろうか? そんなに咎められる行為を私はしたのだろうか? 水面下で勝手にHさんと話を進めて飛行機も宿も手配をして最後に承認印をもらいに行く、こんなことをしたと言うのならそれはあまりにも縦のラインを無視した行為である。が、今回の私は所属長のOKが出たのを知ってから動いたというのに。

Sさんに「実はNさんにこういう風に言われたんですけど・・・」と事の次第を話した。Sさんも「???」状態だった。私もSさんもHさんも同じ認識だった。
それでもSさんは「絶対これでコストダウン出来るんだから行って来い!」と言う。

ワードにべた打ちした現地でのスケジュール及び案件、現地とのメールのやり取りのコピーをSさん経由でNさんに提出してもらった。そうしたら「メールで担当者レベルが分かっていると言うのではなく、ちゃんと最終結論まで落とし込んだものを出せ。」「ちゃんと計画表に落とし込めと言われた。」と言う。計画表? なにそれ? Nさんから「これに書きなさい。」と送られてきたフォーマットは単に私がべた打ちしたものを表に打ち込めばいいものだった。形の問題か?、と言われるままに作成し、またSさん経由で提出したら今度は「出張旅費15万円は掛かりすぎ!」と言われたらしい。それでもSさんは「最初にこれだけ掛かるって私は言いました!」と頑張ってくれた。

はっきり言って、昨年訳の分からぬままに半ば強制連行された出張よりも何十倍も実があるし旅費もその半分程度で済む。
だがここまでいちゃもん着けられたら正直こっちの行く気も萎えてしまった。どうしても行きたい訳ではなし、行かないで済むならそれでいい。こんな気持ちのまま行ったってけったくそ悪くて面白くないし、だったらもういいです!と取り下げたかったが、Sさんが「いや!俺は押し通す! ここで(所属長といえども言いなりにならず)我が部署のイニシアティブを取らないと今後のためにもよくない!」と息巻いている。そして、「俺がプレゼン作ってやる!」とちゃっちゃかちゃーと作っている。
そんな風に頑張ってくれているSさん、出張に行くよーとメールをしたら「是非来てー!」と言わんばかりの上海の人たち。「実は、オフィスの場所が分からないんだけど地図送ってもらえる?」と頼んだら、「ごめーん、地図はないんだけど、タクシーに乗ったらこのカードを運転手に見せて。」とワードにオフィスの住所を打って送ってきてくれた。そして今日は「着いた日にディナーに行こうってうちのマネージャーが言っているんだけど、中華と日本食とどっちがいい!?」とメールが来た。ここまで担当者レベルでは話が着々と進んでいるというのに・・・ 行けるかどうか分からないおかげでディナーの件の返事も出来ていない。

上海往復2泊3日で15万円は掛かりすぎだろうか? これ以下で行けと言うのだろうか? ビジネスクラスで行って最高級のホテルに泊まって酒池肉林の夜を過ごすわけでもなし。だったら行ってやろうじゃないの! 私の初めての海外旅行先は中国。既にオフィスの場所も、上海から内陸への鉄道での行き方も抑えた。Hさんや社長と同じホテルでなくても、車に便乗できなくても、一人で出来る目処は立った。過去のバックパッカーの底力を舐めるんじゃないよ。

決戦は明日の朝。

まあ、ええんですけど

2006-08-29 08:34:08 | ひとりごと
今日は新人Sさんが帰ってくる。お盆から昨日までの夏休みから帰ってくる。

Sさんから休暇伺いが出された時、上司は言った。
「休むのは大いに結構ですが、自分は本社移転の後処理でなかなかオフィスにいられなくなります。そうすると※※さん(私のこと)にいろいろとやっていただくことになりますので※※さんにきちんと了解を得てください。それから、長く休むことをあまりよく思わない人も社内にはいるということも(特に人事)、気に留めておいてください。」
私からは「私も休んで出掛けることはあるので休むのは結構だと思います。ただ帰ってくるのが締めの日(当初明日出社予定だった)なのが気になります。私も(本社移転の影響で)昨年の倉庫移転時並の忙しさになればどこまでフォローできるか分かりません。(長く休むことで)自分で自分の首を絞めないようにしてくださいね。」

上司も私も暗に見直せば、と言ったのだが、結果Sさんは締めの前日に出社するように一日予定を早めた。

一週間程前より、上司の二番目の発言が現実となり始めた。
「Sさんずいぶん長く休んでるねー」「いつまで休みなの?」「最近見ないねー」

会社の就業規則で定められた範囲のことを申請されればダメとは言えないですからね。ただ私なら、
「入社一年目からはやらないなー」

確かに私も過去に休みを繋げて海外に行ったことはあったけど、せいぜい長くて10日くらいだったな。それも9月の連休と連休の谷間三日休んだ程度で。

でも一番問題なのは、彼女が休んでも仕事が滞りなく流れていることなんだな。

オーストラリアにコアラはいない

2006-08-17 23:39:35 | ひとりごと
うちのちびが言う。
「じゃ、どこにいるの?」と尋ねると
「下の動物園。」
「下の動物園って???」
「上野じゃない動物園。」

ある日、妹と「緑区役所」へ行ったら、
「今度は白い区役所へ行こう。」と言ったらしい。

うちのちび、2歳10ヶ月。
う~ん、奥が深い。

そういえば「バッタ色のアイスクリーム」が好きだという。
「バッタ色のアイス???」
抹茶アイスクリームのことだった。

大満足の(おそらく)マイ楽(予定)

2006-08-15 19:24:41 | 雪月花の下書き
一階B列で観劇。

初見時こそストーリー性のなさと舞台と客席の温度差に「この芝居ははずれか?」と思ったが、これは純粋に荒唐無稽な助六のように目と耳で楽しめばいいのだ!と思ったら楽しみで仕方なくなった。

まるで山口さんのために「あてがき」したかのようなヴァンパイア。岡君では歌唱力はあっても絶対的圧倒的存在感と怪しさ(妖しさ)を醸し出すには物足りない。

以下、パンフレットをようやく買ったので、曲名が判明。

「神は死んだ」・・・山口さんが唯一通路を通って歌う歌。1階S席23,24列は鼻血もの。(この席が手に入るならまた行きたい・・・)

「お前を招待しよう」・・・あんな風に迫られたら・・・(以下自粛)

「ACT-1 フィナーレ」・・・一緒に観劇した妹曰く、山口さんの小林幸子状態。嵐のような拍手喝采を浴びてご満悦の表情。

「愛のデュエット」・・・あのマントに包まれたぃ・・・

「抑えがたい欲望」・・・後ろのダンサー邪魔。歌詞とダンス表現が合っていない。ここは山口さんの一人舞台がよい。(だからダンサーはほとんど視野に入れず。)

題名は分からないが「♪プロフェッサーどこへ行くのだ~」の歌い方はエコー効果を差し引いてもアルフレートよりも断然よい。

他に耳に付く歌としては、シャガールとマグダがヴァンパイアになったあとのデュエット。軽快でかわいい。佐藤テナルディエは受け容れられなかったが、この役はOK。マグダ役の宮本さんが妖しくかわいい。声の質が私好み。

帰宅してネットでドイツ版を聴いてみたが、山口さんの歌唱力の方が勝っていることを実感。

そして美味しすぎるのがやはり吉野君。この役、岡君説も一時流れたが、無理。岡君に女装は出来てもあそこまではじけた格好はできまい。吉野君、よほど“自信”があるのね。(と密かな吉野ファンの私である。)

クコールはこの日は音楽はなし、「今日の東京湾花火大会は中止です。」と「クコールニュース」を知らせてくれた。楽までに是非「テナルディエ・イン」をやって欲しい。観に行けなくとも詳細はいずれヴァンパイア・ブログで分かることだろう。

カーテンコールは客席総立ちの手拍子で、初見時の冷めた客席が嘘のよう。役者を間近に見て、カーテンコールで盛り上がって、大満足でマイ楽を迎えることが出来た。

今回以上にいい席が定価以内で入手できるならもう一度行きたい。(が無理だろうなあ・・・)

ところで、カーテンコールの山口さんの手拍子、宴会や盆踊りの合いの手のように見えるのは私だけでしょうか・・・

ところでその2、パンフレットの80ページ、山口さん、触ってますよね・・・? きゃぁ~ 私!(以下自粛)

行ってきましたやってきました!

2006-08-15 19:08:01 | ひとりごと
世の中の何の役にも立っていない自分が誰か一人の命を救えるなら・・・

四月にレミゼのプレビュー公演を観て以来考えていたこと。時間のあるお盆休みに、と献血ルームへ。
前回来たのは阪神淡路大震災時。あれ? ない・・・ 洋服屋になっている。勘をたよりに歩いたら駅のコンコース内にあった。

さっそく骨髄バンクに登録する旨告げると、
「本日は献血にもご協力いただけますか?」
「はあ、いいですよ、でも朝も昼も食べてないですけど。」
「全く食べてないですか?」
「アイスティを飲みました。」
昨夜の食事時間と睡眠時間を聞かれるままに答えた。
「400と200とどちらになさいますか?」
こう訊かれるからには食事抜きは大して問題ないのだろう。
「どっちでもいいです。」

しばらくして最初の検査採血、異常なーし。が、問診で食事抜きが引っ掛かった。受付はスルーしたのが医師が「倒れて脳外科に行くことになったら責任問題。」とのことで、献血拒否されそうなところを、ここまできたならほな食事摂ってきま、と近くのカフェへ。

食事して戻り、いざ400ml採血。最近の献血寝台はテレビが見れる。人の血を見るのは苦手だが自分の血が流れていく様子を見るのはなかなか楽しい。脳内に「♪真っ赤に流れる血が欲しい モラルもルールもまっぴら たっぷり血を吸えヴァンパイア モラルもルールもまっぴら」の音楽を奏でながら、退屈することなく採血時間を終えた。

実は学生の頃に400ml採血のあとに貧血で倒れたという前科があったので、採血後は雑誌を読みながら少々長めに休息を取った。

献血手帳を返してもらい、県内のどこでも1年半以内有効なスタンプカードをもらうと・・・

なーんだよー! うちの最寄り駅に献血ルームがあるんじゃないかよー!

今年の5月にオープンしたらしい。ここまで来た往復の交通費と時間は・・・(しょぼん)

ダンス・オブ・ヴァンパイア

2006-08-09 01:07:55 | 雪月花の下書き
7月下旬に2回目、本日3回目。

2回目に浦井君初見。この役は泉見君の方が合っている。私は泉見君が苦手だったが、それは泉見君のマリウスが苦手だということに気づいた。それが証拠に彼のトゥイはよかったと思うから。よく聴くと歌もそこそこ上手いし。浦井君には是非クリスをやってほしい。(ガラコンのサン・アンド・ムーンはよかった~)

同じく2回目にたまきちゃん初見。やっぱり私はたまきちゃんが好きだ。ちひろちゃんでは少々物足りない。ヴァンパイアがサラに迫るシーンは思わずレミゼのバルジャンとコゼットが思い浮かんで「おい、そこ、それ、近親相姦・・・」(友だちからは「血は繋がってないから」と指摘を受けたが・・・)

市村さんの早口言葉的歌詞はおみごと。しかもちゃんとなんて言っているか伝わってくる。

2回目にB席で観て分かったこと。1幕目最後の方で2階席にもヴァンパイアの扮装をした面々が現れる。

シャガールとクコールが顔を合わす場面では「テナルディエが二人!」と思うし、シャガール夫婦は「新旧テナルディエ夫妻」と思うし、泉見君とたまきちゃんのカップルでは「マリウスとコゼット」と思うし、クロロック伯爵にクコールが頭突き(?)をする場面(このときの駒田さんがまたお茶目♪)では「バルジャンとテナルディエ」と思うし、うーん・・・やっぱりレミゼの影を引き摺ってしまう。

初見時にあまりの客先の冷め加減に「だいじょうぶかなあ・・・」と思ったが、2回目では既にカーテンコールで総立ちになっていたし、最後の曲もノリノリだった。舞台も客席もこなれてきたのかもしれない。

3回目の本日はナビザーブのディスカウントチケットで拝見。ストーリー性はあまりないので、3回目ともなると幕開けから少々退屈してしまい、伯爵様が出てくるまで居眠りこいてました。しかし! 伯爵様登場直前に目が覚めるのは、歌舞伎座で仁左衛門様登場直前に目が覚めるのと通ずるかもしれない。

次第に自分の好きな歌が分かってきた。サラの入浴中に迫る伯爵様、舞踏会の始まりのときの伯爵様の歌が好きである。「最後のダンス」や「バルジャンの独白」で分かりきっていたのだが、山口さんの歌の伸ばし方は改めてすごいと感じ入る。あれだけ伸ばしてよく息が切れないなあ、と思うほど伸ばす。1幕最後の伸ばし方は絶品。(プログラム買ってないから歌の題名は分からない。)

ウィーンミュージカルらしいと思うのは2幕目冒頭と墓場のアンサンブルの力強く(←これ、ポイント)きれいなハーモニー。「エリザベート」や「モーツァルト」の場面を髣髴とさせる。

2幕目のベッドのシーンで出てくるヴァンパイアダンサー、ベッドの上で歌っている人が下手。ソロで歌うならもっと上手い人を出してほしい。下のダンスも不揃い。魅せ場だとは思うのだが、ここはうるさいだけで楽しめない。

平日夜限定という幕間の駒田さんの「お掃除」。実はこれ目当てに今日のチケットを確保したと言っても過言ではない。2回目のときは「神田川」と「恋人よ」、そしてセゾンカード貸切日だったので去り際に「こんな俺でもセゾンカード。」
本日のBGMは「闇が広がる」。オーボエ(だと思う)のソロ。途中トート閣下ばりの鬘をかぶり、最後にその鬘を反対にかぶって「闇が広がる!」と言って去って行った。

特筆はやはり吉野君でしょう。私が観て来た彼の中ではいちばんの当たり役。姿形だけでも十分麗しいのだが、アルフレートとのシーンは笑いとオペラグラス(!?)なしではいられない。

お盆中にB列で拝見、これがマイ楽。最後のクロロック伯爵とヘルベルトを堪能してきます。

♪いつになったら

2006-08-08 08:17:30 | ひとりごと
♪帰って来るのだろう?
治療のため、なんて言いながら
ヨーロッパ中 旅を続けている♪

正に日本版エリザベート。違うのは娘を取り上げられてないことくらいか。

いっそのことこのまま皇籍を離脱したほうがこの方にとっては幸せかと思う。その気になれば母子家庭でも十分やっていくだけの人並み外れた才能もあることだし。

ヒップハング

2006-08-07 00:08:56 | ひとりごと
ここ何年か流行っているが、だんだんウエストの位置が低くなっている気がする。

先日も自分のサイズのパンツを試着したら、ファスナーもボタンも止まるには止まるのだが、腰周りがぴちぴち。ここまでラインが出るとみっとも恥ずかしい。

ワンサイズ上を試着。今度は腰周りはぴったり。が、ウエストがだぼだぼ。やむなくウエスト詰めを頼んだ。

このヒップハング、既成のまま履いていたらそのうちウエストがなくなってしまう、そんな気がしてならない。

国立劇場徒歩圏の功罪

2006-08-07 00:03:12 | ひとりごと
功:会社から歩いて国立劇場に行ける。10月からの忠臣蔵は定時退社で十分間に合う。

罪:観劇後、会社に戻って仕事が出来てしまう。藤間会の最中、「あ、あれやっておかないと!」「あれはどうなったかなあ・・・」などと気になり、結局会社に戻って仕事をしている自分がいた・・・

藤間会行ってきました

2006-08-07 00:00:33 | 雪舞銀杏の下書き
金曜夜に会社から徒歩圏内の国立劇場へ。
開演ぎりぎりに着き、プログラムも買わず、銀杏会から送られてきたチラシも持たずにいたので、誰がどの順番で出るのか、まったく頭に入っておらず。

初っ端は吉右衛門。まぁ吉さんらしい出番だなあ、これが終わったらとっとと帰るんだろうなあ、などと思いながら観る。吉さん、あまり踊りが上手くないなぁ・・・と思ったら途端に睡魔が・・・ 

次に気付いたら白塗りの人が。よく観たら坂田藤十郎だったが個人的興味はないので堕ちた。

続く鷹之資くん(大ちゃん)は、観ておこうと思った。小さいのに感心感心。

小腹が空いたのでしばし軽食タイム。戻ったら芝翫と白塗りの人が。勘太郎にどことなく似ているなあと思ったら光江さんだった。血の繋がりを感じるひとこま。

短い休み時間にまた堕ちていたらいつの間にか舞台上には時蔵がいた。が睡魔には勝てず・・・
雀右衛門もほとんど観ていない。

やはり私には素踊り鑑賞は向いてないらしい。帰ろうかとも思ったが、せっかくだから最後までいることにして船弁慶。

こちらは打って変わって台詞が入ったので、思いがけず楽しむことが出来た。義経役の虎之介くん。台詞がよい、姿勢がよい、行儀がよい。びっくりした。「弁慶佳きに計いて候らえ」の台詞はびしっと決まり、思わず場内から拍手。壱太郎くんといい虎之介くんといい、西の成駒屋は子どもが頼もしい。
船頭役で出てきた三津五郎。出てきただけでぱっと華やぐ。手だけの動きの場面でも断然違う。初っ端から三津五郎が出ていたら私は寝ていなかったかもしれない。
藤間会には申し訳ないが、勘十郎は今ひとつ私にはぴんと来ない。静役だったが、ずんぐりむっくりまんまるで静には見えないし、知盛の霊も体の動きはもしかしたらいいのかもしれないが、やはり響くものはなかった。

会の半分以上寝ていたが、それでも2000円で船弁慶を観たと思ったら満足の行くものであった。