人生第二章 挑戦者

<左半身麻痺の機能回復と生活奮闘記>
脳卒中に倒れ、その後の障害、失われた機能、生活を取り戻す記録

2014年1月のトレーニング結果

2014年01月31日 22時22分01秒 | 月間記録
 一年の始まりの月の一月も今日で終わりました。今年も12分の1が終わりました。
去年の今頃は雪に泣き、寒さに震えていました。今年は寒い朝、まだ日が出ていない時間に家を出て、帰りは毎日タクシーを使わずに暗い寒い道を歩いて帰り、去年の頃と比べると進歩したことを実感します。また、新年早々にお守りの杖につけた黄色いリボンが解けた日には、新年早々に縁起が悪いと思いましたが、その後、無事故、無病でやってこられたことに感謝します。私が知らないところで誰かが私達を守ってくれていたのかなと不思議な力を感じます。

2014年1月のトレーニング結果

2014年01月01日

初詣:”神楽坂の毘沙門天”(善國寺)

参拝客で行列。その列に並びました。

”神楽坂の毘沙門天”(善國寺):本堂への階段。手摺を使ってこの階段を上がります。この階段を上がるのも慣れました。


 昨年、勝負の神様を祀る”神楽坂の毘沙門天”(善國寺)に子供が就職戦線を勝ち抜くための祈願に初詣に行ってきました。その後、子供は、就職先の内定を勝ち取りました。私達家族にとって縁起の良い神様です。
 家内の健康、安全、平和と私が病気障害に打ち勝つ闘志を与えてもらうことを今年も毘沙門天に祈願しました。ここでお祈りすると本当に願い事がかないます。

2014年1月1日: 神楽坂の空


1.神楽坂 坂上より坂下を望む

去年この坂道を歩くことは平坦な道を歩くことに比べ3倍位苦労しましたが、今年はそれほど苦にはならなかったですね。

飯田橋の夕暮れ


新宿の夕暮れ


■ 街歩き・道歩き

1.1月2日 初”街歩き・道歩き” 大手町->日比谷->銀座->汐留
天気も良く、初”街歩き・道歩き”5kmコースは、気持よく歩けましたね。

パレスホテル内:お正月のお飾り


出発:大手町 15:10スタート


大手町:パレスホテル近く


富士見櫓


和田倉濠


日比谷濠


皇居前広場の松林


日比谷濠


日比谷濠:帝国劇場側


日比谷濠:帝国劇場側


白鳥が泳いでいました


日比谷通りの長い横断歩道


夕暮れの銀座通りを歩く


夕暮れの銀座通りを歩く


汐留のイルミネーション


汐留のイルミネーション


2.1月4日 ”37/108 仙川”

 私達の生活基盤の街であります”仙川”に買い物リハビリに行ってきました。そのついでに日常生活のインフラを確かめに、街歩き・道歩き - ”37/108 仙川”としてカメラマン(妻)を伴いインフラ調査に行ってきました。
仙川:スーパー(西友、京王ストアー、クイーンズ伊勢丹他)、クリニック、銀行、郵便局、また、ユニクロ、大学、おしゃれカフェなどが駅周辺に集まっていて日常生活を行う上で非常に便利な街です。
 健康な時には、その仙川は生活の一部となっていた為か仙川には、何も感動はありませんでした。障害の体になって、その私達の生活基盤の街であります”仙川”に歩いて行くことが非常に困難なことになってしまいました。

仙川駅


仙川駅と桜の木

春になると桜が咲きとても美しいです。春がくるのが楽しみですね。

西友

お店の中に入り、夕食の食材他を買いました。食材はカメラマン(妻)に持ってもらいました。
健康な時には私が買い物の荷物持ちの役でしたが、出来ないのですみません。
 二階には、お酒のコーナーがあります。ワインが陳列されています。ここに二年半ぶりに行って、ワインを眺めてきました。健康なとき、ここにきて、陳列されていますワインを心の中で品評していた頃が思い出され、泣きそうな思いになりました。
 また、二階にはお菓子売り場もあり、余分なお菓子こっそりと買って、妻に怒られた頃を思い出してしまい苦笑してしまいましたね。

ココカラファイン:薬局

今日は、西友に行く前に仙川のクリニックにて今年最初のリハビリを受け、その後、これから来る花粉の季節に備えて、クリニックにて花粉の薬を処方してもらいました。薬はここで受け取りました。

一口茶屋

タコ焼き、鯛焼きなどを売っています。

ルパ(パン屋さん):年末年始は、BREDAL ONEがお休みなので、今日はこのお店で買いました。


京王ストアー: 店内を調査しました。

帰りぎわに併設されているコージーコーナーでシュークリームを買ってしまいました。二年半ぶりですね。

カルディのある通り

健康な頃、カルディには輸入食材を買いに行きましたね。

ユニクロのある通り:ユニクロにはお世話になっています。


銀行:三井住友銀行


銀行:三井住友銀行に行く細い道:この道が足がひっかかりそうで難所です。


郵便局


安藤忠雄のマンション通り


1.帰り道


2.帰り道:線路沿い


3.帰り道:路地 下り坂でデコボコしていて危険個所です。


4.帰り道:路地 ここも下り坂でデコボコしていて危険個所です。


 いつもの”街歩き・道歩き”がフランス料理のコースとしたら今日の街歩き・道歩き - ”37/108 仙川”を例えるなら、B級グルメのお好み焼き、ラーメンの味といったコースですね。この日常の味、健康な時出来ていた日常生活を取り戻すことが、これからの私にとって最大、重要なことと実感した一日となりました。(9)買い出し:スーパー、ドラッグストアで日用品の買い出しができるようになる。今年一年かけて達成させたいと思います。



1月11日 3.街歩き・道歩き - ”38/108 江戸東京博物館” 大浮世絵展 

以前から行ってみたかった”江戸東京博物館”です。この日は、仙川まで歩くことが成功しましたので”江戸東京博物館”での”江戸東京博物館開館20周年記念特別展‐大浮世絵展”を楽しく見て気分がよい一日になりました。東海道五十三次を見ていましたら旅行をした気分になりました。きっと、江戸時代の人達も同じ思いをしたことでしょう。
展示会を見学に来ている人が多く浮世絵をそばで、ゆっくりと見ることができなかったのが残念でした。

スタート 両国駅:展示

 
両国駅:オブジェの展示


両国駅の外:徳川家康の像




4.1月18日  ”38/108 明治生命館” ~銀座・並木通り

日比谷通りにある”明治生命館”です。日比谷通りにある”明治生命館”に行きその後は銀座・並木通りを歩いて汐留終点のコースです。歩いていると太陽の日が暖かく、気持ちも明るくなりうきうきした気分になりました。春の予感を感じましたね。この寒さも、あと二ヶ月くらいの我慢です。

大手町駅上のパレスホテルの生け花


スタート:大手門


お濠の鳥


通りの奥に東京駅が見えます


日比谷通りのお花


明治生命館


明治生命館が竣工したのは、1934年(昭和9年)3月のことです。戦時中の金属回収、東京大空襲、そして終戦後にはアメリカ極東空軍司令部(FEAF)として使用するためにGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)に接収され、米・英・中・ソの4カ国代表による対日理事会(ACJ)の会場として使用されるなど、昭和の激動を乗り越えてきた明治生命館には、そのすみずみにまで時代の記憶が刻印されています。

明治生命館では1階店頭営業室や、対日理事会の会場となった2階会議室をはじめとする執務室、応接室などの文化的価値の高い主要室を見学しました。また、資料・展示室にて明治生命館の建築、明治生命館の建設に携わった人々、明治生命館の歴史についてもわかりました。

明治生命館内部


明治生命館内部


明治生命館内部天井装飾


明治生命館内部大理石の床


明治生命館内部床の化石:アンモナイト



明治生命館内部窓からの眺め


明治生命館内部窓からの眺め


明治生命館内部照明


明治生命館内部照明




明治生命館の見学が終わった後は、銀座・並木通りを歩いて汐留まで行きました。

お濠の白鳥


銀座並木通り

今日は歩行の訓練をしながら歩きました。銀座は傾いている道があり歩き難いですが、よい訓練になりました。



カエル


恵方巻きの季節



5.1月25日: 銀座ギヤラリー巡りコース
 
銀座には、画廊とかギヤラリがたくさんあります。大きな美術館と違い作品をそばでじっくり眺めるごとができます。
このコースの道は日比谷地下鉄駅から地上まで、階段を上り下りする箇所が多く、地上に上がると銀座の歩道は傾いていて注意して歩かないとバランスを崩し倒れてしまいす。
 また、。お買い物、遊びに来ている人が多く、注意していないとぶつけられます。左足や周囲に神経を使う私にとって難易度の高いコースですね。このコースを苦もなく歩いて楽しんで歩けるようになったら私は本当に復活です。難易度の高いコースでしたが歩いていて心が躍るコースでありました。

日比谷駅上の交差点スタート:


ソニー通りのお花屋さん


1.銀座メゾンエルメス フォーラム


2.シャネル・ネクサス・ホール


  シャネルマーク


  シャネルマーク


3.ミキモトの鶴のディスプレイ


銀座通り:松屋銀座あたり


銀座和光のディスプレイ


ルイ・ビトン


ブルガリ


三越のライオン


■ 展覧会

1月11日: 江戸東京博物館開館20周年記念特別展 大浮世絵展


 展示会説明:出典 大浮世絵展サイトより
 浮世絵の誕生を準備した近世初期風俗画から、大正・昭和に制作された新版画に至るまでの、浮世絵とそれに関連する代表的な作品を、日本国内及び世界各地から一堂に集めて紹介します。菱川師宣「見返り美人図」、葛飾北斎「神奈川沖浪裏」など、誰もが一度は目にしたことのある極めて有名な作品を始め、歌川広重、東洲斎写楽、歌川国芳等の著名絵師の作品を展示し、まさに“浮世絵の教科書”ともなるべき展覧会です。

江戸東京博物館内:展示


江戸東京博物館内:展示


江戸東京博物館内:橋がありました。


江戸東京博物館内:橋を渡りました。


江戸東京博物館内:橋の模型


江戸の町屋:イベントコーナーになっていました。


江戸の本屋


江戸両国辺り


江戸の髪型


歌舞伎:助六


歌舞伎衣装


東京:明治の頃の銀座の街並み模型


7階展望コーナーからの眺め



1月25日: 展覧会:クリスチャン・ボヌフォワ展 Christian Bonnefoi


説明:
エルメス財団は、フランスを代表する作家の一人であるクリスチャン・ボヌフォワの展覧会を開催。ボヌフォワは1948年生まれ。美術史家としてそのキャリアをスタートさせましたが、1970年、パリのグラン・パレでのアンリ・マティス展で出会ったレリーフ状の彫刻《Dos(背中)》に衝撃を受け、画家を志すようになりました。
絵画の実践者を自負するボヌフォワは「わたしは、「マティスの《Dos(背中)》の正面が見たくてかれこれ30年以上も努力してきたことに気づいた」と語っています。フランス国内ではパリのポンピドゥー・センターをはじめ、マティス美術館などで大規模な個展が開催されてきました。
絵画の物質的側面に着眼し、透過性のある素材などを使いながら、自立したオブジェとなることを目指したボヌフォワの制作活動は、タブローの構成要素である表面、支持体をいったん解体し、再構築する60年代末に起こったフランスの芸術運動「シュポール/シュルファス」の影響も受けています。ミニマリズムの文脈にも繋がるそのストイックな作品は、伝統的な絵画への問いを、物理的かつ哲学的に追求しています。

日本では初個展となる本展覧会では、ミニ・レトロスペクティブ(回顧展)形式を取り、ボヌフォワの代表的な作品をシリーズごとに紹介いたします。《バベル》、《ユリイカ》、《背中》といった年代を重ねて繰り返される作品や、《銀座の上空の黄道十二宮の星座》といった新作。
会場構成は、気鋭の若手建築家・中山英之氏が担当。フォーラムの空間を白い壁によって軽やかに再構築。

1月25日: 

展覧会:『TIMEQUAKES 時のかさなり』 - サビーヌ ピガール


パリを拠点に活動するアーティスト、サビーヌ ピガールによる連作『TIMEQUAKES 時のかさなり』を、日本で初めて一般公開。
この連作は、2011年3月に起きた東日本大震災の際に、ピガールが経験した混乱からスタートしています。彼女は物質的破壊を一時的な堆積と解釈し、15世紀から17世紀にかけての宮廷肖像画と現代の肖像写真とを組み合わせ、さらに、何回かの日本滞在中に撮影した夜の東京の抽象的な写真と融合させるというユニークな取り組みに挑みました。ここでは、ファン エイクやラファエロ、ダ ヴィンチやクルーエといった巨匠たちの作品が、彼女の着想の源というよりも、絵の素材そのものになっています。これらの作品を流用することで、ピガールは時間の圧縮を進め、思い出の層を次々と重ねながら、私たちの歴史遺産を見直し、構図や配置を駆使してさまざまに組み合わせていきました。こうしてできた作品はコラージュのように異なる時代の層を見せ、私たち一人一人の心に、不思議な親近感をもって響く現代の作品となったのです。そして、この親近感こそが作品に非時間性を与えています。
これらの合成肖像は、パワフルな肖像のツールである絵画と写真という二つの表現媒体をつなぐ橋となるとともに、肖像画と抽象画、過去と現在の芸術の架け橋ともなっています。

サビーヌ ピガール Sabine Pigalle
1963年、パリ生まれ、パリ在住。ソルボンヌ大学で文学を学んだ後、ファッション写真の世界に入り、4年間、ヘルムート ニュートンの元で働く。やがて探求はより個人的なものに向かい、造形写真の道に進むことを選ぶ。文学を専攻した経験が、言葉や、言葉と画像の組み合わせに関心を抱くことにつながり、また、ファッション界に身を置いた経験は、美や装いをテーマに問いかける連作に反映されている。さらに、絵画の歴史や宗教へのレファレンス、総体的な神話や個人がもつ恐怖など、様々なテーマを積極的に追求し、洗練された魅惑的な作品を創作している。東京では2006年に初めて個展を開き、2009年にはフランス大使館の旧庁舎内で開催された「No Man’s Land展」に出展。

1月25日: 「ターナーの版画 -御木本隆三コレクションより-」展

ラスキン文庫は、イギリスの思想家ジョン・ラスキンの研究者であった御木本隆三のコレクションを基として1984年に開設され、2014年に創立30周年を迎えました。文庫が所蔵しているラスキンに関する著作や資料等より、ターナーの版画を主とした作品合計約150点が展示されていました


2014年1月の記録

1.1月のトレーニング歩行距離:30.0km
2.記録更新: 
3.1月31日のタイム: 19分30秒
1月からのトレーニング累計歩行距離:30.0km

 まだまだ、寒い日、北風の日、雪の日が待ち受けています。この困難の壁を乗り越えるには、”不可能を信じない”と”挑戦をやめない”です。 私のリハビリは”自分の肉体と精神の限界への戦い、現代医学の常識への挑戦”です。努力していれば必ず、良いことがやってくるを信じます。

来月も”街歩き・道歩き”を楽しく歩いて、一日の終わりには美味しい食事とワイン、音楽、芸術・・・を楽しんで”私のこれからの挑戦人生は”バラ色”だ。2月は、梅の季節を歩きます。

訪問者の皆さまも体調を崩さないように注意してくださいね。 

挑戦者とカメラマン(妻)




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