【RED】 2011/01/29公開 アメリカ 111分
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、カール・アーバン、メアリー=ルイーズ・パーカー、ブライアン・コックス、ジュリアン・マクマホン、リチャード・ドレイファス
それは、アメリカが最も恐れた危険なオヤジたち…
ブルース・ウィリスにモーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレンと豪華キャストが集結した引退した超一流のスパイたちの活躍を描いたスパイ・アクション・ムービー。
引退生活を送る元CIAのエージェントがある襲撃事件をきっかけに、かつての仲間たちを集め伝説のチームを再結成させる。監督は『フライトプラン』『きみがぼくを見つけた日』のロベルト・シュヴェンケ。
『エクスペンダブルズ』もそうだけど“若いもんにはまだまだ負けねえ”とばかりに、こちらもお年寄りたち(失礼なっ)がガンバル、ガンバル!!
しかもこの4人が一つの映画で観られちゃうのはお得感っ。
なんか生き生きとしてて、きっと楽しんで撮影をしてたんだろうなぁと思われます。
ブルース・ウィリスは、電話で年金係のサラと話すのが楽しみの日々。
モーガン・フリーマンは、癌を煩い老人ホームで余生を送る。で、エロジジイ(笑)。
ジョン・マルコビッチは、隠れ家に住んでいる。過去に洗脳の被験者にされたことがありちょっとイカれていて..。
ヘレン・ミレンは元イギリスの元MI6諜報部員で素敵な洋館で静かに暮らす。
もう身体がなまってそうないいトシのオジサンオバサンが自分たちを狙う敵に、突如変貌してバズーカやロケットランチャーをぶっ放したり、ハデな銃撃戦を繰り返すところは観ていて気持ちが良かったです。ダテにトシくってはいない、若いもんより強いのなんのって(笑)
元MI6のヘレン・ミレンが愛した旧ソ連のスパイ(ブライアン・コックス)だったという所はニヤリ。
バレて相手に3発ぶち込んだというのがカッコイイな。だけど生きていて再会して軽いロマンスがあるのもニヤリ。
マシンガンをガンガン撃ちまくる所も憧れるな。
ちょっとイカレたマルコビッチじいさんは個人的ツボでした。
イカレっぷりも楽しかったし、ピンクのブタさんのぬいぐるみにはロケットランチャーが入ってたのには笑った。
お話はドタバタっぽいものを想像してたんですが、思ってたよりマジメでクールでしたね。
ちょっと粗さもあるんですが、こんな素敵なオジサンたちが頑張ってることもあって楽しめました。
★★★.7