今日は29日で「肉の日」・・・語呂合わせの記念日です。本当は2月9日が肉の日かな・・・?今日余り、書きたい話題がないので、これを選んだ。
肉といっても色々あるが、普通は、【牛肉】のことを言うよね。
【牛肉】は、良質なたんぱく質の供給源。
牛肉には脂質・たんぱく質・鉄が豊富に含まれており、特徴としては鉄が豚肉よりも多く含まれている事。肉に含まれるたんぱく質は私達の体を構成するのに不可欠な必須アミノ酸を含んだ良質なたんぱく質で抵抗力をつけるのに効果的。ただし動物的脂肪にはコレステロール上昇作用があるので食べ過ぎないよう、適量を摂取するようにする必要がある。(食育大辞典より)
よく日本人は、草食人種だなどと言われるが、古来、人間の食生活は肉食から始まったといわれ、日本人も古来食べていたのだが、仏教の殺生戎の影響による肉食禁忌は、一種の迷信化して長く日本人の食生活を縛っていた。それが、幕末の開国と共に来日した外国人が居留地などで肉食をするようになり、肉食は一挙に公然化した。このことは、私のこのBlog「明治天皇が初めて牛肉を試食 された日」にも書いてあるので見てください。兎に角、このころから、日本人が好んで肉を食べるようになった。しかし、肉は高いので、なかなか普段は食べられなかった。その肉が、今のように、安い価格で、毎日食べれるようになったのには、スーパーの影響が大きいね~。戦後、高くて食べたくても食べられない肉を、目玉に安く売り出したのが、スーパーのはしりのダイエーであった。ダイエーは、この肉の安売りを戦略にして、当時の庶民に人気を得たのである。そのダイエーも、今は落ち目であるが、功績は大きい。
最近、この肉の表示問題で色々問題になっていたが、最近は、BSE問題でアメリカ牛の輸入禁止をしていたのに対し、アメリカは、輸入禁止解除を要求。日本政府が国内で行っているのと同様の全頭検査をアメリカが行わない限り、輸入再開を認めない立場をとっていることに対し抗議しているのである。これは、少し、おかしい。買う側の国の消費者がそれを求めているのだから、売る方は、買い手の意向を組み入れて提供するのが当たり前である。
ただ、日本の場合は、何事においても神経質になりすぎて、外国人から見れば、何故、そこまで・・・と思うようなことも多いだろう。現に、日本で行われている消費期限などでも、アメリカなどと比較すると厳しすぎる面がある。それが、結局はコストを高めていることにもなるのだが、国民が、コストよりも、それを望むのならそうせざるを得ないだろう。
アメリカ産牛肉を日本が、アメリカの検査体制だけでは輸入できないといった場合、WTO提訴もちらつかせているが、横暴もはなはだしい。しかし、考えようによっては、アメリカ人だって、牛肉を食べて死にたい人が居るわけではなく、又、現行の検査体制の下で、アメリカ人がBSE問題で死んだという話を最近聞いたこともない。
アメリカと日本とは友好国であり、トラブルを避け、どちらの顔も立てて、上手く行くようにするには、輸入は認め、その代わりに、牛肉安心確認システム「トレーサビリティー」を、法律で義務づけ徹底すればよい。要するに、消費者に、アメリカ産の牛肉を買うか買わないかを選択させればよいのである。自由主義とは、そう言うものだろう。その代わり、選択するための確かな情報を与えるようにすればよいのである。
「トレーサビリティー」については、今や流通業ではダイエーにかわり、トップ企業となったイオンの、牛肉安心確認システム「トレーサビリティー」を見ると良く分かる。
そして、今までのように、表示を偽っていたような、悪質な業者には、厳しい罰則を与なければいけない。これからの消費者は、お上には、情報の開示をきっちりと求め、それ以外のことは何でもお上に頼らず、自分で選択し意思決定するようにしなければいけないだろう。それは、もう、牛肉の選択問題だけでなく、サラリーマンの年金問題にしても、自分の将来のための退職金をどう運用するかも自分で決めなくてはならない時代が来ているのと同じことである。これからの時代は、すべて、自己責任で行動する時代だと思う。
(画像は、食育大辞典より借用)
参考:
Apron 牛肉特集号|トップページ(全農ホームページ)
http://www.zennoh.or.jp/ZENNOH/TOPICS/APRON/0112beef/
Yahoo!ニュース - 日本のBSE対策
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/bse_measure_in_japan/
牛肉関連情報について(農林水産省ホームページ)
http://www.maff.go.jp/beef/top.htm
牛肉輸入、「日米関係に悪影響」 米国務長官が言及
http://www.asahi.com/politics/update/0319/006.html
アメリカ産牛肉の全面的輸入再開を望むあなた。 ...
http://kaikin.jp/
吉野家|米国産牛肉の輸入禁止措置に関する ...
http://www.yoshinoya-dc.com/news/bse_top.html
肉といっても色々あるが、普通は、【牛肉】のことを言うよね。
【牛肉】は、良質なたんぱく質の供給源。
牛肉には脂質・たんぱく質・鉄が豊富に含まれており、特徴としては鉄が豚肉よりも多く含まれている事。肉に含まれるたんぱく質は私達の体を構成するのに不可欠な必須アミノ酸を含んだ良質なたんぱく質で抵抗力をつけるのに効果的。ただし動物的脂肪にはコレステロール上昇作用があるので食べ過ぎないよう、適量を摂取するようにする必要がある。(食育大辞典より)
よく日本人は、草食人種だなどと言われるが、古来、人間の食生活は肉食から始まったといわれ、日本人も古来食べていたのだが、仏教の殺生戎の影響による肉食禁忌は、一種の迷信化して長く日本人の食生活を縛っていた。それが、幕末の開国と共に来日した外国人が居留地などで肉食をするようになり、肉食は一挙に公然化した。このことは、私のこのBlog「明治天皇が初めて牛肉を試食 された日」にも書いてあるので見てください。兎に角、このころから、日本人が好んで肉を食べるようになった。しかし、肉は高いので、なかなか普段は食べられなかった。その肉が、今のように、安い価格で、毎日食べれるようになったのには、スーパーの影響が大きいね~。戦後、高くて食べたくても食べられない肉を、目玉に安く売り出したのが、スーパーのはしりのダイエーであった。ダイエーは、この肉の安売りを戦略にして、当時の庶民に人気を得たのである。そのダイエーも、今は落ち目であるが、功績は大きい。
最近、この肉の表示問題で色々問題になっていたが、最近は、BSE問題でアメリカ牛の輸入禁止をしていたのに対し、アメリカは、輸入禁止解除を要求。日本政府が国内で行っているのと同様の全頭検査をアメリカが行わない限り、輸入再開を認めない立場をとっていることに対し抗議しているのである。これは、少し、おかしい。買う側の国の消費者がそれを求めているのだから、売る方は、買い手の意向を組み入れて提供するのが当たり前である。
ただ、日本の場合は、何事においても神経質になりすぎて、外国人から見れば、何故、そこまで・・・と思うようなことも多いだろう。現に、日本で行われている消費期限などでも、アメリカなどと比較すると厳しすぎる面がある。それが、結局はコストを高めていることにもなるのだが、国民が、コストよりも、それを望むのならそうせざるを得ないだろう。
アメリカ産牛肉を日本が、アメリカの検査体制だけでは輸入できないといった場合、WTO提訴もちらつかせているが、横暴もはなはだしい。しかし、考えようによっては、アメリカ人だって、牛肉を食べて死にたい人が居るわけではなく、又、現行の検査体制の下で、アメリカ人がBSE問題で死んだという話を最近聞いたこともない。
アメリカと日本とは友好国であり、トラブルを避け、どちらの顔も立てて、上手く行くようにするには、輸入は認め、その代わりに、牛肉安心確認システム「トレーサビリティー」を、法律で義務づけ徹底すればよい。要するに、消費者に、アメリカ産の牛肉を買うか買わないかを選択させればよいのである。自由主義とは、そう言うものだろう。その代わり、選択するための確かな情報を与えるようにすればよいのである。
「トレーサビリティー」については、今や流通業ではダイエーにかわり、トップ企業となったイオンの、牛肉安心確認システム「トレーサビリティー」を見ると良く分かる。
そして、今までのように、表示を偽っていたような、悪質な業者には、厳しい罰則を与なければいけない。これからの消費者は、お上には、情報の開示をきっちりと求め、それ以外のことは何でもお上に頼らず、自分で選択し意思決定するようにしなければいけないだろう。それは、もう、牛肉の選択問題だけでなく、サラリーマンの年金問題にしても、自分の将来のための退職金をどう運用するかも自分で決めなくてはならない時代が来ているのと同じことである。これからの時代は、すべて、自己責任で行動する時代だと思う。
(画像は、食育大辞典より借用)
参考:
Apron 牛肉特集号|トップページ(全農ホームページ)
http://www.zennoh.or.jp/ZENNOH/TOPICS/APRON/0112beef/
Yahoo!ニュース - 日本のBSE対策
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/bse_measure_in_japan/
牛肉関連情報について(農林水産省ホームページ)
http://www.maff.go.jp/beef/top.htm
牛肉輸入、「日米関係に悪影響」 米国務長官が言及
http://www.asahi.com/politics/update/0319/006.html
アメリカ産牛肉の全面的輸入再開を望むあなた。 ...
http://kaikin.jp/
吉野家|米国産牛肉の輸入禁止措置に関する ...
http://www.yoshinoya-dc.com/news/bse_top.html
やはり米の圧力に小泉ポチは負けそうですね。プリオン自体まだはっきり解っていない。当然BSEも解らない部分が多い。それなら現在出来得る限りの検査をするのが食の安全だと思います。よしんば20ヶ月未満は大丈夫で会ったとしても、アメリカのような大雑把な方法で牛の月齢は判断できませんし、飼料も実にエエ加減です。アメリカ国内でも?の説が出ているのに・・・。ブッシュの背後の南部の食肉業者の圧力が強いのでしょうね。
それにしても、今頃の消費者団体はおとなしいですね~。うんともすんとも言わない。
国民は、自分のことは自分で守るようにしなきゃ~しょうがないでしょうね。
>これからの時代は、すべて、自己責任で行動す る時代だと思う。
同感でございます これには私達は何事にも自分で判断できます目を養わなければなりませんわ
人任せでなくお勉強しなければいけませんわね
脳細胞の活性化にも繋がり一挙両得と思いましょうか(笑)
一国の総理 その責務はいかばかりか・・・本当に大変なことと思いますわ でも日本国民の総大将といたしましてその地位にございますからには
一点の曇りもなく国民のためのご判断いただきたいですわね(微笑)
そんな国は、結局は米国の言いなりになってしまうだろう・・・防衛策としては、国民が賢くなり、自分で何事も的確な判断をして、行動するようにしなければ仕方がないだろう。