今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

缶ジュース発売記念日

2006-04-28 | 記念日
今日(4月28日)は、「缶ジュース発売記念日」
1954(昭和29)年、明治製菓が日本初の缶入りジュース「明治天然オレンジジュース」を発売した。
そして、1957年1月、明治製菓発売の「明治天然オレンジジュース」の缶の上部にオープナーが付いた「オープナー付缶ジュース」が発売され、缶切りがなくても、いつでもどこでも手軽にジュースが飲めて評判に。自販機が普及する昭和40年代まで、ジュースは"ビン詰め"が圧倒的多数であった。缶の最初は、現在のようにタブで簡単に開くスタイルではなく"缶詰"ジュースで、缶詰の缶同様に開けるところがなかったので、小型のオープナー(尖った 小さな缶切り)が附属しており、それで上に口を付けて飲む箇所と空気を入れる箇所の最低2箇所の穴を開けて飲むスタイルだった。その後、タブ付になったが、昔のものはリング部分を持ってムキッと外すタイプで「プルタブ」といった。現在のものは、環境保護のため、タブ部分を起こして戻すタイプは「ステイオンタブ」と言い、缶のフタがついたまま残る方式になっている。
ジュースの英単語としては、果物や野菜の絞り汁のことであるが、昔は、「ジュース」とは名ばかりの、「着色砂糖水」といったようものも売られていたが、このごろでは果汁100%のものが主流になってきた。日本国内において、1971(昭和46)年に公正競争規約が制定され、今では、果汁100%のもの以外は、「ジュース」という名称で販売できないことになっており、それ以外はソフトドリンクという。1971(昭和46)年に公正競争規約が制定される前は、無果汁でも堂々と「果汁ジュース」と書かれている商品すらあった。
それと、この「100%ジュース」といっても、2種類あり、果汁を搾って、そのまま製品化したもの(「ストレート果汁」)と、いったん濃縮した果汁を薄めて、計算上100%にしたものがある。
これを「濃縮果汁還元」というが、水分をある程度蒸発させることによって、容積を減らし、保管・輸送費などを節約するために開発された技術。濃縮果汁還元のものは、輸入されてきた濃縮果汁を薄めて作られており、濃縮する際、どうしても香りが飛ぶようで、香料などを添加するのが普通だとか。そのため、飲み比べると、ストレート果汁の方が美味しいだろう。 このオレンジ果汁の輸出では、ブラジルが最も有名のようだ。
それと、パッケージに果物の切り口の絵や写真も果汁100%のもの以外は使ってはいけないことになっている。
ところで、缶ジュースの内容量表示には、グラムとミリリットルがあるが、なぜか知っている?。詳しくは以下参考の「缶ジュースの内容量表示」(農林水産消費技術センター)を見てほしいが、ミネラルウォーターやウーロン茶のように糖類の入っていない飲料の場合、常温では比重が概ね1なので、内容量はグラム表示でもミリリットル表示でも同じ数字になるが、ジュースなど糖類が含まれている飲料では、比重が1より大きいので、内容量はグラム表示とミリリットル表示とでは違う数字になる。例えばオレンジジュースの場合、概ね比重が、1.05なので、体積が200ミリリットルのとき質量は210グラムということになる。缶飲料でもコーヒーなどはグラム、清涼飲料水はリットル表示が多いのは、コーヒーなどは熱した状態で缶詰され、冷めたときに容積が減ってしまう為の処置らしい・・・。
私は毎朝パン食なので、このごろは、健康のために毎朝家で、野菜と果物のジュースを作って1杯飲んでいるが、外では、買ってまで缶ジュースやコーヒー缶などは飲まなくなったな~。
外で買って飲むのは、糖分などの入っていないウーロン茶や麦茶、ミネラルウオーターなどだけだ。ウーロン茶や水は健康のため、1日2Lは最低飲むようにしているが・・・。
(画像は、日本初缶入りジュース。明治製菓HPより)
参考:
ジュース - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9
日本果汁協会
http://www.kaju-kyo.ecnet.jp/MyPage/menu1.html
明治製菓
http://www.meiji.co.jp/
暮らしの疑問:「缶ジュースの開け口は、なぜ左右非対称?」
http://www.home-tv.co.jp/entame/gimon/10920/index2.htm
缶ジュースの内容量表示(農林水産消費技術センター)
http://www.cfqlcs.go.jp/administrative_information/public_relations_magazine/kouhousi/question_and_answer_of_food/qa51.htm缶缶辞典
http://www.cancanziten.com/

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2 コメント

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缶ジュース (Linda)
2006-04-29 20:13:23
よーさん、こんばんは。

缶切りがついたジュース、ありましたねー。

それから、プルタブからステイオンタブに変った時に飲み物の中に缶の蓋の外側の部分が浸かるので気になりました。でも、今は平気になっていますね。あまりにも埃がついているようなものはティッシュで拭きますが。
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最近は便利になりましたね (よーさん)
2006-04-30 06:43:50
Lindaさん、昔は、缶詰のような缶に入っていましたね~。最近は便利になりました。でも、私は、最近は、お茶屋、水以外のジュースとかその他の清涼飲料水は本当に飲まなくなりました。なにも、特別節制をしているわけでもありませんが、最近は、そのようなものを飲みたくなくなったのです。
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