滝番小屋

新城市出沢と鮎滝の近況を紹介、その他雑感を少々。

七久保_解体完了

2020年01月31日 | 瑠璃光浄土

;2019-12-27

;2020-01-30

七久保の解体工事が終了した。
太田邸・祈祷所・道場・倉庫すべて解体、撤去された。
あの大きな家があったと思うと意外に敷地が狭い。
石垣と鉄骨で斜面を上手く利用し、建ててあったのだ。
60年近く前に建てたのを思うと頭が下がる。

色は匂へど 散りぬるを・・・
諸行は無常と、お釈迦様に云われなくても分かっているが
いざ無くなってみると寂しい。
ポッカリ空いた心の穴はそう簡単には埋まらない。

■解体を請け負った三州さんのOPの話。
準備も済んで、仕事を始めようとすると、
後ろで「おーい・・、おーい・・」と呼ぶ声がする。
誰か呼んだと思って振り向くと、誰もいない。
また始めようとすると、また呼ばれる。
同僚にからかわれたと思ったが、誰も呼んではいないという。
そういえば声がした方には誰もいない筈だ。
かまわず仕事をしていると、だんだん頭が痛くなってきて手も痺れてきた。
早めに仕事を打ち切り医者に行くと、脳梗塞だと言われたそうだ。
幸い軽かったので、大事には至らなかったが、そのOPはもう七久保に
行くのは嫌だと言ったので、OPを交替するのに時間がかかって
工事が遅れてしまったとのこと。(呼ばれたOPは40代半ば)

その話を聞き、欣丈さんが何か言いたいことがあるなら、
自分が聞くしかないと思い、解体中何度か七久保に足を運んだが、
ついぞ呼んではくれなかった。
もしかしたら、あの石のことだったかも知れぬと勝手に解釈。

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七久保の不思議な石

2020年01月23日 | 瑠璃光浄土

■2019-10-27;七久保(太田宅)

寒狭峡にまつわる伝説を掘り起こそうと集めた資料の中に、
七久保に伝わる『不思議な石』という昔話があった。
その話を読んで、

『どおだ、よっちゃ、この石はワシが山で掘ってきた石だ。人の顔に見えんか?』
欣丈さんが、庭の石を指して、したり顔で言っていたのを思い出した。
・・・もう四十年以上前のことだ。

七久保の解体の話を聞いたとき、真っ先にその石の事が頭に浮かんだ。
おそらくあの石のことは自分しか知らないだろう。重機に踏まれて
壊されたりしては忍びない。自分も七久保とは縁がある、
何とかせにゃあならんと思い、浩勝さんに申し出て自宅で預かることにした。

10月27日、お不動様のご縁日の前日(この日、お不動様の移転先の観真寺で、
入魂供養が行こなわれた)、一人ではちょっと重すぎると、娘と一緒に
七久保に行き、昔話に倣い南京袋に入れて自宅まで運んだ。

;2019-11-01;橋詰(自宅)

せっかく七久保から此処まで出てきたのだから、見晴らしのいい場所が
いいだろうと、予め決めておいた南西の裏鬼門に鎮座して、
我が家を見守って貰うことにした。新しい居場所に満足し、
微笑んでいるように見えるのは気のせいか?。

この石は、昔話では何でも願い事を叶えてくれる事になっているが、
今の自分には大した願いはない。せいぜい『家内安全』か『無病息災』ぐらいだ。
それにしてもこの石、七久保の山の上に埋まっていたのに、
欣丈さんと縁を結び、欣丈さんの庭に五十年鎮座、そして今こうして
橋詰の我が家に納まることになった、不思議といえば不思議な石だ。

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花の木ダム修繕_水中コンクリート

2020年01月20日 | 出沢

花の木ダムの修繕工事も佳境に入り、水中での作業となった。
今の時期に水に入って仕事をする・・考えただけでも震えがくるが、
潜水夫の話では、ドライスーツの性能が良くなったので、
外の作業とさほど変わらないそうだ。
とは言っても、この潜水服を着て水中で作業するのは重労働だ。
誰にでも出来ることではない。お疲れ様。

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牛島屋の鹿とにらめっこ

2020年01月14日 | 檻クラブ

牛馬屋の箱罠に♂鹿≒80㎏
立派な角を戴きました。

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舟着線が新城ラリーコースに追加

2020年01月09日 | 地域

今年は舟着線がラリーコースに追加されたため現地調査。
雁峰・愛郷線に比べれば、管理が行き届いていて状態は良い。
タイヤショベルで枝葉を片付け、清掃車を走られれば問題なし。

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