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大谷翔平語録㉜ 二刀流への覚悟

大谷翔平語録
六・二刀流への覚悟

ここまで頑張ってきましたし、もっともっと高く行けると思っているので、まだまだ頑張りたいと思っています

メジャーでの二刀流に懐疑的な目を向けられたことが2度ある。1度目は1年目のシーズン開幕前、2度目は3年目を終えた後だ。ただ文脈は違った。

1度目は主に技術面に対する懸念で「打撃は高校生レベル」などと酷評されたが、開幕してすぐにトップレベルの才能を示した。

米メディアの大半が、打撃面での能力の高さは予想以上だったことを認めた。
2020年の3年目シーズンを終えた時、懐疑論は「シーズンを通して、怪我無く二刀流が出来るのかどうか」に変わった。

 メジャー挑戦前の2017年から3年連続で手術を経験し、2020年シーズンは短縮60試合の中で故障が再発した。4年目は二刀流を今後も継続できるかどうか瀬戸際のシーズンだった。

MVP受賞でも満足していない

 大谷自身には、その声に対する「覚悟」はあったのか。当時の言葉を並べると、必ずしもそうではなかった。むしろ「1年1年の積み重ね」の中に4年目もあると認識していた。4年目となる2021年シーズンのキャンプイン初日二刀流でプレーする自信と投打で結果を求められることに対するプレッシャーにについて問われた。

特別にすごくというのはないですけど、1年目ももちろん、どこまでできるかもわからなかったのでプレッシャーというのはなかったですね。楽しみの方が高かったですけどね。結果はついてくるものしかないので、そこは頑張る以外しかないですけどどうにもできないですけど、その頑張りで使いたいなと思ってもらえるように、1年1年やるしかないかなと思います

 2021年4月26日、1072日ぶりに白星を飾った。二刀流で見返したいという気概はあったのか。覚悟を問う質問には淡々と答えた。
あんまりそういうのはないですかね。もちろんいい試合もあれば、悪い試合もあるのでその1試合の捉え方で二刀流で十分なパフオーマンスができた、できないという訳ではないと思うので

1試合で何かが変わるということはないので。何事も積み重ねですし、1試合1試合ショウヘイが出ているゲームは何とか勝ちになる試合が多いなって思ってもらえるように、そういう仕事が1打席1イニングでもできるようにやっていきたい

 周囲の見方とは違い大谷には背水の陣の様な切羽詰まった意識はなかった。


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