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大谷翔平語録㊸第3章ライバルと仲間の存在

大谷翔平語録㊸
第3章
ライバルと仲間の存在

一・ライバルが自分を高める

個人的には本塁打王を意識しながらやりたい

名勝負を楽しむのは見ている側だけではない。大谷自身も強者との対戦を楽しみながら、シノギを削ってきた。本塁打王やMVPを争った屈指の強打者たちを敬い、学び、自らのレベルアップにつなげた。
その一人がブルージエイズのウラディーミル・ゲレロjr.内野手だ。2021年シーズン、大谷はゲレロと本塁打王争いを繰り広げるも終盤で逆転され、タイトル獲得はならなかった。

 同年8月、このゲレロとリアル二刀流で直接対決の機会があった。試合後、ゲレロとの対戦の話題になると大谷の表情が和らいだ。
楽しかったですね。ブルージェイズ打線、全体的に言えることですけど、いいバッターが多いですし、粘り強いバッターがやっぱり多いので。その中でも中軸を打っているバッターはトップクラスの選手ばかりじゃないかなとは思うので、すごく楽しかったな、というのが印象的
ライバルとの切磋琢磨
そして、こんな発言もしている。
個人的には本塁打王を意識しながらやりたいと思っているので、その中で1打席1打席、冷静に打てれば必ずいい結果が残ると思います
シーズン終盤の1か月は本塁打王を意識しながら打席に立っていた。大谷がシーズン中に個人タイトルの獲得について意思表示することは、極めて珍しい。
いいバッターの人たちと競っているので、単純にそういう人たちと競り合いながらやれること自体、まず少ない機会だと思うので意識しないと勿体ないなと思いますね
数字やタイトルを意識しながらも冷静さを保つことが求められた。

チームの勝利に貢献できるなら自然と集中力は上がるだろうが、そうではない状況だった。プレーオフ進出が望めない中で、モチベーションのコントロールも難しかったはず。だからこそ、タイトルを意識することに意義があったのだろう。
最終的には、ゲレロとロイヤルズのべたラン捕手サルバドール・ペレスの二人が両リーグの本塁打王を獲得した。
ただ、何事も経験。シーズン後に大谷は、両者との戦いを前向きに振り返った。
ペレスはオールスターでも組みましたし、ゲレロ選手もそうですけど、とても謙虚で素晴らしい選手。グラウンドの外でも謙虚で人としても素晴らしいなという印象でした。プレーヤーとしてもすごく刺激を受けていますし、打撃なんかは見ていて、とても勉強になる部分がたくさんあるので、いい刺激を貰って1年間、野球が出来ていると思っています

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