凄い将棋、羽生三冠が勝った。将棋名人戦第１局

　インターネットで観戦していたが、所用とインターネット回線が不調とかで最後が見られなかった。
　おまけにＮＨＫのＢＳプレミアムのまとめの放送も録画ができなかった。
　午後６時の放送終了時は、指しやすかった筈の羽生の攻めを森内名人が、鉄板流の本領を発揮しバラバラ金銀を終結させ守りに徹したので、羽生の攻めが切れ森内ペースになってきたと思ったところで放送は終わった。「これはやばい」羽生が負けたと思った。何分、何十年来の羽生贔屓の小生、森内も好きな棋士だが、名人戦での４連敗はしてほしくなかった。

　日付が変わってから、将棋連盟のホームページを見たが、まだ何の記載もない。毎日新聞のニュース欄ならと思い閲覧したら、「挑戦者の羽生三冠が先勝」という見出しが見つかった。読んでみると、阿久津８段の「長いねじり合いの中で、羽生挑戦者の細かい攻めを繋げるうまさが光りました」というコメントが出ていた。今回の将棋は、いわゆる定跡形の将棋ではなく、それぞれの局面においての読みと読みの競い合いで、凄い将棋だったと思う。
　でも、こんな２人の脳はどうなっているのだろう。健康状態が良い時なら、電脳戦でも負けないと確信した。

　羽生が勝ったので、またブログを書く気になった。