「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

ケーナの音色が響く丘・・ラマの岩山-バイオパーク(6)

2007年01月31日 | Photo Album


ここバイオパークの中心に位置するのがラマの岩山。
ラマをはじめ多くの動物が生息する。

ラマの岩山付近一帯には、サイモン&ガ-ファンクルの名曲「コンドルは飛んでいく」で
有名になった楽器、ケーナの音色が響きアンデスの雰囲気を漂わせています。

バイオパークのマスコットキャラクター「ラマボーイ」はこのラマがモデルだそうです。
アンデス広場から見る岩山は最もバイオパークらしい景観の1つで、記念撮影ができる場所もあります。

ラマは怒ると食べ物を吐きかけますが、吐くものがなくなると、その場に座り込んで動かなくなるそうです。

なんか俺に似てるなー





ここのシロサイはいつ見ても寝てばかりいます。こいつも俺に似てるなー 

シロサイにはキタシロサイとミナミシロサイの2つの亜種があり、バイオパークではミナミシロサイを飼育しているそうです。
この2頭はペアで、雄はアメリカのサンディエゴ動物園生まれ(1977生)、名前は「ドカチン」と言います。
くれぐれも「デカチン」ではありません。いいですか「ドカチン」ですね。はい!!
雌は南アフリカで生まれ(1970生)、名前は「イチコ」と言います。かわいい名前ですね。




ラストはシマウマ、正式にはグラントシマウマ、本当に頭の先から足の先まで見事な縞模様ですね

この見事な縞模様は私たちの目にはとても目立ちますが、アフリカの草原ではこれが迷彩色の役目を果たし、
なかなか発見することはできないそうです。

また、夏場の暑い時期になると、横になって寝ることがあるので、お客さんによく死んでいると思われることが
あるそうですが(こいつも俺とそっくりだ)、眠っているだけだそうですから安心してくださいね。



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ワラ灰転じて福となす・・・完成間近

2007年01月29日 | 釉薬


先週1月22日の記事の続編である。

限られた体力の中でこういうことばかりしていて一向に作品作りは進まない。
「釉薬できて、かける器無し」何にかけるのって感じです。



前日の晩、家内がやっと一息ついたところで、何とかなだめすかして布団のシーツを二つ折りにして
両脇をミシンで縫ってもらい、口に紐を通して師匠伝授の大きな給食袋の完成!!



先週ジューサーミキサーにかけて、最終水簸作業をしたものを、上水だけを流す。



上水を流し終えたポリバケツの中身を、舟(セメントをこねるプラスチックの箱)に
先ほどの大きな給食袋をかぶせたものにドボッと移す。

先週ミキサーに掛けてワラ灰も、めが細かく、なかなか水も濾されず、その間家内と抱えていて
その重さが腰にこたえた。
重くてどこにも吊るせない。一週間もすると、このことが嘘のようにまるで羽根布団の羽毛のように軽くなる。
こんなに多くの水がコーヒーカリタのようにポタポタと落ちる。
最初は真っ黒だが次第に透明になっていく。
根気強く待って少し軽くなったところで、やっと干し場の柱に紐をくびりつける。



「なんかぁ~、ふんどしみたい!」って声も聞こえますが・・・・・

今日の作業はこれにて終了!!湿布を腰に張って、後は自然乾燥を待つ。

残る作業は、ある程度乾燥したところで先ほどの舟に広げて、完全に乾燥させ自家製高級天然ワラ灰の出来上がり!!
のはず。

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ケーナの音色が響く丘-バイオパーク (5) 

2007年01月24日 | Photo Album

ここ数日、陶芸ネタが続き、しかもワラ灰がどうのこうのと訳わからん話ばかりでしたので、
今日はゆっくり動物園でも散策いたしましょう。

ここまで人間が接近しても警戒しない人懐っこい「コモンリスザル」、
それでも動きが素早く、見た目にはリスに似ていることからこの名前が付いたそうです。
毎年夏から秋にかけて出産し、子どもははじめ母親の背中にしがみつき、
1ヶ月もすると少しずつ母親から離れて遊んだりするそうです。人間も同じかな?
ときどき遊びに夢中になって母親を見失い、高い声で母親を呼ぶ姿も見られるそうです。






可愛いしぐさで愛嬌のある人気者、「レッサーパンダ」、
雌のリンリンは千葉動物園の直立する風太くんのひいおばあちゃんだそうです。
そんなに高齢なんですね。驚きました。だから動きがおっとりしてるのかな?



こちらも愛嬌が売りの「アライグマ」、例のあの食べる前に水で洗うような仕草で話題になりましたね。
テレビやアニメでもよく見る光景ですね。木登りが上手で、木の幹の高い所にある洞や岩のくぼみに巣を作るそうです。



下の写真はハヤブサやタカ、フクロウなどの猛禽類が遠くの場所から、指先のエサ(肉片)をめがけて
実際に飛行するフライトショーのシーン。何とか着地寸前の写真が撮れました。







飼育員のお姉さんお疲れさんでした。

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自家製天然ワラ灰・・近日完成

2007年01月22日 | 釉薬

昨年10月17日にポリバケツで水に浸し、アク抜きとアルカリ成分の除去のために
上水の交換を繰り返すこと3ヶ月、ついに水簸作業も最終工程に突入した。

午後クラブ活動から帰った次男坊を捕まえて顔も服も真っ黒になって、ポリバケツ第1号の上水を抜いた
ものをジューサーミキサーに掛けた。
私自身は乾燥後にワラ灰をミキサーに掛けるものと思っていたが、そこへ師匠から適切なるアドバイスが届いた。
そのアドバイスを実行したものだ。



ポリバケツの上水を抜いて実質1/3の量のワラ灰。
1月15日の記事のポリバケツの数、この作業を繰り返すのか思ったら正直ウンザリしてしまった。



陶芸教室時代のお仲間の奥様から頂いたジューサーミキサー。今回、大変活躍してくれた。



ミキサーを終えたワラ灰。再びポリバケツに戻され最後の水に浸される。
来週の最終作業はもっと大変だ。
布団のシーツで濾して吊るして乾燥。水を含んだ段階では重い。乾燥するとまるで羽根布団、うそのように軽い!!

グチを言いつつ、その後に待ち受ける途方もない喜びに思いをはせる 

そして今朝、このワラ灰の手配をしてくれたゴリさんから、今度は知人が開墾して伐採した樹木を燃やしているが、
混合の木灰は要るか?との電話があった。
喜んで「要る」と答えた。
またまたポリバケツの数が増えるぞ!!


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夫婦喧嘩を招いた夫婦湯呑

2007年01月19日 | 陶芸作品




昨年11月も下旬の事であった。
度々、ワラ灰をポリバケツで届けてくれるゴリさんから一通のメールが届いた。
タイトルは「夫婦湯呑の注文」、内容は「・・・ところで、常々世話になっている知人夫婦に、
湯呑をさし上げたいと思っております。 藁灰を使ったものであれば、形などはお任せします。
(素朴なものが好み) 気が向いたときに作ってくだされ。」
というものであった。

私はすぐに、この知人夫婦というのがいつもゴリさんに稲藁を譲ってくださり、
またその稲藁を焼却する畑を貸してくださるご夫婦だとピンときた。
真実は未だに分からない。その事にはお互い触れていない。


素朴なものと言われても素人の私には何を作っていいのやら・・
でもとにかく水簸作業中のワラ灰を一部乾燥させ藁白釉を作った。
湯呑はロクロではなく久しぶりに手びねりで作る事にした。
そして全体に藁白釉を掛けてみたが、素朴すぎるのもと迷った挙句に、ご主人用に織部を流し(上)、
奥様用に瑠璃を流してみた(下)。同じ色もなんなのでと2色に分けたのだが、これが喧嘩の原因だった。
そうやって出来たのが写真の2客の湯呑。





そして先日ゴリさんが取りに来て、翌日ご夫婦に渡したらしい。

昨日ゴリさんが来て聞いたのだが『往生したばい、あの湯呑をお礼にと渡したらその場で、
奥さんが「こいがうちんと!!」、 ご主人に「あんたがそいで飲みなさい!!」、
ご主人も負けずに「ばかがこのー、こいがおいがとくさ!!」と夫婦喧嘩   が始まり、
収拾がつかなくなった』との事。

ゴリさんが「あんた達もみたんなか、そがん事で喧嘩しなんな!!」と何とかなだめすかして収めたらしい。

その話を聞いてつくづく考えた。素人の私が湯呑を2個作って、嫌われた方はかわいそうだが、
仲の良い田舎のご夫婦が喧嘩をしてまで自分の湯呑にしたかった織部流しの湯呑はなんと幸せな事だろうと!!
それを作った私も幸せであった。そして同じ織部流しをもう一度作って差し上げようと決めたのです。

私もこれまでヘタクソながらにいろんな人にプレゼントしてきた。
「ありがとう」と興味のない人もいれば、気に入って喜んで尋ねるたびにそれを使い続けてくれてる人もいる。

しかし喧嘩までして奪い合って頂いたのは初めての事で、私は素直にうれしかった。





最後にゴリさんが言ったのだが、このご夫婦奥さんの方が旦那さんより強いらしい。
そして焼酎が大好きらしい。

よし、同じ織部流しで焼酎のお湯割り、水割り、ロックと何でも呑めるビアマグ風の少し高さのあるものを作ってやろう。
そしてあの織部流しを御主人に取り戻そうと決めたのでした。

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ワラ灰オタク、ベビーバスまで持ち出す・・水簸作業第2弾

2007年01月15日 | 釉薬



上記写真は、すでに昨年10月中旬に開始した最初のワラ灰の水簸作業分で、すでに3ヶ月が経過しようとしている。
10日おきに上水を抜き交換しているが、未だにヌルヌルが取れない。

先週金曜日にいつもお世話になっているゴリさんが畑で燃やしたワラ灰をまたまた届けてくれた。
その前にもまだ水に浸していないワラ灰がビニール袋(大)に2袋もらってあったので、先のことを考え、
この際、まとめて水簸しようとポリバケツの45ℓを2個買ってきた。
いざ、ワラ灰を移すと以前の2袋で2個使ってしまった。
そこで思い出したのが、娘が使っていたベビーバス、どこかにあるはずと探す事1時間、
今回頂いたワラ灰を入れるが半分も入らない。庭の水撒き用に使っていたポリバケツも代用してなんとか解決

結果、水簸作業第2弾として新たに3個のポリバケツと1個のベビーバスのアクヌキ作業を始めることになった。





丁度、そんな折、だいぶ前に「見つけてくれ」と長男に渡しておいた本のタイトルのメモを頼りに
当地の図書館でだいぶ苦労して見つけてくれた。
図書検索にもかからなかったらしく、地下倉庫(民族資料館?トカナントカ?)まで行って見つけたとか、
長男坊も図書館の職員さんにも、ありがとう

写真両脇の2冊は新版と旧版で内容は同じもの。真ん中の本はほんとはタイトルに
「続」がついたものが釉薬の教科書、
でもこの本も手びねりの勉強が出来そうで役に立つ。
この本を紹介して下さったのは、私の自作釉薬の先生「junさん」です。

私にはチョット難易度が高そうな教科書ですが、せっかくの師匠のご紹介、ここは少し頑張って勉強しないと、
次のテスト(コメントのやり取り)でばれちゃいます。頑張ります。

・・・と言う事で下がりっぱなしのテンションもすこしずつ回復してるのかな



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晩秋のZOO-バイオパーク (4) 

2007年01月12日 | Photo Album

訪れたのは、数年ぶりに赤ちゃんが生まれたと言う新聞記事を見てまもなくであった。

そのせいか、今回の一押しは「ミーアキャット」、海の向こうから来たネコとの意味らしいです。

エサを食べる時は一匹が必ず見張りに立つそうで、その動きが面白く機敏で私を惹きつけました。
天敵から身を守る、簡単な自然の法則なんでしょうが、視覚、聴覚がずば抜けているんでしょうね。

子供が生まれたために、カラスから襲われるのを防ぐため、すじ糸が張られていますが、
襲われない大きさに育ったらすじ糸は外されるそうです。

面白いなーと思ったのは、みんなで一緒に同じ方向をじっと見ている時は、
遠くに飛行機が飛んでいることが多いそうです。

是非、今度そのシーンに遭遇してみたいものです。

そういえば、我が家の息子達も授業中じっと飛行機を見ているって話してました。
空襲警報などすでに知らない世代、敵だと思っている訳ではなく、あれに乗ってうるさい親父の居ない
「どーこーか遠ーくーに行ーって見たい」とでも思ってるのでしょうか??







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自作釉コーヒーカップ

2007年01月10日 | 陶芸作品

前回の1月3日の記事にもテストピースと作品を載せたが、同じく直接作品に自作の黄瀬戸を掛けてみた。

前回の湯呑は五斗蒔白土、今回は皿山白土、自作の黄瀬戸釉に織部を流してみた。
織部を流したため、本来の黄瀬戸の部分が狭くなんとも中途半端な作品になってしまった。

年末の焼成の作品を掲載しているが、それ以来、土にもロクロにも触らない日々が続いている。
やはりこの寒さと水の冷たさがテンションをさげているのか?
しばらく無理をせずに自然に意欲が出てくるのを待つしかないようだ。

昨日、友人のゴリさんから「ブログに元気がないようだが、大丈夫か?」とのメールを頂いた。
ご明察に感服!!すると共に、私のことを気にかけてくれる友に感謝!!



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晩秋のZOO-バイオパーク (3) 

2007年01月05日 | Photo Album


初春に何故、晩秋かと不思議に思われる方は(1)をご覧下さい。

タイトル写真と下の写真はご存知プレーリードッグ。リス科の動物だけあってその姿は愛くるしい。



人のいいおじさんみたいな風貌は「カピバラ」人なつっこくなんとも愛嬌がある。
おじさんもこうなりたい。
ここはカピバラの飼育数では日本一だそうだ。



ちょっと動きや反応が早く、いっせいに同じ方向に動く、「アカハナグマ」
特徴は体長の半分もある横縞のある尻尾だそうだ。アカハナ・グマならクマの一種になるので、
アカ・ハナグマ、くれぐれもご注意を!!との事。



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自作釉のテストピースと作品

2007年01月03日 | 釉薬

新春第一弾はやはり陶芸関係記事から出発しよう。
昨年12月9日の記事「釉薬原料の調合」のなかで調合した藁白釉のテストピースが
昨年最後の本焼きで焼きあがったので掲載する。
L型テストピース(黒泥土)の上段は二重掛け、下段は一重掛け、流れたのか大きな違いはない。
豆皿(信楽赤土)には筆で塗ったような記憶が・・・
とりあえずは既製品並みの白濁が出たので安心したのだが、これから天然ワラ灰を使って、
追求していく「揺らぎ」はまだ出ていない。・・・・新年早々、贅沢言うな!!

12月9日時点ではこの3種類の釉薬原料では藁白釉しか出来ないと思っていたが、
私が持っている弁柄を加える事で黄瀬戸釉ができる事を釉薬の師匠に教えていただいた。
せっかくなのでテストピースではなく直接作品で試してみたのが下の写真。
模様が出ているのは筆で鉄赤を重ねた部分だ。



と言うわけで昨年は多くの方の励ましやご教示のコメントを頂いて何とかここまで来ました。
今年も引き続きお付き合い頂き、多くのことを教えてください。

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