「男の隠れ家ー陶酔庵」日記

いろいろあってまだ生きてます。世捨て人を気取りながら、その高みにはほど遠い俗世の世迷い人生、命だけが通り過ぎてゆきます。

定番のブルー・・・カップ2品とぐい呑み2品

2008年06月30日 | 陶芸作品


最初にこのブルーに出会ったのは、黒陶土で作ったこの小鉢。釉薬はこまち糠白釉。
陶芸教室時代からブルーを追い求めてきた私にとって驚きのブルーだった。
そしてつい先日、友人からの5個組の注文も試行錯誤を経て何とかこなした。



今回、量産体制??に入ったのは「勘違いから生まれたカップ」。
何回挑戦してもロクロの苦手な私には同じものができない。まだ本焼きが済んでないものもたくさんある。
今回は先日の5個組の注文と同じ黒泥土。
重なりの部分だけは、失敗の教訓を生かし、サンプルよりも上手くいった。








サンプルとはいよいよ形が違うが・・・まー、いいか。ここが土素人の甘え。
注文だと、こうはいかんぞ~~~!!とどこからか声が聞こえる。だいぶ遠い。





続けて小ぶりのぐい呑みを2品。








記念?に先日の刷毛目タタキ丸皿と小鉢のスリーショット。



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8 コメント

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あいかわらず~ (維真尽(^.^))
2008-06-30 12:40:24
いい味出してますね

ある人の作品
最近見たんですが

技術よりは 心だという
奇をてらう風潮 
どうなんだろう と

造形といいますか土をこねることが
一番大事だと仰る

とにかく 古来のものをよくみる事が大事だそうです 
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Unknown (karwen16)
2008-06-30 20:15:06
黒泥土に糠白ドンドン進化している感じです。
カップいいですね。このカップに黒泥土(カップの下半分)のソーサーセット,粋ですね。
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うひゃひゃ (jun431)
2008-06-30 23:28:56
このぐい呑みが我が手にあるなんて・・。
今も眺めてますよ~!
日中と電灯光では、ブル-が違ってみえます。
黒泥土、やっぱり買いですね。
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Unknown (toki)
2008-07-01 07:30:54
ここってギャラリーなんですか?
センス良くなされていますね
とってもいい器
いつ見てもいい色
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維真尽さんへ (ansyu)
2008-07-01 18:27:36
ありがとうございます。

古来のものをよく見ることによって、しっかりと基本を身に付けなさいと言うことでしょうか。
ひとつのことに打ち込んで到達した人からは、含蓄のある言葉が聞けますね。

今から陶芸家を目指す若い人にはありがたい言葉も、高齢で始めた私には技術も心も育ててる時間も体力もないし、こうなりゃ、奇をてらうしかないやって気持ちもありますね(爆)・・・反省・・・
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karwen16さんへ (ansyu)
2008-07-01 18:34:59
いつもそうなんですが、自分が使うものしか頭に浮かびません(笑)
我が家ではソーサーなんて使わないのでいつもカップだけ。
人が何を求めてるのかを少しは意識しないといけませんね。
先生の最後の写真を参考に挑戦してみましょうかね。
粋なんて言葉にアッシは弱いんでスヨーーー!!
江戸っ子じゃないんですがね。
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jun431さんへ (ansyu)
2008-07-01 18:42:20
一年遅れのお返し、喜んで頂いてうれしいです。
お酒を手のひらに載せてぐい呑みにコネコネ擦り込むと
ぐい呑みが育つそうですよ!唐津焼の愛好家の話ですが(笑)
黒泥土は波佐見の問屋さんで黒陶土が切れていて購入したのですが
黒陶土のほうがもっと目が細かくいいかもですよ!
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tokiさんへ (ansyu)
2008-07-01 18:49:14
始まる前は随分緊張されてた陶芸祭、本当にお疲れ様でした。
ギャラリーなんてとんでもないですよ(笑)
たたみ6畳の自称工房です。
最近、出窓に飾り棚作り、拙作を並べてますが、誰も見に来ません。
たまに友人が出入りするだけですよ。
写真は古布とアイビーと流木の撮影セットです。
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